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エレファントピア

シンガポールと犯罪

シンガポールと犯罪


その一:鞭打ちの刑

シンガポールといえば、「ガムを捨てただけでも罰金になる国」として有名ですが、私が見たところ、ちょこちょこゴミは落ちています。

ガムはシンガポールでは売っていないので、捨てようにもなかなか捨てられないのです。靴の裏にガムがくっ付いて、あっちゃ~ってことは確かにないですね。この法律作った人、相当ガムに屈辱的な目にあわされたのではなかろうか…。


しかしシンガはやはり、厳しい刑罰で有名です。
死刑はもちろん(?)、特徴的なのはなんと言っても、鞭打ちの刑。アムネスティもびっくりの反人道的(と、一般には言われている)刑罰です。


ミャンマーにいたとき、友人の友人がシンガで不法滞在でしょっ引かれて、鞭打ちを3回くらったそうです。パンパンパン!と3回打つのではありません。一日一回、それも日を置いて実施されます。じゃないと身体が持たないから。一回打たれるだけで、どんな屈強な男も失禁、失神は当たり前の痛さだとか。
最大でも24回まで。それ以上だと、本当にまいっちゃうのでしょうか。

鞭打ちは植民地時代から続く、イギリスの慣習。(本場イギリスではもうない)罪の深さを身体に覚えさせるという古典的なやり方と言えなくもありません。


ところでそのミャンマーの友人によると、一回鞭を受けたらどんなに名前を変えようと、パスポートを変えようと、言い逃れはできなくなるそうです。おしりにくっきり一生モノの跡が残るので。友人の友人、もう一回捕まったら、ヤバイです。


ちなみに50歳以上と女性は免除されるそうです。
ああ~女で良かった…(なぜほっとする..)

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この間手に入れたシンガの情報ブックに、鞭打ち刑執行の挿絵が載っていて、改めてビビりました。なんとなく鞭打ちといわれると女王様でもでてきそうな雰囲気ですが(それはない…)、とんでもありません。

まず立会人として受刑者の健康状態を見極める医師と回数を数える監視員がいます。それから屈強な鞭打ち人。鞭は籐で出来ており、長さは1.2メートル。太さは13ミリ。


受刑者は、行き止まりのところに置いてある三角のアレみたいなヤツ(何?=脚立)に手足を拘束され、四つんばいになって鞭を受けます。腰には受刑者を保護するためのあて布がかけられる。でも当て布なんてかけられても嬉しくありません。裸で刑を受けます。

ああ、スキャナーがなくて残念無念。この恐怖の挿絵を皆さんと共有したかった…(TT)マジでこええ~~


こんな恐怖の鞭打ちの刑ですが、シンガでは根強い支持がある?

その昔、クリントン政権時に、アメリカ人の男の子(悪ガキ)が壁に卑猥な落書きをしたとかでこの刑をくらっていました。当時、アメリカからは、「この野蛮国!!」との講義が殺到。でもそこで(あんまり)日寄らないシンガポール。世論は「何人だろうが、シンガでの罪はシンガ風に償ってもらう!」ということで、結局8回の求刑が6回か4回になったと聞きました。



日本では最近少年犯罪が取りざたされてますが、賛否はともあれシンガだったらまず鞭打ちだろ~な~と、ニュースを聞くたびに思います。

全国、全世界の悪ガキの皆さん!
シンガでだけは、悪いことしないほうがいいですね~
(そういう問題では…)

(2004年6月28日)

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その二:男と女と罪と罰


昨日はシンガの鞭打ち刑罰のことを書きましたが、もうひとつシンガポールの刑・犯で特徴的なのは、裁判の早さだと感じます。

事件にもよりますが、全体で判決が出るのに、日本みたいに世間がそれを忘れ去った何年も先ということはないようです。これは国の小ささのメリットでしょうか。地裁から高裁行って、まだまだ最高裁…と、のんべんだらりとやってる規模がないのかも…。


ちょっと前にシンガの世論が注目していた事件も、あっという間にカタが付きました。

それは、インド系の男性が、華僑系の女性と飲んで、女が潰れて、ホテル行って、彼が彼女のプライベートパートにキスをした。

という事件(事件かこれ?)だったのですが、
男性は最終的に1年~の実刑と何回かの鞭打ちの刑を受けました。何年だったか、何回の鞭だったかうろ覚えなのですが、はっきり言って、これはキツイ!とびっくりした覚えがあります。

この男性もまあ不運といっちゃあなんですが、エロ心を出すならシンガは避けるべきでしたね。(彼は他国籍)この判決には、世論からも結構批判的な声が上がっていました。

だってねえ…
男に誘われて飲みに行ってですよ。
ベロベロに酔ってですよ。
タクシー乗って、
自分の足で歩いてホテルに入ってですよ。

ぷらいべーとぱーとにさわられただぁ?

ふつー触るだろそれは!!男なら!


と、思うのは私がデカタンスな国、ジャパンの出身だからでしょうか?
ていうか、嫌ならそれなりにできる限りの自衛をしたまえよ。まあ、断れない事情とかもあったのかもしれませんが…。そうかなあ。

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この間はこんな事件もありました。

インターネットで女子高生とか引っ掛けて、ガンガンやってた26歳の男(お下品…すまそ..)。多分15人くらいひっかけてたんじゃないかな。そして Unnatural Intercourseをしていたという。(プ)

26年の実刑と24回の鞭打ちの刑。 です。


すごいですね~。24回の鞭打ちといえば、鞭打ちの最高回数です。
そして52歳になるまで出て来れないと。いや~…


日本のエスカレートする性犯罪とかのニュースを聞くと、「シンガポールだったら…」と思わずにいられません。

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こういう極刑に対して、なぜ日本に拒否反応があるのかというと、やっぱり冤罪を恐れるからなんですかね?

例えば、上の事件(?)のように男性と女性がホテルに行って何をした…なんて、本当にどこからが罪になるのかの見極めは大変だと思います。(だからといって見極めをサボっていて良い訳はありませんが。)

そこのところ、シンガポールの原則ははっきりしています。
すなわち、

勘違いや見極め間違いによる個人的人権の冒涜<公共の福利


ひとりやふたり冤罪でぶちこんでも、極刑の存在による抑止力の方が重要。
とは、誰も言っていませんが、そんな気がする~~


シンガではめをはずえすのは危険ですな~
最近バートップダンサーとか解禁して、観光客をひきつけようとしていますが、騙されちゃあいけねえ!(?)
逆に陥れたい男のいる女性にとっては、いい国?


(2004年6月29日)


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