スローキャリアスローキャリアこの間雑誌を読んでいたら、ちょっとおもしろい記事に出合ったので書きとめておく。 「企業は『スローキャリア』人材を生かせ」 (慶応大学教授 高橋俊介氏) というタイトルで、「スローキャリア」とは筆者の造語。 のんびりキャリアにこだわらない人ではなく、前向きでやる気もあるが、上昇志向・達成動機があまり強くない人たちのキャリア志向をこう呼んでいるらしい。 筆者は(今時の?)個人の志向を3つに分けて考えて、行け行けドンドンの第一志向だけでなく、第二、第三の志向の人間も上手く活用していきましょう。というが大意なのだが、私の軽薄な日本語だと「あったりまえ」にしか伝わらないかもしれないが、でも実際読んでみると「なるほどなぁ」と思った次第。 まとめると以下のような志向s。 ↓ 第一の志向:上昇志向が強い。目的意識が強い。支配欲、権力欲が強い。相手を打ち負かして、賞賛を浴びたい。リーダータイプ。 企業は成功のキーパーソンとしてこういう人材をまずは欲しがる。 第二の志向:非上昇志向。人との関係からやいがいや喜びを感じるタイプ。(いいひと系?) 第三の志向:非上昇志向。プロセスそのものにのめりこむタイプ。(おたく系?もとい..技術&手に職系) その後、記事では上記3志向ゆえの年功序列制の弊害云々をのべているのだが、この血液型占いのごとき志向別性格判断☆を読んで私は思った。 そうか~。それで第一のタイプの人ばっかり集まってる会社(チーム)って上手く行かないんだね~~。 さながらエースばかり集めてチームとしてぱっとしなかった某巨人軍のように..(野球詳しくありません) そして自分は第三志向の気が最も多く、次いで第二、数ミリの勢いで第一志向だなと思いました。まさに「スローキャリア」の権現ですな。 っていうか人生の傾向そのものがスローですが。 長生きして元をとるしかない… かな・・ (2004年9月14日) |