【猫のヘルシー生活ガイド】猫の食生活など愛玩動物救命士の視点で語る。

2007/09/23(日)02:20

アレルギーを特定するには?

アレルギー(2)

皮膚病にはいろいろありまして、 ノミやダニによるものや、 ストレスによるかきむしり、噛みなどが挙げられます。 その中で、 食事が原因となる皮膚病についてお話します。 1.食物アレルギー ある特定の食物を食べたあとに、 免疫が過剰に反応し、皮膚に異常がでます。 たんぱく質に関係することが多いです。 食べて1時間ぐらいでおこる場合と、 同じ抗体(アレルギーのもと)を 数ヶ月~数年食べ続けておこる場合とがあります。 2.食物不耐症 免疫とは関係のないところでおこります。 初めて食べたものに反応するケースが多く、 原因ははっきりとはしていません。 食べ物に添加物や異常物質が含まれていることが考えられます。 いずれにせよ、よく原因を調べる必要がありますが、 食物アレルギーというのは、 特定するのが結構たいへんだと聞きます。 一般的には、低アレルギー食を与えて、 アレルギーがおこるかを確認しながら特定します。 アレルギーを改善していく食事法は、 今まで一度も与えたことのない肉類(蛋白質)と、 米かじゃがいもの炭水化物が良いとされています。 低アレルゲンのフードには、 動物病院で扱われているものと、そうでないものがあります。 低アレルゲンのフードというのは簡単に買うことができますが、 肉を食べてアレルギーになったのだけど、 実は何らかの添加物に反応していたということもあります。 なので、病院で何がアレルギーの元凶なのかを 特定することがやはり大事なのです。 →Topへ

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