猫の箱

猫の箱のきっかけを作ってくれたのがマロン様だとすれば、プリンちゃんは猫の箱の福招き猫。

白猫は昔から福を呼ぶって良いますものね。

プリンちゃんがギャラリーに居てくれる日は、私には必ず良い事が起こります。住人１栗原隆司の絵を見て頂いた方にも、良い事が起こると良いな～なんて思います。

プリンちゃんは、６年前の暑い夏の夕方にグッタリした状態で我が家にやって来ました。へその緒が付いたままの目も開いていない赤ん坊を、我が家の外猫ミーが口にくわえて私の前に連れて来ました。

近所の公園に捨ててあった子猫を、近所の子供達が連れ歩いていたのを、我が家の外猫ミーが口にくわえたんだそうです。これも御縁という事で、我が家の猫にしました。

とうてい自力ではミルクも飲めず、排泄も補助しなくては出来ませんでした。住人２栗原絵里子はゼネコンを辞めたばかりでしたので、２時間おきにスポイトでミルクを飲ませ、お尻をぬるま湯でぬらしたティッシュペーパーでチョンチョンとたたいて排泄させ、なんとか大きくなりました。ただ、華奢な身体は、人工ミルク育ちのせいかも知れません・・・。

捨て猫プリンちゃん、福猫プリンちゃん。プリンちゃんの母としては、幸せにして上げたいんですよ・・・。