2018/11/19(月)12:42
40周年記念旅行、二日目(1)
二日目の朝、28日です。
ホテル特典の「海鮮丼も取り入れた和を中心とした70種類の品数豊富な朝食バイキング」、せっかく泊まったのですからこれは逃せません。
7時47分の新幹線に乗るには6時のオープンから行かなくちゃ間に合わない
これはホテルのサイトからお借りした写真です。
本当に迷ってしまうほど品数がたくさんあって、残さないように取るのに迷う程でした
予想より早目にレストランに行かれた事で、考えていたより一本早いホテルのシャトルバスで富山駅に向かう事が出来ました。
朝早くから沢山のアスリート達が駅に向かっていました
マラソン熱がそんなに高い事に驚きです
私は走るの苦手だし、どうしてそんなに疲れて苦しいのに走り続けるのか意味わからな~い
でもそれは、どうしてあんなに暑い頃に重いお神輿担いで疲れるのが良いのかわからな~い・・・と同じ事なのでしょうね
早目に富山駅に着いたので、この日のお昼に食べる物をゆっくり選ぶ事が出来ました。
目的地のトロッコ列車終点欅平では、駅に併設されているお店しかありませんのでせっかく富山にいるのにラーメンやカレーじゃつまらないですものね。
100年の老舗源の鱒寿司を買いました。
昨夜のお店で食べたのとは違ってもっと本格的に重石で固めた鱒寿司です。
この朝も雲が厚く時々小雨が降る天気でした
それでも新幹線から少しだけ立山連峰が見えました
くっきり見えたらどれほど雄壮な景色だったでしょうね
新幹線はくたか554号に乗ってたった12分、7時49分に隣の黒部宇奈月温泉駅に到着しました
ここでJRから富山地方鉄道の新黒部駅に移動します。
新黒部駅は黒部宇奈月温泉駅の目の前にありますけど、初めてなので急ぎ足で移動
小さな駅舎には誰もいなくて切符の買い方が判らない~
たまたま近くにいた地元の人が、まだ早い時刻の電車は乗ってから整理券を取って降りる時に払うのだと教えてくれました。
後ろに新幹線の線路が見ています。
北陸新幹線が開通して出来た駅ですから新しくて立派だけど周りにはな~んにもありません
乗ったのは8時11分発宇奈月温泉行きの急行列車です。
3両編成の二番目に乗ったのですがびっくりびっくり
木をふんだんに使った「なんて素敵な内装」なんです
調べたら九州で斬新なデザインの車両をいくつもデザインした水戸岡鋭治氏の手によるもので、車体は西武鉄道を走っていたものだそうです。
アルプスエキスプレス、特急列車なのですが私達が乗ったのは急行列車、もちろん特急料金がかかりませんでした、ラッキー
平野部から少しずつ標高を上げて走って行くと、後方に日本海が遠く広がっているのが見えます。
やがて山間に入って行き景色が一変しました。
雪が多い所なのか、玄関は雪よけの二重構造になっていたり、二階の屋根の上までの作り付けのはしごがある家ばかりになりました
日本海にさほど遠くない所なので、きっと雪も水分を含んで重いのだろうと思います。
喫茶店のように居心地の良い列車に揺られ29分、8時40分に終点の宇奈月温泉駅に到着しました。
天気雨、日が照っているのに雨が降ってました
黒部峡谷鉄道の宇奈月駅まで急ぎます
ここの9時21分発のトロッコ列車特別列車席を予約してあったからです。
この朝の新幹線~富山地方鉄道など決まった時間の列車に乗り遅れない為に細かく計算して急いだ理由がこれでした
この時期の休日はトロッコ列車は大変混雑するために早目にチケットを予約しておくようにとありましたので、数週間前にネット予約を入れてあったのです。
チケットがあっても車両を選べなかったり長く待つのは避けたいと、まずチケットを予約してその時間から全てを逆算して細かく立てた計画でした
特別列車と言うのは窓がついている車両という意味で豪華特別仕様と言う意味ではありません
調べていた時に、山の中だしトンネルも多くて大変寒いとありましたので、10月下旬の旅行ですから防寒ばかりが念頭にありました。
窓がついている車両で今回は大正解でした
寒さは完全な思い違いだったのですが、時々雨がザーッと降る天気でしたので、屋根しかない本当のトロッコ座席の人たちは皆雨合羽を羽織ったり大変そうでしたからね。
宇奈月駅のコインロッカーにバッグを入れる事と、ネット予約したチケットを窓口で受け取るのに混雑している駅でどれだけ時間がかかるか判りません。
それで時間に余裕を持たせて計算してあれこれ頑張って出かけたのです、えっへん
混雑している窓口でしたけど、ネット予約専用の所があってとてもスムーズにチケットを手にする事が出来ました
改札前には当日チケットを買う人達や、団体旅行で来ている人達もいて混雑していました。
乗車券は予約で手に入れてあっても一車両の指定だけで席は決まっていません。
人数だけきっちり合わせてあるのみですから開札と同時に今度はホームへ急ぎます(また汗びっしょり)
欅平への往路は進行方向右側、復路は進行方向左側が景色が良いのだと色んな情報を調べていたので頑張って乗り込み右の席をゲット
元々は工事の為のトロッコですから軌道が狭く座席空間も幅が狭い作りです。
そこに定員ぎっちり乗る訳ですから大変なにぎわいです。
出発前にここのゆるキャラ、ニホンザルの「でんちゃー」がホームで愛嬌を振りまいていました・・・・・が・・・・・、
窓いっぱいになるデカ過ぎる顔、むしろ怖い(笑)
時間に追われて緊張しまくった朝が終わり、9時21無事トロッコ列車が宇奈月駅を発車しました
終点の欅平まで約80分、途中で二駅停車はありますが下車するとこのチケットは無効になってしまうのでトイレにも行かれません
寒い山中、空気が冷たい中での80分は年齢的に私達にはとても恐ろしい時間です
だから防寒着をしっかり準備してここまでは暑くて汗かいたのでしたけど、この80分を乗り切るには大正解でした
二日目(2)に続く