【猫のヘルシー生活ガイド】猫の食生活など愛玩動物救命士の視点で語る。

2007/02/15(木)23:56

嫌がらないように薬を飲ませたい

薬【飲ませ方など】(3)

病院のお世話になると、 薬を飲ませなくてはいけないときがあると思います。 なかなか飲んでくれなくて・・・ と苦戦している家庭も多いのではないでしょうか? そこで、 薬の飲ませ方を紹介したいと思います。 ■飲ませる前に 1.無理に飲ませてはいけません。   無理に飲ませると、不快に感じて吐くこともあります。 2.可能であれば子猫のときから練習をしましょう。   いきなりだと暴れたり、前足で引っ掻かれたりするので、   アゴを上下させる動作を何回かして、   慣れたら好物の食べ物で練習してみます。   特に子猫(生後2週間~2ヶ月くらい)は   順応しやすい期間で慣れやすいのです。 ■薬を飲ませる(右利きの場合) 1.まず、猫ちゃんをヒザの上にのせます。   向きは頭が右で、おしりを左。   抱え込むように抱きます。   あるいは足で挟むようにして、   猫ちゃんの顔を自分の方に向けても良いです。   このとき、   頭はおしりより高くなるようにしてください。 2.左手で、頭部を後ろから包むように、   やさしく掴みます。   ※ピー助が一番慣れてるので協力してもらいました。 写真ではちょっと苦しそうですが、ゴロゴロ言ってます(笑)   こんな感じで、アゴを上に向かせます。   下から押し上げても良いです(やさしく) 3.2の状態で中指で口をあけ、薬を投入します。   (ピンセットを使って横から入れても良いです。)   このとき、できるだけ口の中の奥へ入れます。 ※またまた苦しそうに見えますが、ゴロゴロ言ってます(笑)      手前に入れてしまうと、ペッと出してしまいますし、   苦味を感じて泡を吹いてしまうこともあります。      奥へ入れると意外とスッと飲み込みます。   素早くしてあげるのが、   次から嫌がらなくなるコツです。 大人猫になって、はじめて薬を飲ませる場合、 かなり大変で慣れないと思いますが、 できるだけ嫌がらないようにしてあげましょう。 好物で何回か練習してみてください。 液体(錠剤を溶かしたりする場合も)だとこれが便利です。 ジェントルフィーダー (2本入り)

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