NEKOMUSHI’s World

2006/06/29(木)02:20

鳥姉現る

日常の出来事(57)

ご無沙汰してました。 日本から帰ってきて時差ぼけがなかなか取れず、その後は親子で風邪で寝込んだり、プレイグループに参加したりとバタバタした日々を送ってしました。 雨季もようやく終わったようで毎日暑い日々が続いています。 エアコンがない我が家、毎日暑くて死にそうです。 ところで、題名にもあるようにあの(!)鳥姉が今我が家に来ています。 (それだあれ?という方はこちらの日記を参照してください。) 愚痴、悪口はなるべく言わないと決めたのでここではあえて詳細は述べませんが、毎日歯を食いしばって奥歯が痛い。。。。。 顎関節症になってしまうかも(笑) でも、彼女を見ていてきっとこの人すごく寂しいんだろうなーって思う。 人に弱さを見せるのがすごく苦手な人で、弱みを見られまいとつい生意気な態度になってしまうのだと思う。 人って愛情のバケツを持ってこの世に生まれてくるんだと思うの。 周りの人がそのバケツにたくさんの愛情を注いであげないと、育っていく過程で少しづつ心が乾いていってしまう。 きちんとバケツが愛情で満たされていないといざ他人と関係を築こうとしたときにきちんとした関係が築けないんだよね。 馬鹿にされるのが怖くてつい虚勢をはってしまったり、オドオドしてしまったり。。。。 私が旦那と結婚したときもそうでした。 今まで他人と一緒に住んだことがなかった私。 友達だったら会っている時だけ自分を隠して普通の人を演じることができても、四六時中誰かが同じ家にいると普通の良い人を常に演じていることがだんだん苦痛になってきてしまい、だんだんと自分のムーディな部分が表に出てきて彼はそのとばっちりを受けることに、、、、 彼と一緒に住み始めた頃、いつも一緒にいられるのが嬉しかった反面すごくつらかったー。 喧嘩も何度もして離婚の言葉が出たことも何度も。 彼が我慢強い人で本当に良かった。 彼が少しづつ私のバケツに愛情を注いでいってくれて私はようやく自分が愛されるに値する人間なんだって思えるようになったのです。 大人になってからこのバケツを満たす作業ってすごく大変。 自分が今まで見たくなかった面を見なくてはいけないし、今まで生きてきてつけてしまったいけない癖をすべて治さないといけないから。 鳥姉とこの間話をしていて彼女がチラッと漏らしていた。 「私が助けてほしいって思ったとき母親はいつもいなかった。男の人とのデートでいつも忙しかったから。」 義母はいわゆる恋多き女性だと思う。 常に恋していないといられない人。 彼女は鳥姉と旦那がまだ子供の頃離婚して家を出て行った。 その後結婚した人との間に出来た子供が旦那の妹だ。 その男性ともとっくに離婚し、今はボーイフレンドが二人いるらしい(!) この間お義母さんが遊びに来たときに「私はnaughtyだから」と笑っていた。 旦那は鳥姉と違ってまっすぐに育ちはしたが、やっぱり子供の頃に寂しい思いをした影響が時々顔を覗かせることがある。 私たち夫婦は今ライチを育てるに当たってものすごい力を注いでいる。 私の周りのママ友たちの間でスリープトレーニング(赤ちゃんを一人で寝かせるためにベッドで一人で泣きっぱなしにさせる)が流行っているのだが、私たち夫婦はライチの泣き声を聞くだけですごくナーバスになってしまう。 スリープトレーニングなんてとてもじゃないけど出来そうにない。 こちらの小児科でドクターシアーズという有名なお医者さんがいるのだが彼はアタッチメントペアレンティングという言葉を推奨していてとにかく赤ちゃんをたっぷり抱っこしてあげなさい、泣いていたら家事をする手を止めてでも赤ちゃんをあやしてあげなさいと教えている。 そうして絆を結んだ子供は将来とても優しい子供に育つという。 彼はアメリカ人には珍しく添い寝も推奨しているのだ。 シアーズ博士夫妻のベビーブック 彼の言葉を励みに、ライチには有り余る程の愛情をたっぷりと注いで、大人になってから回り道をしなくて済むように子供のうちにバケツを満杯にしてあげたいなって思っています。

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