中之島公園の猫たち-SAVE THE CATS IN NAKANOSHIMA PARK-
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中之島タキシード
大阪・中之島公園から我が家にやって来た元野良猫タキシード。 彼女が工事で閉鎖中の公園に取り残された仲間を救うために、ブログを立ち上げました。 すべての猫たちが救われますように!
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以前、日記でご紹介した 「動物愛護週間制定60周年記念」切手 「切手作画用写真の公募」に張り切って応募した第二秘書 しかし… 結果は見事落選
「タキシードが協力的じゃないからだ」 『腕が悪いんじゃないの』 「…」 その後、優しい友人Nさんが 落選写真を使って切手を作ってくれたので とても喜んでいたのですが…
いよいよ、その注目の切手が 平成21年9月18日(金)~平成22年3月17日(水)まで全国発売されます それも、何と… 念願の寄付金付き 50円切手に5円の寄付金付きで、売価は55円 1シートに10枚の切手ですから 1シート購入に付き、50円の寄付金 今回の発行枚数は、100万シート 完売すれば合計5000万円の寄付金が ”「お年玉付郵便葉書等に関する法律」第5条第2項に定める 社会福祉の増進等を目的とする動物との関わりを持つ事業に助成する” と、いうことになるそうです
「その”動物との関わりを持つ事業に助成する”って、具体的な内容は」 「それはまだわからない…」 初めから、寄付金付きで発売する予定だったのかどうか そこは定かではありませんが 結果として、とても嬉しいことです 全国の小さな命を守るために使うには 5000万円は、僅かな金額なのかもしれませんが… 動物愛護のために使用されるなら大歓迎 公募で落選したことも水に流して 秘書たちは、張り切って買うつもりでいます
今回の切手発売だけではなく いろんな分野で動物愛護の取り組みが広がっていくことを期待したいです 意識の部分でも、もちろんですが やはり大きな問題は、財源を確保していくこと 国も各地方自治体も、動物愛護の取り組みを行ってはいますが 大不況のあおりを受けて、どこも赤字続きの財政難 ”市民生活のことを考えるのが精一杯で、犬や猫まで手がまわらない” そんな意見が聞こえてきそうです ただ、そんな苦しい状況だからこそ いろんな分野の、いろんな立場の人たちと 手を組んでいけばいいのではないでしょうか こんな不況だからこそ CSR事業で世間へのアピールを考える企業もあるでしょう 個人での限界を抱えて、活動していたボランティアなら 協力しあっていくことで、効率の良い活動ができるかもしれません そして、その取り組みで成果をあげることができれば 国や地方自治体の負担も軽減されるのではないでしょうか
もし仮に、動物たちの明るい未来を望む人がいるとして 自分でも何か役に立てることができれば… そう考えていたとします ただボランティアに参加したり、自宅に犬や猫を迎えたり 実際に活動するのは難しい だから結局、どうすることもできないまま… そんな人たちは、実はすごく多いです だからこそ、もっと簡単に 誰もが無理することなく、生活の中で普通に参加できること 今回の切手のように 必要なものに、寄付金がついていたり 動物愛護宝くじが発売されたり 身近に感じられるもので ダイレクトに役立てる方法があったとしたら… きっと今より、状況は変わるでしょう ”動物愛護”という言葉が、決して特別なものではなく ごく当たり前に受け入れられるはず… 自分の生活とかけ離れた遠い場所から どんなに声を嗄らせて叫んでも、誰も立ち止まってはくれません 自分の生活のそばにあって、とても身近なところからなら 小さな声で囁いても、しっかりと耳を傾けてくれるものなのです
”税金を猫のために使うなんて” 「猫の部屋」の活動をはじめてから たまに、そんな意見を耳にするようになりました 国や地方自治体の動物愛護の取り組み… 猫が嫌いな方には理不尽なことなのかもしれません ただ、野良猫が少なくなればどうでしょう 毎年、猫たちが処分されるのにも莫大な税金は使われていますから その数が増えないようにして 1匹でも多くの野良猫たちに、新しい未来を見つけることができれば 必ず状況は変わります そして、税金が必要最小限なものになればどうでしょう きっと、そうできるような世の中に変わっていけば 猫が嫌いな方にとっても、いいことなのではないでしょうか そんなシステムを築くこと それが必要なのだと強く思っています
野良猫のTNRや保護活動は 猫が好きだからやっていると思われがちなのですが それだけではありません これ以上、不幸な命を増やしたくないから… 野良猫と一括りにして呼ばれる猫たちをなくしたいから… 誰もがそう願っているのです そして… 一代限りで終わる命だからこそ 今生きている命を大切にしたい そう考えていることも 何があっても頑張っていける、大きな原動力なのです
「しかし、そもそも税金の使い道については…」 「うん、私たちにだって、実は山ほど言いたいことはある」 総選挙も迫り、賑やかな街角 立候補者の方々に、一度聞いてみたいものです 「ところで、ここにいる猫たちについてどうお考えですか」
「中之島公園の猫たち」nekomat@nifmail.jp ***************************************
この切手の寄付金で、少しでも多くの命が救われますように… 誰もが、ごく当たり前に意識を持ち すべての小さな命の存在を大切にできるようになるには まだまだ時間がかかるのかもしれませんが… 少しの発想の転換で、何かが一気に変わるかもしれません ただ、それは市民だけで出来るものではありません 世の中のシステムを作る方たちには みんなが第一歩を踏み出しやすい環境作りをお願いしたいものです ランキング参加中!ポチッ、ポチッ、どうか応援してください。
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