忘れないために

明日（もう夜中過ぎたので今日ですけど）は３月１０日です。 毎年書くけれど、昭和20年3月9日の夜中から10日未明にかけて、東京大空襲があった日です。 65年前、空気は乾燥して風が強かったそうですね。 今日の東京みたく、風があっても風雪でしっかり湿っていたならば・・・・、 発達した低気圧の雲で今日のように覆われていたならば・・・・、 あの無差別大量殺戮で失われた10万人以上の命が繋がっていたでしょう。 あの時代、東京だけではなく日本国中いたる所が爆撃されました。 だから本当は明日だけが特別だと考えてはいけないのかもしれません。 それでも明日は、あの戦争の悲惨さの象徴の一つとして語り継がれています。 下町の密集地、広範囲に周りに焼夷弾を雨のように降り注ぎ、地獄の業火さながらの様相で、中に一般市民を囲い込んで焼き殺した。 忘れてはいけない事実です。 当時欧米諸国と日本との関係がどうだったとか、帝国日本の軍隊が外地でどうしていたとか、そういった裏や細かい事実まで引っ張り出す必要はありません。 3月10日、沢山の沢山の人々が殺された、そういった非情で過酷で悲惨な「戦争」は絶対にいけない、そう子供達に伝え続けなければいけない、良いきっかけとして残しましょう。 戦争を知らない世代でも、戦争に目を向けて知ろうとする世代であるべきだと思います。 3月10日は何の日？ 6月23日は何の日？ 8月6日と9日は何の日？ 8月15日は何の日？ 12月8日は何の日？