私の人生を変えた猫~その2~
なかなか筆がすすまないブログですが。。。そう言えば、数日前、このブログへのアクセス数が1000近くになっていました。ほぼ更新していないのに。日頃のアクセス数は200ちょっとなのです。なんでだろう?と考えたすえ、恐らく最近起きた悲惨な事件のことを検索していた人が「猫」というキーワードでこのブログに辿り着いたんだろうなと思いました。猫を巻き添えにしないでほしい、猫に罪はないんだから。それでは。今日も前回に引き続き私の人生を変えた猫のことを書きます。堕胎手術を受けさせた猫は外に逃がしました。所謂リリースです。その時の私にはそうするしかありませんでした。私はその猫に「いち」という名前をつけました。人生で初めて野良猫を捕まえて避妊手術を受けさせて、リリースした猫、一番最初の猫だから「いち」。それから先、「いち」のことを「いっちゃん」と呼びながら、毎日毎日お世話をしました。お世話をすると言っても私が借りてる駐車場でのこと。リリースしてから約1年たった頃、マンションのエントランスに「野良猫にエサをあげないで」と貼り紙が出されました。当時の私は猫を保護する術を知らなかったし、家族の同意も得られなかったし、もうノイローゼになりそうでした。毎日冷汗をかいて、ストレスで耳も聞こえづらくなりました。でもいっちゃんは毎日駐車場に居ます。当然ですよね。お腹が空いているんだから。行くところがないんだから。私の家に入れてあげればいい、そんな簡単なことが当時の私には出来なかった。エントランスに貼り紙をされたことでマンションの住民の目は一斉にいっちゃんに向けられました。私がいっちゃんにしたことが、いっちゃんの居場所をなくすことになったのです。もうエサをあげることをやめようか、そう思いました。そうすればいっちゃんはどこか別のところに行くだろう。どこか別のとこ?そんなのない。お腹がすいて、彷徨って、車に轢かれるか、野たれ死ぬか、心無い奴に虐待されるか。いっちゃんを動物病院に預かってもらうことにしました。その後、家族に頭を下げ、しばらく家に居てもらいました。いっちゃんには無事に里親様が見つかりました。いっちゃんは新しいお家に馴染むのに凄く凄く苦労したけれど、里親様の努力で徐々に馴染んでいきました。可愛い可愛いいっちゃんは「マロン」という名前をもらいました。マロンちゃん、10月2日に亡くなりました。私はマロンちゃんが居なかったら猫を保護したり里親を探したりしてなかったと思います。マロンちゃんが居たから、わずかながらお外の猫を助けることが出来ました。ここ最近、こんなに泣いたことはありませんでした。里親様、マロンちゃんのことを大切に育ててくださってありがとうございました。マロンちゃん、大好き。ありがとう。また会おうね。