♪nekoの部屋♪

2001年3月16日・乳癌で左乳房全摘

3月2日に温存で1回目の手術をし、その後違うタイプの癌細胞が見つかり全摘に！

この時間は麻酔から冷めかけて、痛みで唸っていました・

この日を堺にに私は開き直って10年生きてきました・

女としての辛い選択をし、得た命！この先は楽しき面白おかしく生きると！

乳房を失ったことでこの10年辛い事も悲しい事もたくさんありました・

「乳房一つで命が助かったのだから、良かったね」この言葉ほど私を傷つけ

悲しませた言葉はなかったです・確かにその通りですが、心無い言葉です・

今朝、沼津の甥が心配になり電話・被害はなかったものの、生活用品が不足とのこと・

乳幼児を抱えて紙おむつは店から無くなっている・乾電池がない！

ティシュやｅｔｃ・・

新居浜の義兄と連絡しこちらからも送ってやることにしました




今回の東日本大震災で家族を亡くされた方にメディアがマイクを差し向けて

「助かって良かったですね！」被災者の方の「家をなくし家族を亡くしたんですよ！」

この裏に隠された心を考えたのでしょうか・

「死ぬも地獄！されど、生きるも地獄！」

高齢のこの方は今後、家・家族、仕事をなくし何を生きがいに・・・

心がつまりました・私如きの比ではないからです・

不謹慎かもしれませんが共に家族といった方が良かったのでは・

メディアを非難してるのではないです・テレビに映されて避難先の家族を確認

できた方も多くおられました・ただ、掛ける言葉にもう少し配慮をして欲しいと

思う私です・

10年1日・・・10年後には生きていて良かったと思われる生活が出来ていることを

祈りたいです・