猫のおきて

2007/11/29(木)12:42

古都、松江に猫

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 先日、出張で島根県の松江に行って来ました。(松江イメージ画像↓)  松平不昧公が育んだ茶の文化や、ラフカディオ・ハーンこと小泉八雲が愛した古き佳き風情を感じる古い城下町です。町の南西に宍道湖が広がり、町中にも松江城の堀から発する水路が巡り、あちこちで目にする水のある風景が、心も潤してくれるような土地柄ですね。  仕事の合間を縫って、松江城の内堀、外堀を巡る遊覧船に乗ってきました。  この時期、船には炬燵がしつらえられているのが嬉しい心遣い。ほかほかと温まりつつ、顔には水面を渡る風を受け、快適です~。  船から眺める町の景色もいい感じ。(画面左に切れているのですが、小泉八雲旧居も見えます) 「古い町には猫がいる」という“おきて”の通り、ちゃあんといましたよ~。  まずは松江城の石垣。水鳥に熱い眼差しを注いでいた白黒の子猫は、しばらくすると上の四角い石組み(昔の下水管の出口でしょうか)に、ぴょんと飛び上がり、すたすたと中に入って行きました。忍びの者?!、さすが古城です!  ……あー、でも隠密って本来は「犬」ですっけ。  堀がお城を離れて町中に入ると、民家の庭先の堀端でまどろむ猫の姿。日向ぼっこしながら、ときどき水鳥も来たりして退屈しない、特等席ですね。 (鳥の種類は大型から小型まで豊かで、カワセミなんかもいましたよ。綺麗でした~)  帰りは出雲に立ち寄りました。出雲大社にお参りした後、食したのはこちら。出雲蕎麦は割り子スタイルが有名ですが、当方は「このへん独特ですよ」という「釜揚げ」を頂きました。蕎麦湯を張った中に茹で上げた蕎麦が入っていて、そこにつゆを差して食べます。  つるつるしこしこというより、とろんもっちり。へー、初めて食べました、こういう蕎麦!

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