2007/07/31(火)01:41
8月の猫句、お寄せ下さい
7月の猫句にたくさんの投句ありがとうございました! 夏の猫たちの姿が、様々に詠みこまれたすばらしい句、楽しく鑑賞させていただきました。
益々暑くなりますが、猫と一緒に伸びつつ、或いは、猫はそ知らぬ顔でも人のほうは汗と頭を絞って、今月もぜひご投句をお願いいたします。
●お題 <「立秋」の猫>、<「処暑」の猫>
二十四節気のうち、8月に訪れる「立秋」、「処暑」の頃の猫を詠んだ、自作の句をお送りください。句には「立秋」、「処暑」、「猫」の語も使わなくても結構ですが、必ず季語を入れるのをルールとさせていただきます。五七五でなく自由律でも結構です。
「立秋」は8月8日、「処暑」は8月23日。「立秋」は秋の気配が立ち始め、「処暑」は、暑さがとどまる頃(「処」は「とどまる」の意)という意味の節気名で、歳時記ではもう秋に入りますが、現実にはまだまだ夏が過ぎたとは感じられない暑さ。実際の季節感と節気のずれを感じ、句作に苦労する時候です。
「秋の季語にどうも実感がわかないし」ということもあるかと思いますが、そのあたり、季語というものは結構うまくできていて、「台風」「枝豆」なんかは実は秋の季語。8月に詠み込んでも生活実感とかけ離れません。
それやこれやも、歳時記・季寄せからわかります。面白いし役立つと思うので、何か一冊、ぜひ一度目を通すことをお勧めしたいのですが、書店や図書館に行くお時間のない方は「わたしの俳句歳時記」を。その季節にどんな季語があるかを探すこともできますし、ある言葉がどの季節の季語かを調べることもできる、とても頼りになるサイトです。例句も豊富で、面白いし勉強になりますよ~。
●記入先
このエントリの末尾の「コメントを書く」をクリックしてコメント記入欄を開き、自作の俳句をお書きください。一人何句でもOKです。〆切は特にありません。
また、同じ欄で句以外のコメントも受け付けています。他の方の句への賛同、感想などのメッセージもぜひどうぞ。
●今後の予定
以下毎月開催しますので、思いついたときお詠み下さい。
9月の句会 「白露」、「秋分」
10月の句会 「寒露」、「霜降」
11月の句会 「立冬」、「小雪」
●予告 「猫楽句会」
この10月の猫的グループ展「猫楽百貨」の会期中、会場で句会を開催。会場は東京渋谷の神宮前。日時、兼題など詳細は追って告知いたしますので、ぜひ皆様ふるってご参加を。
そんなイヴェントもありますので、ぜひ皆様、引き続き投句お願いいたします!