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エレファントピア

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バガンと村の生活

バガンと村の生活

2000年から2003年まで、バガン・ニャンウー地区の生活用水供給事業に携わってきました。このページでは、活動云々というよりも、4年間観察してきたバガンという土地と人々の魅力を紹介して行きます。

水は金よりも重い
バガンはミャンマーでも随一の観光地で、11世紀の遺跡パゴダ群や雄大なイワラジ河が有名です。
けれど観光地から車で小一時間も走ると、この土地が年間降水量がたったの500mmという半乾燥地帯であることが分かります。乾季には雨の降らない時期が何ヶ月と続き、特に暑期(4-5月)には温度が45℃以上にもなるという大変厳しい気候です。
水道などのインフラの行き届いていない村に住む人々は、日々の生活用水を手に入れるために、大変な苦労をしています。そのためこの土地では、昔から「水は金よりも重い/貴い」と言われてきたそうです。

熱烈歓迎体質
…などと深刻そうなことを書きましたが、実際村に行ってみると、この人たちホントに困ってるの??というほどの歓待を受けてしまいました。どんなに貧しくてもお客さんが来ると、明日の食べ物に困っていてさえ精一杯のおもてなしをしてしまうのが、この土地の人たちだそうです。貴重なタンパク源であるはずの鶏を(こんなに栄養のいい私たち日本人のために…)惜しげもなく潰そうとするので、大変焦りました。(続く@5/10)

水汲みの女性/バガン/03/2002

夕方、貯水池に水を汲みに来た女性。ロンジーをはいて、顔にはタナカをぬっている。この貯水池は石造りの立派なものだが、こういう池の水も乾季には充分ではなくなる。(2002年3月)


歓迎の踊り/バガン/01/2002
ビルマ式歓迎のダンス。男性が化粧をして、傘を持って愉快な(んであろう)踊りを踊る。このキャラクターの名前を忘れてしまった。ウ チーセンだったかな?(2002年1月)



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