2009/09/13(日)12:45
「私がうつになったとき」の感想。
LaLaTVで「わたしがうつになったとき」という番組を見ました。
うつは誰でも発症するけど必ず治る病気です。
日々気分のアップダウンがあってもきっと治る。
がんばらない・あきらめない・めげない!
番組内では精神科医、ダンスの先生、看護師、大学生といった
年齢も職業もさまざまな女性が登場します。
認知行動療法の紹介もあり、
またうつの家族をもつ人々も登場します。
うつを体験した精神科医は死にたい気分になったといいます。
その夫は、僕は重要な人間じゃないの?と感じました。
ダンスの先生は、子育てが一段落して深い喪失感を味わったといいます。
もう私は必要ないんじゃないかと感じました。
20年来のダンスパートナーは暗いなあと感じました。
刻々と老いる自分を鏡で見て、ダンスをやめたい、でもどうしようという悩み。
ドクターは、やめなくてもいいので、休んでみればいいとのアドバイス。
休むとは再発防止のためのグレーゾーン。それを意図的に作ってみるのがいい。
看護師は、管理職になって仕事量が増え、うつになりました。
かーっとなると自分の内側に怒りが向かうといいます。
怒りが内向すると、うつになります。
大学生は、大学受験時に成績が思うように伸びず、周囲の期待を
プレッシャーに感じて発症しました。
うつの夫を支える女性は、
夫が病気でもそうじゃなくてもそばにいる。
家族だからそばにいる。
よそのお宅はどうしているんだろう?との思いから家族会を立ち上げました。
語り合いの場です。サイモントン療法についてもご存知のようです。
番組の最後に精神科医の言葉で締めくくられました。
「私にとってうつは必要だったし宝物だった」
うつとは人生のターニングポイント。
最悪のピンチじゃなくて変われるチャンスなのだと感じました。
私もまだ療養が必要ですが、今回見て本当によかったと思いました。
野の花メンタルクリニック
http://www.kjps.net/user/mnd045/index.html
うつの家族の会「みなと」
http://utsu-minato.net