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雪が降って物事がきれいさっぱり変化する事がある。
乾燥した北風に吹かれて曖昧に干からびる事も出来ずにあった遠い記憶も。 くすんだ空から舞い降りる一片一片の奇跡の花びらが、 適度な湿りを与えてもう一度鮮明な想い出の幻想を表してくれた。 そうして冷気で今度こそはっきりと見開いた目に真実を型どってくれたようだ。 一度は実のある事だったかもしれない。 でも幕が強引に下ろされた後では何の理由も言い訳ではごまかされない真の姿を晒される事になった。 嘘つきは嘘つき以外の何者でも無いと言う事。 傷は治っても永遠に癒される事は無いと言う事。 雪の無垢な彩りに総てを浄化してもらい、さっぱりきっかりと決別が出来たらしい。 雪の訪れを待ち詫びていた私は新たに歩を進める…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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