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エレファントピア

世界の値切り

世界値切り物語


今日始めてお茶した友達から面白い話を聞いた。
まず、中国人の値引きの仕方。
値段交渉に関しては世界に冠たる中国の人々。日本人の私には、値引き交渉は戦いの世界…と言った感覚があるのだが、在中経験があり、旦那さまも中国人の彼女に言わせると、彼らの値引きは「Happyな値引き交渉」らしい。
「ここが悪い、あそこが悪いから値引きしろ」という感じではなく、笑顔を絶やさず、相手をHappyにさせつつ、値引きをさせるという、超高度な値引き技術を持っているらしい!

スゴイ…!!


この話を聞いて、思い出したことがある。

昔、モロッコを旅していて、スーク(超入り組んだ迷路のような市場)の中の小物屋さんで、お土産を買おうとした時のこと。
小さなアラビア靴の形をした陶器の置物1個の値段を聞くと、50円(仮)だという。
それでは2個買うからちょっと負けて…と言うと、2個だと120円になるという。

……なんで!!!?

いくつか買うから安くなる…という話なら聞いたことがあるが(というかそれが普通だと今でも思うが)、いくつか買うともっと高くなるって、な、なに!!!?
すると白い民族衣装に身を包んだオジサンは、「たくさん買われると、また仕入れなくちゃいけないから、高くなる。」と、地球は実は三角でした。みたいなスゴイことを仰せになったのだ。
地球は丸いと信じて育った私は、あまりのショックに、そんなはずはない!と珍しくも食い下がって交渉してみたが、破れた。
結局アラビア靴の置物は買えずじまいになった。

実際、たくさん買うと高くなるという考え方が中東圏ではありうるのか、
それとも私があまりにも子汚いアジアの小娘だったから追い払いたかったのか、
単にオジサンの機嫌が悪かっただけなのかは、分からない。


それにしてもかなりびっくらこかせてもらった経験だった。
土産は買いそびれたが、あのことだけは今だ忘れられない。



今日はその友人といろいろな話をして、とても刺激的だった。忘れないように日記にも書きとめておきたい。

世界にはいろいろな考え方の人たちがいて、知れば知るほど、「いい」とも「悪い」ともいえない、割り切れない複雑な気持ちが芽生えてくる。でもこういうなんともやりきれない複雑さが、相手を理解すること、ひいては(一足飛びすぎるが)テロなんかのあんまりない世界に繋がるのではないのかなあ…(ムニャムニャ)


(2004年11月12日)


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