くりごと

昨日はチョウナンのフィアンセゆりりんとゆりりんのお母さんと三人でウェディングドレス選びに行って来た

結婚式まであと３ヶ月ちょっととなり、ようやく具体的に式への準備が始まったところである。

式を挙げるホテルの紹介する婚礼用貸衣装専門のスタジオを新宿と表参道の２軒訪ねた。





数着選んだ後に試着用の小部屋に入り、カーテンの外で私達が待つ間、担当してくれる女性はゆりりんの髪の毛を手際良くアップにし、専用の下着類（スカートを膨らませるペティコートなどなど）を着せてドレスを着せ、最後にネックレスやイヤリングやベールなどのアクセサリーをつけて仕上げてくれる。

さっとカーテンが上がると、借りの衣装であれさっきまでとは全く別の華やかさでゆりりんが立っている

その初々しく清楚で可愛らしいゆりりんをもっともっと好きになってしまう私

もう本当に可愛くて可愛くて、つやつやした丸い頬にすべすべの滑らかな肩からの線、女の子ってこんななんだ

筋肉でごつごつした男の子の体しか知らない私にとって、全てが不思議の世界・・・だけど自分がずぅっと昔に一度通って来た懐かしい忘れかけてた世界・・・もしかしたら帰りたかった世界なんだと心の隅でそうっと思ってみた







後ろに裾を長く曳く上品なドレスにはビーズや刺繍がほどこされている。





豪華なフリルが波打つようなドレスもまた素晴らしく似合っていた。




同じくフリルの長い裾だけど、これは十二単につける裳のようにフリルの部分をスカートの上に後から取り付ける形。




豪華な刺繍を細部まで施したチュールがスカートの上に被さったデザイン。




そしてお色直し用に色のついたドレスも何着も試してみた。




まだ決めかねている和装の打ち掛けも数点着せ掛けてもらった。




一着ごとに使われるアクセサリーやブーケを変えて違った雰囲気を演出してくれる。

とても親切なのだけど、あまりにも多種多様なドレスに囲まれて選ぶのは実に大変な決断になるほどで目移りしてしまう

２軒のお店で着替えたり写真を撮ったり悩んだりあれこれしていた時間は、なんと８時間もかかった

私は娘がいないのでこんな経験は出来ないから、是非一緒に連れて行って欲しいと頼み、快く仲間に入れて貰ったので、８時間なんてあっと言う間、楽しい嬉しい一日になった

あれこれ意見を出し合って選ぶのはゆりりんとゆりりんのお母さんのくにりんに任せ、私は本当なら味わえない空気や雰囲気を満喫し、衣装を変える度に新しい一面を見せるゆりりんの写真を撮って楽しませてもらった




上に載せた写真は何回も着替えた中の数着で、式に着るウェディングドレスに決めた物ではない

それは１１月の式の後に紹介しようと考えている。





花嫁になる娘の嬉しそうなはにかんだ笑顔がカーテンの後ろから現れる度、ホ～っとため息が漏れるような一瞬になり小部屋の中が輝くように感じられる

この可愛い子が私の息子と一緒にどんな人生を歩んで行ってくれるのかと思うと胸がわくわくするような楽しみで一杯になる

人と人の出会いの不思議、縁の不思議を感じずにはいられない。





夜には夫やチョウナンも合流しての賑やかな食事になった

ゆりりんのお母さんのくにりんとは今回が２回目の顔合わせになったのだけど、なんだかずっと前からの知り合いのように懐かしく嬉しい時間となり、一番盛り上がったのは私と彼女だったかもしれない

披露宴に新郎新婦両母親のお色直しとか言って、超ミニの真赤なドレスに着替えようかとか、二人でＴバックのサンバの衣装で踊りながら入場しようかとか話し合い、ゆりりんとチョウナンを困らせて楽しんだ

くにりんは今日高知に帰ってしまうのだけど、しっかり携帯メアドをゲットしたので、新しい遊び友達を得た気分で私もまた縁の不思議に感謝しているのだ。