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テーマ:猫の気持ち(26)
カテゴリ:野良猫
6月になりました 季節は、すでに梅雨 公園では、バラの季節が終わり 片隅に咲くあじさいが ひっそりと色づいています またもや、二週間も ブログを放置していた秘書たちに いろいろ言いたいことはあるのですが… 「ぐっ…」 「うぐっ…」 もう、いいです こんな鬱陶しい時期に 小言を言うのも疲れますし 「なんか少し命拾いした気分だけど…」 「何も言われないのも…逆に怖い」 更新されていないのに 毎日、ぽちぽちっ応援に来てくださった皆さん 本当にありがとうございます 「いつもご心配をおかけしてすみません」 「また少し、バタバタしてました」 ほんとにまったく… 当てにならない、おバカな秘書たちですが どうか許してやってくださいね 梅雨入りする前の数日間 ものすごい暑さが続きました 「6月入ってすぐ、京都の最高気温36℃だったよね」 「あれ、なんだったんだろう…」 そういえば、あの日 我が家では、まだフィルター掃除が終わってないとかで エアコンが使えなかったのです しかも、夜まで家族全員留守 これもまた、あてにならない おバカな秘書たちが怠慢したせいだという… 「いや、まさか一気にあんなことになるとは…」 「そうだよ、まだ6月なのに」 さすがに心優しい私でも あの日は、秘書たちに殺意を覚えました それくらい暑かったです 「す、すみません」 「もう、準備万端ですから」 いいえ、もういいです あれから気温も平年並みに戻りましたし 夜になると、まだ猫には 少しだけ肌寒い日もありますから 「しかし、なんか毎年、暑さも寒さも極端になって来てるね」 「もう、四季なんて言葉なくなるかもよ」 確かに、こんな中途半端な時期に 家の中にいても暑さや寒さを感じるのだから… 過ごしやすいと思える日は どんどん減ってるような気がします 今でこそ、気温や天気ひとつで 秘書たちに文句を言ったりする私ですが… 昔は、暑くても寒くても 雨や雪が降っても、台風もカミナリも 仕方ないんだって思ってました 外で暮らしていたら 天気に文句を言ったって どうしようもありませんから… 「猫の部屋」にいる仲間たちだって もちろん同じです 暑い日には、日差しを遮る 木陰で過ごしたり 寒い日には、風の当たらない場所を見つけて もぐりこんだり 雨に濡れたこともあったし 時には、台風やカミナリが怖くて 眠れない夜もあったけど… 暑くもなく、寒くもなく 穏やかな天気の日が巡ってくると ほっと息がつけました ただ、それだけのことで 幸せを感じていたと思います 「そっか…」 「そうなんだ…」 だから、今 秘書たちが怠慢だとか文句を言うのは 贅沢なのかもしれませんね 仲間たちだって 今は、暑くても寒くても 大雨やカミナリでも怯えることもなく あんなに穏やかな顔で 熟睡できたりするんですから… 「なんか、そんな健気なこと言っちゃうんだ…」 「そんなことないっ贅沢なんかじゃないよ」 そうですか 結構、贅沢なこと言ってませんか 元野良猫なのに… 「だから贅沢じゃないって」 「それって、ほんとは当たり前のことなんだよ…」 そうですか… そうなんですね… じゃあ、これからも ちゃんと、私や仲間たちのこと守ってください もう、あてにならないなんて 言わせないでくださいね この私に… 「へっ」 「は、はい…」 じゃあ、とりあえず 仲間たちからの伝言だけ伝えますね これから暑くなりますから 仲間たちのご飯は考えて出してくださいって それと、暑くても おやつは食べられるそうですよ 「…」 「おや…つ、別腹…」 あ、あと、ちゃんとブログは 書いてくださいって 毎週、いろんなネタ提供してた仲間たちが 少しお怒りでしたよ 「…」 「どこに、健気…な猫がいる」 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp この春も、また多くの子猫が誕生しました すでに保護されて、幸せをつかんだ子もいれば 命を落としてしまった子もいる… 毎年、出産の時期を迎えると 複雑な思いがこみ上げてきますが… 春と秋、外で生まれた子猫たちは それぞれ夏と冬、厳しい季節に向かって成長していきます どうか、せめて… 天気だけでも、成長していく彼らに 優しくあってほしいと思います 猫ボランティア・保護活動ランキングへ 人気ブログランキングへ ブログランキング参加中いつもたくさんの応援をありがとございます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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