2007/10/15(月)22:36
最近の保護者
運動会とか、園の行事のときに感じること。
それは、保護者のマナー。
うちの園はさすがに、深夜から場所取りのために並ぶなんてことはないものの、やっぱり私たちが1時間目に会場入りしたときにはすでに並んでいる人はいる。すごい意気込み。
うちの園は会場となるグラウンドの電源の位置(スピーカーをつなげるため)と、トイレの位置(園児がトイレに近い場所を選ぶ)の関係で本部と、子どもの観覧席が並行に並んでいて、本部の対面に保護者席がある。そのため子どもの演技は本部を正面として行うので、たしかに保護者席からは見難い位置。
みんな本部のなかに入りこんで、写真&ビデオに必死になる。もちろん、子どもが座っている場所でもおかまいなしで、入り込んでくる。カメラやビデオのレンズ越しじゃなく、自分の生の目でしっかり見て欲しいと私たちはおもうけど、お知らせなどにも載せて協力を仰ぐけどなかなか難しいみたい。
演技している子どもをとりたい気持ちはわかる。でも、それには会場の作り以外にも訳がある。5歳児くらいになると、「みられている」ということでがんばれるこもいるんだけど、そろは5歳児の中でもごくわずか。保護者の目を意識しないでできるように、あえて保護者席を正面においていない。
いままでがんばってきた成果を十分に出して欲しいし、普段の様子をみてもらいたいから・・・・・。
それが2歳児クラスなど乳児のクラスはとても重要なことになる。なぜなら、子ども達は保護者の顔を見ると寂しくなって泣いてしまう。
「おかあさんの顔はみえるのに、側にいけない」という状況が子どもにはとてもつらい。
だから、私たちは「お顔を見せないようにして」とお願いしている。それでも、保護者席にいる親を見つけるくらい子ども達は目がいい。
私たちは、なるべく保護者席に注意がいかないように、話をしたりいろいろ工夫をする。
でも、わざわざ待機席に写真を撮りに来たりされると、もうお手上げ。
写真やビデオに振り向かせたいから、声をかけるから気がついてしまう。ひとしきり、映像を残すと「じゃあ、がんばって~~~」とまたどこかへ・・・・・。こどもの集中力もどこへやら・・・・。
お知らせとかしっかり読んでくれて、守っている親もいるんだから、マナーとして守って欲しい。こどもたちの一番いいところを見せてあげたいとおもうからこそのお願いなんだから・・・・。
親は守っていても、おじいちゃん、おばあちゃんにまで伝わっていないことも多い。
入場者を把握するために、事前に確認させtもらってお知らせ配布してるんだから、目を通して参加して欲しいと思うのでした。
でも、泣いたり飽きたりしてきた子ども達に(2歳児には見ていても理解できないルールの競技もありますから・・・・)活躍したのが「手袋人形」
じつは、これはお土産でいただいたもので、本当は体を洗うようの手袋。5本指が入るようになっていて指に動物の人形がついているもの。見た瞬間に「園で使うのに、いいな~~~」と思っていました。
これを私が手にはめて、♪おはなしゆびさん♪の手遊びの歌詞を変えて遊びました。これなら、うろちょろしないし、じっとこっちを見てくれるし、ないていることも忘れてくれたりするから、大助かりでした。
お土産は3つもらっていて、それぞれ「うし」「ひつじ」「ひよこ」。担任も3人だったのでそれぞれ、近くの子ども達に見せてあげれて重宝しました。
これからも、活躍しそうです。