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友達から映画のただ券を貰ったので観て來た。
「男たちの大和」だ。近いという事で選んだ王子シネマは比較的何時でも空いていると聞いていたが確かに好きな席を選んで周りの人達に気を遣う事なくラッキーだった。 来ていたのは圧倒的に年よりが多かった。 是非観たいと思っていた作品だったので日頃映画を観ない私でもただ券だと言う事もあって出かけて行った。 話しは良くまとまっていてスケールも大きくとても良かったと思う。 約2時間半には到底圧縮出来ない事実の重さだけど、その一片を充分に切り取っていたと思う。 途中からは涙が止まらなくなってしまったが他の人達も皆ハンカチを目に当てていたようだ。 戦争の悲惨さは結構勉強して来ていると自負しているが、映像の中に子を思う母親の涙を見てしまったら泣けてしょうがなかった。 戦死の数の裏にある一人一人の「個」としての悲しみ別れ慟哭に思いをはせた時にこそ戦争の悲惨さや特攻の理不尽さが浮彫りになる。 「死ぬな!」と死に行く我が子を降り頻る雪の中で掻き抱く母親の慟哭が忘れられない。おそらく自分があの立場だったらと、その悲痛な叫びに同調したからだろう。 この映画は戦争をあまり知らない人達が観てもきっと何らかの思いを持たせる事が出来るだろう。 機会があればうんとたくさんの方々に観て貰いたい映画である。 特に若い人達には。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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