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テーマ:訃報(130)
カテゴリ:追悼
こんばんは、第二秘書です 皆さん、寂しい報告ばかりで 本当に申し訳ありません 9月18日、みさえが亡くなりました 長い闘病生活の中 一進一退を繰り返しながらも いつも驚くほどの力で復活してくれたみさえ けれど、その力も 少しずつ弱くなっていることは わかっていました もう少し、もう少し 一緒にいたい… そう願った私たちの思いに 最後までみさえは 一生懸命応えてくれたと思います 亡くなる2週間くらい前から 後ろ脚がふらつくようになりました もうあまり動き回ることはなく 仲間の猫たち、やってくる人たち みんなを見渡すことのできるケージの上で 過ごすようになりました 土曜日のお当番の日 もう来週は難しいかもしれない… 内心、不安に思っていました でも、みさえは その不安を覆してくれました 亡くなる3日前の土曜日も たくさんご飯を食べていました 棚の上に置いたトイレにも ちゃんと歩いて行っていました そして、いつものように 甘えていました 帰る間際、みさえと思い出話をしました 最初に公園で出会った日のこと 娘のふぁねこと一緒に 公園を逃げ回って なかなか捕まってくれなかったこと 気が弱くて怖がりだったから 近づこうとするたびに 叩いたり、噛みついたりして お当番さんたちをいっぱい怖がらせたこと 手からおやつのにぼしを食べるようになって 上手に頭だけを口から出して きれいに並べていたこと 少し緊張しながらも 触れても逃げなくなったこと すごく甘えん坊になって 嬉しいときには しっぽをブンブン振るようになったこと そして、いっしょに 何回も病院へ行ったこと… あの日、みさえは 横たわって思い出話を聞きながら 何度もしっぽをブンブン振っていました もう少し、一緒にいたい もう一度だけでもいいから みさえに会いたい… 「私は、来週ずっと出張だから 次の土曜日まで頑張ってくれるかな…」 そんな勝手な期待をしてしまいました 9月18日火曜日 私が宿泊先のホテルに到着した直後 みさえが亡くなったと 第一秘書から電話がありました どんなに忙しくても 今まで、お通夜かお葬式で ちゃんとお別れの挨拶をしていたのに… どうしても戻れない遠い場所にいる どうしても会いに行けない こんなことは初めてでした 9月21日の金曜日 みさえは、空へ旅立ちました 第一秘書が送ってくれた写真を 私は、遠くの空の下で見ていました お花に埋もれているようなみさえの写真 「みさえ、水くさいよ…」 こんなにも長くなった付き合いなのに お別れの挨拶もさせてくれず 逝ってしまったみさえ けれど… 今は、なんとなくわかる気がします みさえは、気が弱いけれど 本当は強くて、すごく優しくて… 公園にいる頃から たくさん助けてもらいました いっぱい励ましてもらいました あの日を選んだのも きっと意味があるんだよね、みさえ 大丈夫だよ、みさえ… 私も第一秘書も ちゃんと笑って頑張れるから… いつもありがとう いつまでも大好きだよ… 「中之島公園猫対策協議会HP」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp 3ヶ月続けて 悲しいご報告になってしまいました ご心配ばかりお掛けして申し訳ありません みさえは、本当によく頑張りました 応援してくださった皆さん ありがとうございました 猫ボランティア・保護活動ランキングへ 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんな短期間にアミル クーちゃん みさえと
お別れが続くと気持ちを平静に保つのは難しいです 中之島には新しく生まれる命はないので みんな年を取り命を終えていくのは仕方ないとわかっていても 寂しくてたまりません 心の中の穴が広がっていくようです 有難う みさえ (2018.09.25 17:00:31)
そうでしたか…
みさえちゃん、確かお母さん猫でしたよね。悪環境の中、必死に子育てしていたみさえちゃん。約10年間、食べる物に困らず安心して眠り、そして人に愛され幸せだったと思います。 バニラとクッキーの故郷がまた少し寂しくなりました。 (2018.10.01 21:23:02)
大変ご無沙汰しております。
みさえの娘、ふぁねことそねこをお迎えした、牧野です。 ふぁねこは福井県で今でも健在です。 3年前に、一回、てんかん様発作を起こして、数日ふらつきが出たことがあるのですが、今はすっかり元気です。 お昼に庭に出て、屋根裏に入り、夕方に戻ってくる毎日です。たまに敷地内の納屋まで行きます。室内外のお約束でしたが、田舎の家で、どうしてもどこかからか出てしまうので、今は玄関から外出させています。お許しください。 交通事故の心配は、しなくていいような場所です。昨年から気の強い野良猫が徘徊していて、近所の飼い猫に怪我をさせたことがあるらしいのですが、ふぁねこは昔と変わらない、逃げの一手なのでしょう。 そねこは残念ながら、2013年に外に出て、戻ってきていません。脱走の少し前から、左右の瞳孔の大きさが違う時があるのと、妙に外に出たがる、おかしなところがありました。とは言え、まだまだ若かったので、帰宅の期待もあり、連絡していなくて失礼しました。 その後、福井県の「犬猫を救う会」さんを通じて、御誕生寺(猫寺)出身のキジ白を迎えています。 犬猫を救う会さんには、従姉が白猫を迎えたり、友人が、自宅にて野良猫の出産があったときに、里親探し、避妊手術でお世話になったりしています。 (2019.01.31 03:48:12) |