くりごと

2009/03/19(木)16:58

今日は春だね

今日は印刷局の国立東京病院に行って来ました 初めて子宮体がんの検査を受けて来たのです。 区が無料で行ってくれる子宮がん検診は、子宮頚がんの検査だけで、最近増えてきていると言われる体がんの検査は含まれていません。 年齢的に更年期の入り口にいる私は、一度受けておこうとずっと考えていたのですが今日それが実現しました。 健康おたくではない私は、寿命が尽きたらそれまでという考えですが、ずっと寝込んだり痛くて辛い思いは怖いし避けたいです ですから前もって避けられる病気なら小マメに検査でも何でも受けておこうと思っています。 それにしても婦人科のお医者さんが女医さんだなんて、私にはあまり考えられない事だったのに、平気で同性のお医者さんに股を開いてしまうなんて、やっぱり年取ったんだなぁとつくづく思ってしまいます あんな箇所は絶対に女に見せるもんじゃないってのが長い間の私の信念だったのですが(爆)、自動で体が倒れて足が開く椅子に座って、医者であれ同性に御開帳するなんざ、もう私は女じゃなくなったって事なのか・・・(号泣) 思えばずっと産婦人科のお医者さんは、年齢はどうであれ選んで男性にしていたのでした 予約は10時半だったのですが、女性ホルモンの量を調べる為の血液検査まで総てが終わったのがなんと午後1時過ぎていました。 お天気は上々の吉、家からJRで二駅ほどの場所にある病院ですが、帰りは歩く事にしました 薄いジャケットを着ていただけですが、汗をかく程の陽気です。 そんな中にいきなり聞こえてきたのは「助けて~誰か早く助けて~」と言う悲痛な叫び 何事かと見ると、なんと滝野川消防署の裏手にある訓練施設からでした。 6階建てのコンクリート製の建物の上から、今まさに訓練中の消防官が助けを求める役に徹しているのでした 火が出ている想定の箇所には「火」と大きく書かれた旗が、煙が出ている想定の窓からは「煙」と書かれた旗がそれぞれ下げられていて、下からは放水、そしてレスキューのオレンジ色の制服で重装備の隊員達が一所懸命、救助訓練に取り組んでいました 今日の気温だと装備の中は汗ぐっしょりでしょう、本当に御苦労さまです 本郷通り沿いに歩き、飛鳥山の中を抜けてみました。 もう山には桜祭りの提灯がずらっと下がって風に揺れています ソメイヨシノは蕾が膨らんできていて、中にはうっすらと先がピンク色になっているものもありましたけど、まだすぐに開花という状態ではないようです。 八重桜はソメイヨシノより遅れるので、こちらの蕾はまだ硬そうでした。 おそらく月末29日頃には見ごろになるのではないでしょうか 今日は嬉しい知らせが長男からありました 受験していたアメリカの大学院から合格通知が届いたというメールでした これで彼は奥さんを連れて、この秋から留学する事になります。 秋が殊更美しいニューイングランド地方、ニューハンプシャー州で二人の全く新しく今までとは異なる生活が始まるのです 子供がすぐに会える距離じゃない海の向こうに移ってしまう事に関しては、自分達もそうやってあちこち定住出来ない暮らしをしていましたので、あまり苦になりません。 どんなに遠くにいても私の子供である事に変わりはないのですもの それより自分で新しい生き方を切り開いて行ってくれるという事の方が嬉しくも頼もしくもあると思っています。 歩く道すがら、足元にはずいぶん沢山の花たちが揺れているのに気がつきます。 名も無いような雑草も、植えられて手入れされている草花も、みんな太陽の恵みを喜んで思いきり咲いている姿はとても可愛らしく見えます 見上げれば、終わりに近づいた辛夷や満開の白木蓮が空に向かって花びらを開いています。 都会の住宅密集地と言われる私のふるさとですが、何度見ても見飽きる事の無い光景が、今ちょうど春を寿ぐ時期を迎えています。 毎日同じような道を歩き、慣れ親しんだ景色に身を置いていても、私はこんなに満足して生きています・・・などと口にだすのも恥ずかしい程今に感謝しています どんな人だって不平不満や愚痴はあります。 それでも今日のような春の日には、目に見えないものへ向かってありがとうと言いたくなる、ちょっとした善人になってみたりするのです (私には似合わないけどね) 注春は明るくて生命に満ち溢れていて大好きです。 でもやっぱり秋と冬が一番好きですよ私は

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