2007/07/07(土)03:24
脂肪肝について
太った猫に多い病気で、
肝臓に余分な脂肪がたまっていく病気です。
肝臓の組織が脂肪に置き換わり、
肝臓が働かなくなります。
命にも危険が及ぶ怖い病気です。
■症状
1.元気がなくなり、食欲もなくなる。
2.寝る時間が増える。
3.ときどき吐いたり、下痢をしたりする
4.黄疸の症状がでる(口や目が黄色くなる)
1と2は初期段階ですが、
猫は元々寝る時間が長いので、
気づきにくく、
黄疸の症状で気づくことが多いようです。
■原因と予防
1.太った猫は突発的に脂肪肝になることが
あるので、肥満には気をつけましょう。
2.7日以上食欲不振が続くか、
36時間以上絶食が続くと、
脂肪肝になる恐れがあります。(特に太った猫)
3.たんぱく質が足りない場合。
食事がかなり偏食気味で、
たんぱく質が少ないと脂肪肝になります。
なので、バランスの良い食事を。
4.糖尿病や、ホルモン系の病気、
慢性の腸炎、心筋症などの病気を持つ猫も、
脂肪が肝臓にたまりやすいようです。
共通していえることは、
「肥満は万病のもと」ということです。
太った猫は4の病気にかかりやすいですし、
何らかの原因で絶食した場合、脂肪肝になる可能性は、
かなり高いです。
太りすぎはほどほどに、
バランスの良い食事、適度な運動、
1日に与えるキャットフードの分量を守る
ようにしてください。
(成分表などを見て調節してください)
ナチュラルバランス リデュースカロリー