星になった猫

2022/08/13(土)00:45

お盆のお花と、ひとりごと。

アレンジメント(300)

みえない、あのこがニャニャとないて、まとわりついてくるのを 想像してみる。生きている時は、ちょっと忙しかったりして 邪険にしてしまったこともあった、あのこにとっては それしかなかったのに、何も選べなかったのに ご飯だけを用意して出掛けて帰ってきて あのこは、いつもただ待っているだけだった。 それしか選ぶ事が出来なかったのに、選択肢はいつもなくて 一方的に私が決めたものを受け取るしか出来なかったのに 酷い飼い主だった、もっと…自分が嫌になる 反省とか後悔とかから、あのこの影を見つける 明るい部屋から暗くなる部屋でただ待っていたあのこ 来日も来日も私の一方的な愛を受け取り 最後に泣き笑いのような表情をみせてくれた。 それは儚くとてもかわいい顔だった。 私はいまだに執着している、なんて自分勝手なんだろう。

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