中之島公園の猫たち-SAVE THE CATS IN NAKANOSHIMA PARK-

2010/01/15(金)05:35

野良猫との距離

動物愛護(125)

[野良猫] ブログ村キーワード 今日は、仲間たちのことを 書こうと思っていたのですが… ブログの掲示板に こんな書き込みをいただいていることに気づきました きっと、目の前の猫たちに 何ができるのかを真剣に考え そして、迷っておられるのだろうと感じました そのまま、お返事を返そうかと思ったのですが 実は同じような内容の質問は よく、メールなどでもいただいていました きっと、他にも 同じように考えたり、迷ったりしている方は たくさんおられるのかもしれない… 今日は、日記でお返事を書かせていただきますもし良ければ、皆さんも一緒に考えてみてください ご意見などもいただけると嬉しいです 1月12日 鈴無しさんから はじめまして 最近、野良猫に関して興味がありまして 色々探しているうちに、こちらにたどり着きました。 田舎の町なので、町を歩いていると時々野良さんを見かける程度で この寒い中、野良を見ると忍びなく 上から目線ですけど、なにかかまってあげたくなります。 エサをあげたりするというのは 周辺に住んでいる方との軋轢を生む可能性があるので、していないのですが その場合、まずどうやって野良さんとの距離をちじめればいいのでしょうか? 何もしなくても、擦り寄って触らせてくれるおそらく元飼い猫さんもいれば 一定の距離から全く近づけないのまで、様々なので もし教えていただけるなら助かります 鈴無しさん、はじめまして コメントをいただき、本当にありがとうございます お返事が遅くなって申し訳ありません この寒い中、お外で暮らす猫さんたちを見て 心を痛められた鈴無しさんのお気持ち、よくわかります 暖かい時期でも、お外に暮らすということは 危険も多く、厳しいことばかりです ましてや、野良猫たちにとって 凍えるほど寒くなる冬は、一年でいちばん厳しい季節… 小さな子供たちや病気の猫たち、高齢の猫たちの中には 命を落とす者たちも多いのです通り過ぎる人たちの中で、ほんの僅かでもいい… その存在に気づいてくれる人がいれば ほんの少しでもいい… 温かい手を差し伸べてくれる人がいれば 救われる猫たちも多くなるかもしれない… いつも、私はそう考えています ですから、鈴無しさんが 何かをしたいと考えてくださったこと とても嬉しかったです距離の縮め方については いろいろと具体的な方法はあるのですが… その前に、もうひとつだけ 考えてほしいことがあります どこまで距離を縮めればいいか… それは、どこに目標を置くのかによって 変わってくるものだと思うんです まずは、鈴無しさんが可能だと思われること どこまでなら、猫さんたちに対して出来るのかを 具体的に考えてみてはいかがでしょう もちろん、それに伴う問題も含めて 対応できるかどうかを考えることも大切ですね 大きなことじゃなくてもいいんです 小さなことだったとしても、続けていけること 何かあった時には、ちゃんと対応できること… そこが定まったら、あとはひとつずつ クリアしていけばいいのだと思います 人慣れしていない猫たちだったとしても 一度、鈴無しさんのことを信用したら きっと彼らは、何があっても 鈴無しさんのことを待つようになります だからこそ、野良猫たちとの距離は 自分にしか決められないことなんです 今の野良猫たちを取り巻く状況は すでに個人だけの力では 支えきれないほど大きくなりました ただ、だからといって 誰もが、何もしなくていいとか もう考えるのを諦めてしまおうとか そんな風潮にはしたくありません 目の前にいる野良猫たちのために出来ることは 実は、すごくたくさんあります 引き受けられることを考えて 第一歩を踏み出してくださいね 「自分に出来ることから始めたい」 そう考える人たちが増えていき 自分が出来ることをやりながら 様々な立場の人たちが一緒になって しっかりと協力し合って 野良猫たちの命を考えられるようになること… そんな世の中に変わることが 私の願いです お役に立てないかもしれませんが 具体的な目標が決まれば いくつかのアドバイスは、できるかもしれません 鈴無しさんが「何かをしたい」と考えてくださった気持ち 応援したいと思っています どうか頑張ってくださいね 「中之島公園猫対策協議会HP」へ      「中之島公園猫対策協議会HP」 info@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nekomat@nifmail.jp 「何かをしたいけれど、自分には無理だ」とか 「つらくて悲しいことばかりなんだろう…」とか イメージだけが先行して、躊躇される方も多いのだと思います 以前、「中之島公園の猫たち」の始まりについて書きましたが やれることは現場でお世話することだけではありません 応援してくださること、現状を誰かに伝えていくこと 行政に意見を送ることや署名や投書、おかしいと感じたら訴えていくこと… 自分が出来る範囲で構いません 気づいたことを行動に移していくことが何よりも大切だと思います 誰もが、その気持ちを持つことが出来れば きっと何かが変わるはずです みんなで一緒に頑張っていきましょう ランキング参加中!ポチッ、ポチッ、いつも応援ありがとうございます。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る