猫の箱

我が家の住人３マロン様は１２年前に我が家にやって来た雑種の猫。

飼い主の私達ですら、おっかなびっくりの凶暴ちゃんで、あまりの顔の可愛さに撫でようと手を出そうものなら、一生消えないケガをさせられます・・・。でも、お客様が玄関でピンポンと呼び鈴を押すと、ぴゅーっっとテレビの裏に隠れてしまうビビリちゃんでもあります。

そうかそうか、ビビリゆえの引っ掻き攻撃＆噛み付き攻撃！こわっ！

でも夜寝るときは、住人１の腕枕で、３０秒ほどゴロゴロ言って、フンッと威嚇したかと思うと、住人２の布団の足下へ陣取って深い眠りに就きます。

住人１栗原隆司の猫画を描くきっかけを作ってくれたのは、実はマロン様に他なりません。あまりにも懐かないマロン様だからこそ、こちらが察して追いかけて、好かれようと必死になります。だから、「猫の気持ちシリーズ」が生まれたのだと思います。