一期一会
先日、財閥サスーンの事を調べていたら、サッスーン家の方が沢山出てくることを知った。んで、色々黒い歴史が出てきた。面白かった。一昨年にドバイに行ったとき、砂漠サファリツアーで同じ車に毎年ドバイに来てるというロンドン在住のインド人老夫婦と同乗した。現在住んでるのはロンドンで、ボンベイとウガンダとロンドンに家をお持ちとの事。かなり昔日本にも綿花の貿易で来ていたそうで、綿花を「メンカ」と言っていた。ご夫婦の身なりは、奥さんはキレイな黄色のサリーを着て、額にビンディ。ご主人はステテコに見えるが、上下白のインドの正装だと思われる。その時はリッチマンなんだなぁとしか思わなかったけど、あの時名刺交換くらいしておけば、マハラジャに会えたかもしれない。それ以前に私もダンナも名詞なんざ持っていないのだが・・・夫婦はいい人達だった。特にご主人はガイドでもないのに私達に色々ガイドしてくれた。英語ガイドを更に私にわかる英語に噛み砕いて、更に彼のうんちくもまじえてお話してくれた。ご主人はオロナミンCが好きで、奥さんはポンジュース(パイン)が好きでずっと飲んでいた。親近感!!私たちは新婚旅行ということで奮発してバージュアルアラブに滞在していたが絶対資産はご夫婦の1万分の1、一億分の1にも満たないと思う。いや想像もつかない。なんだかいやらしい話になってしまったが、要するに人との出会いはもっと大切にすべきだと当たり前の事を思った。サファリツアーを楽しみすぎて、帰りの車では爆睡している場合ではなかった。