中之島公園の猫たち-SAVE THE CATS IN NAKANOSHIMA PARK-

2016/03/02(水)01:24

卒業したいもの?

日常生活(507)

3月に入りました そろそろ、桜の開花予想だとか ちらほらと春めいたニュースも 聞こえてきましたね やはり、2月と3月では 不思議と気分が変わるものです ただ、今朝の京都は 雪がちらついて寒かったのですが… 「そういえば、今日が卒業式の学校も多いんだよね」 「高校とかそうかな」 遙か彼方、銀河系より遠い昔に 卒業式を終えた秘書たちには すでに曖昧な記憶となっていますが… 「おいっ、ちょっと待て、覚えとるわっ」 「銀河系より遠いって…」 若くて、初々しい皆さんは 終わってしまう生活に切なくなったり 4月からの新生活にドキドキしたり 期待とか不安とか いろんな思いを胸に 卒業式を迎えられたことでしょう 「今、卒業したいものってなに」 「うーん、そうだね…」 卒業したいもの 私や仲間たちだったら なんでしょうね… 病気と闘ってる子は やっぱり病気から卒業したい どこが悪くてもしんどいし 元気にご機嫌さんで過ごせることが やっぱり、いちばんだから 私も目薬からは卒業したい… あんな恐ろしいものは もういりません あ、あの偉大なる仲間が ボス猫を卒業したいとか思ってたら どうしよう… そんなことになれば 「猫の部屋」を揺るがす 一大事です 何があっても 阻止しないといけません けど、あの仲間なら おやつ券とか、なでなで券とかで 買収できるかもしれないから… よし、秘書たちに命じて 今から根回ししておくことにします そういえば、この前 茶白の長男が『子育てに失敗した…』とか 言ってたらしいけど… もしかしたら 長男を卒業したいとか 言い出すつもりじゃないでしょうね 長男を卒業とか無理なんだけど あの子なら言いそうだし… どうやら原因は 末っ子の問題行動 ずっと、親代わりだった長男としては 今の末っ子の態度がショックなんでしょう 茶白の末っ子、ダイ 見た目は、悩める長男と同じく 優しい色合いの仲間です しかし、天然系の長男とは違い ダイは、かなりのヤンチャ 加えて、意地っ張りで なかなか素直になれなくて どうもイライラしてしまうようです ダイのイライラの原因は… ここに来て 隣の部屋に暮らす仲間の中で 怖がりや人見知りを卒業し 甘えるようになった子がいること 今までの反動からか まるで、中のひとが変わったように ガンガン愛情をぶつけてくるのです これには、秘書たちも タジタジですが… どうやら、ネット越しに その様子を目撃して ダイは衝撃を受けたようです しばらくは、ネットに張りついて 中のひとが変わった仲間を見ながら かなり文句を言ってました 『うらぎりものーうらぎりものー』 どうやら、秘書たちには そんなふうに聞こえたとか… その後、毎回 文句をいうことはなくなりましたが やはりネットの向こう側から じーっと恨めしげな視線を送っては… 自分の中のイライラを なぜか長男にぶつけるのです まるで反抗期の子供 時々、真ん中の茶トラが 叱っているのですが… ちゃっかり者の真ん中は 何事にも動じないマイペース のほほんとしたタイプですから ダイの反抗、いまだ止まらず こうして、長男の苦悩は 現在進行形となっているわけです ただ、ざっくりと説明するだけでは 末っ子ダイが、とても悪いヤツのような話に なってしまうのですが… ダイは、ダイなりに 悩ましいんだと思います イライラするのは 素直になれない裏返し 本当は、隣の仲間たちのようになりたい 素直になりたい... それは秘書たちにも ちゃんと伝わっています しかし、だからといって… 両手を大きく開いて 「おいで」と言われても 膝をポンポン叩いて 「乗ってみろ」と言われても… いきなりハードル上げすぎなんですけど とにかく、ダイには そろそろ意地っ張りを卒業して… 新しい世界に飛び出してほしいです 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp 「あっ、卒業したいものあった」 「なになに」 「宝くじ当てて、仕事を卒業したい…」 「うん、それいい」 初々しさのなくなった秘書たちなんて 結局そんなもんですね 猫 ボランティア・保護活動ランキング 人気ブログランキングへ ブログランキング参加中 ポチッ、ポチッと応援いただければ嬉しいです

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