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テーマ:猫の病院(1)
カテゴリ:日常生活
こんばんは 第一秘書と第二秘書です 昨日、土曜日 予定が一つ延期になって 猫たちとまったり過ごそうと思っていた昼下がり 思ってもいないことが起こりました 思い起こせば 朝ごはんを食べなかった猫が一匹 普段から偏食で 気に入ったものしか食べないことは 多いのだけど… 「ほら、ルナの好きな缶詰だよ」 「うーん、どうしたのかな…」 普段なら、絶対に食べるはずの缶詰をあけたのに 見向きもせず いつものように甘えには来るけれど なんだか様子がおかしい… とにかく、少し時間をおいてから 何か食べさせようと朝の作業に入りました そして、お昼過ぎ 第一秘書が大部屋で作業していると それまで甘えていたルナが 突然、部屋の隅に行って吐き戻しました この時期、吐き戻す猫は多いのですが ルナは、そこまで頻繁に 吐き戻す猫ではありません それだけでも、やはり 様子はおかしかったのですが… 「ああ、大変だルナが」 「どうしたの」 ルナが吐き戻したものを見て 第一秘書が叫びました 隣の部屋で作業していた第二秘書が 慌てて様子を見に行くと… そこには、少し泡立った いちごシロップのような液体 明らかに血液が混じった赤い色でした 吐き戻した後、棚の下に隠れて 後ろを向き、蹲ってしまったルナ その様子を見て 急遽、病院へ連れて行くことにしました 人馴れしていて大人しいルナだから すんなり洗濯ネットをかぶり キャリーに入りました それでも、少し不安そうで もぞもぞ動いたり、後ずさりしたり… 「ルナ、大丈夫だから」 「ちゃんと診てもらおうね」 洗濯ネットの上から 何度も背中を撫でて声をかけました 車の中でも、病院の待合室でも ルナは、とても大人しくしていました 体温測定、口の中の診察 前から悪かった目も診てもらって… 病院の診察台の上でも 静かに言うことを聞く賢いルナ 「ルナちゃん、偉いねぇ」 「ルナちゃん、賢いねぇ」 何度も先生に褒められて 頭や背中を撫でられているうちに ルナは、少しずつ得意気な顔に 「中之島の子を連れてきて、先生に褒められたことなかったもんね」 「うん、洗濯ネットから顔を出すって、もう大乱闘覚悟だし」 秘書たちがそんなことを話していると ルナを保定して下さっていた先生は 振り返って苦笑い そして、血液検査のために採血 もちろん、大乱闘などなく 洗濯ネットから顔を出し 先生に撫でられながら採血されるルナ しかも、右腕を伸ばして まるで人間のように… 「先生、猫って腕から採血できるんですね」 「うん、初めて見ました」 そう、今までなら どの子も足から採血していました しかも、先生も私たちも かなりの覚悟で保定しながら… 「でも、馴れてる猫でも賢い子じゃないとできないですよ」 先生は、ルナを撫でながら そう言って笑っておられました 血液検査では、全くの異常なし 診断の結果、血液が混じったのは 口の中の炎症が原因であろうとのこと 前日、金曜日の夜には 普段通りに、ご飯を食べていたらしいので たぶん、夜中の間に 何らかの拍子で傷になり 出血してしまったのでしょう どうやら、口の中で出血してから ルナは、水も飲めなかったようです そのため、嘔吐止めの薬と抗生物質の注射 リンゲル補液もしてもらいました 病院に来るまでに、二回吐き戻していたため 念のため、しばらく様子を見てから 口内炎の治療をすることになりました 「よし、帰ろうか」 「よく頑張ったね」 そう言ってキャリーの扉を開けると ルナは自ら、中に戻っていきました 大仕事を終えて「猫の部屋」に戻ったルナは さすがに疲れたのか爆睡 そして、目が覚めてから ちゃんとご飯を食べてくれました 注射のおかげで、少し楽になったのか それとも、先生に褒められて 嬉しかったからなのか… その後もルナは 何だかいい顔をして眠っていました 「ルナ、ほんとに偉かったよ」 「口内炎の治療もがんばろうね」 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp ツイッターをご覧いただいた皆さんへ 昨日は、靴下やらタオルやらの写真ばかりで 申し訳ございませんでした 予定外にバタバタの一日でしたが ルナはご機嫌にしていますので、どうぞご安心くださいね 猫ボランティア・保護活動ランキングへ 人気ブログランキングへ ブログランキング参加中ぽちぽちっと応援いただければ嬉しいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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