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ねむり猫の徒然な日々

ねむり猫の徒然な日々

北九州でのお部屋(3話)

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雑誌やテレビなんかでたまにある、イワクつき物件とか
『いやぁ私ないわ~、世の中にはあるんだねぇ』とか
いっておきながら、『ん?  ハテ』・・・・・
実は、現実問題でも痛かったけど、『なんじゃこりゃ』が
山積していた部屋に暫く住んでいた事がございます。

現実問題では
1 空き巣に入られた!(マジで^^;)
2 帰り道、シンナー中毒らしきガキンチョが運手する車に
  あやうく轢かれかけた!
3 この部屋、無茶苦茶 湿気が多くて服も持ち物もカビに
  やられまくられた!(朝起きると壁伝いに水溜りが出来ている^^;)
4 下水が詰り、逆流して部屋に汚水が!!^^;
  (最初は私が詰まらしたのかと、業者への支払いどうしようかと
  思いましたが、施工時の問題であったので払わなくて良くは
  なりましたがね)
5 2階だか3階だかに住んでる兄ちゃん、バンドだがなんだか
  よくわからんが、こっちが具合悪い時に超~うるさくて(歌、大音量
  な上にとても下手)死にそうになった
  (ご近所に通報もされていましたな^^;)
6 この部屋のせいではありませんが、勤務先が倒産(情けないが・・・知人に
  騙されてしまい、倒産するような会社で少し働いてしまった・・・
  しかも給与未払いも発生・・・) 
7 これもこの部屋のせいではありませんが、交通事故の後遺症がひどく
  なって暫く働けなくなり、上記も重なり、家賃数ヶ月滞納^^;・・・・
  (事情を話して分割にして支払いさせて頂きました。よく 
  おんだされなかったものだ^^;いやはや人情に感謝)

非常に思い出深い部屋でございました^^;
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--その1 ドアノブを回すのは?--

一緒に住んでいた(私が転がり込んでた^^;)友人が実家へ
戻らなければならなくなり、急遽、部屋探し!!
急すぎて時間がなかったんですけど、運よく住んでいた場所から
ほど近いある新築の物件が見つかりました。

3階建てのマンション(アパートに毛が生えた感じ)の1階
だけど角部屋で、本当は一旦うまっていたそうですが、契約者
が仕事の都合かなんかでキャンセルされたお部屋でした。

前に友達と一緒にみた物件と違って怖い感じを受けなかったのと
(※詳細は日記6/8 【思い出しながらhttp://plaza.rakuten.co.jp/nemurineko/diary/200906080000/】
を参照くらはい。)
本当に急だったから もうすぐ決めちゃったんですけど。

その頃の私は部屋に帰って寝るだけ(お風呂も)の生活で、
休み以外は長い時間部屋にいることはありませんでした。
何か話し声が聞こえる事があったんですが、全く気にしていませんでした。
(これなんでだか わかんないんですよね~、気のせいだと思ってたのか?)

ほどなく(住み始めて1ヶ月くらいだったか?)実家に一旦戻っていた友人が
勤務先が私の部屋からの方が近いせいもあり、よく部屋にきておりました。

ある日、深夜に戻ると友人が先に寝ていましたが、
うなされていたので起こすと
友人:『猫・・・・』
私:『?ねこ?』
友人:『猫いない?』
私:『部屋にはいないでしょ?』
何ともかみ合わない会話ですが、友人は私に起こされるまで
金縛りにあっていたそうで、枕元で猫が鳴いていたというのです。
因みに猫は飼っていまへん。
『外じゃない?』と、外に猫がいて聞こえたのではと話をしました。
この部屋では私は金縛りにあった事はなく、また友人自体、その頃
えらく疲れておりまして(仕事とか実家の事や諸事情ですごく疲労
しておりました)、疲れすぎると体は眠っているけど頭が起きてる
という、いわゆる金縛りの状態になるので二人ともそうだとその時は
思っていた訳でございました。

次の日も同じように部屋に戻ると友人がうなされており、
前日と同じように起こしました。
『わーっ怖かった』と今回は少し怯えていて・・・
猫に加え、耳元で人の声がしたらしいんです。それも結構大きな声
だったらしく・・・・・
そんな話をしていた矢先、『ガチャガチャ』玄関のドアノブを回す音が。
『!』二人して玄関の方をみました。
『誰?』そっと玄関ドアまで行って覗き穴を覗くと・・・・
    ・・・・『?』      誰もいません。
「いたずらか~」と思っていると、
『ガチャッ』
また音がし、覗き穴をみましたが誰もいない・・・・。
「見えないようにドアの下の方か塀の横にかくれてる?」
そう思いついた瞬間に鍵を外し、バーンとドアを思い切り勢いよく
開けひろげましたが・・・・・・・・
・・・・・・・やっぱり誰もいません。
塀の横にも・・・・もちろん玄関前の通路上にも。

『???』

ドアを閉め鍵をかけ・・・   『ガチャ』二人の目の前でドアノブが回り・・・
『!!!』
たった今、誰も隠れていないかをドアを開けて見渡したばかりです、覗き穴に
も人影はありません。

『んぎゃ~』二人して怯えましたとも。

後日談
上記の体験が関係しているかは不明ですが、
友人はこの直後(翌日に高熱)に体調を壊し、結局また実家に
戻りました^^;・・・・・実際に3日ほど寝込んでしまっていましたが、
私は特に体調は崩しましせんでした。
ただ、友人が聞いたらしい声は思いっきり、はっきりと何度も聞くハメに。
と、いうか冒頭にあるように聞こえていたような気がしていた声って
以前から本当に聞こえていたという訳なんですよね^^;
ただ、この件以降、『気のせい』に出来ないほど、はっきり大きく・・・・
(猫の声は聞いていませんが、耳元でかなり大きな声で会話、
しかし何といっているかはわからない女性や男性の声&声の抑揚で
読経だと判別できた男性の声)
まあ、ドアが勝手にガチャガチャっというのはこの時だけで
その後はありませんでしたけどね。

この部屋、その他にもいろいろあり(前書きにある現実問題を参照)、
引越しはしたかったけど・・・・・何せ先立つものが無い(金欠)為に
しぶしぶ2,3年近くは住んでました。

ここに住んで実感したのは生きてる人間の方が強いって事です。
(たまに負けたけど)



--その2 もしや泥棒?それとも変態?いや やっぱり夢?--


上記の友人とは違う子ですが、(仮にIちゃんとしましょう)
私の借りている部屋が、割りに繁華街に近いせいかちょくちょく
泊りにきておりました。
一緒に遊ぶのが夜中だったていうのも原因のひとつかもしれませんが・・・・

この方もちょっとカンが働くタイプなのに、今思えばよく何度も
うちに泊ったよな~って感じでございます。

ある夏の日、部屋に戻ったのはすでに深夜。
クーラーなどというものが部屋についておりませんでしたので、
扇風機を回しつつ、今日は二人だからベランダの窓開けてもいっかな~
でも、この辺り物騒だしなあ(実際、空き巣に入られましたし)
でも暑いし~と、結局少し開けて寝ておりました。

・・・・・夢をみました。
誰かベランダの向こうに立っている・・・・
背の高い男性のような・・・・

ここで『ハッ』と目が覚め、反射的にベランダに目をやりました。
その途端、カーテンが風を孕んで大きく揺れ・・・・・
そしてベランダ側というのは灯りがないので本来は真っ暗なはずなんですけど
車のヘッドライトで照らされたような感じで男性のシルエットが
浮かび上がったのです。
んで、叫んだんですよね私。・・・・・・・・・・・

・・・・・・で、気が付くと朝なわけで
『あれ?夢?なんだ~夢か、変な夢みたな~』と、
思っておりましたところ、Iちゃんも起きてきて『なんか変な夢みた~』
とか申します。
『私も~』と、Iちゃんが見たという夢の話を聞いてみると、
夢にこの部屋のベランダが出てきて誰かが立っているとか云うじゃ
ありませんか。
しかも、『ハッ』と目を覚ましたらカーテンが揺れて・・・・・って同じじゃん!
彼女も叫んだらしいし、また叫び声を聞いたそうな(多分、私の?)

・・・・・同じゆめ?夢なのか?しかも叫んで寝るとは これいかに^^;
(恐怖で気絶したとかではないのだ!)

で、ふと窓をみたら少し開けてただけの窓が全開にはなっていたんですよねぇ

これだけなんですけど^^;起こったこと自体は全く怖くないんだけどね。

因みに二人して叫んでるならば、回り近所にも聞こえているはず
なんですよねえ、なのに騒ぎにならなかった・・・・・こっちの方が
ある意味怖い話です^^;  だって普通叫び声きいたら通報しない?
この辺は物騒だったわけですしね。
でも、私たち二人もどうよって感じですよね、叫んどいて寝るって、
安全確保もせずに?・・・・・・・・むぅ ありえないよなあ。

それとも、やっぱり夢で、叫んでなかったのかなあ・・・・
じゃあ、窓は誰が?
やぱり現実に生きた人間が?それって泥棒だか変質者?
んで、叫ばれて逃げだしたってか?なんて危険な^^;
ん~人を確認して寝るかなぁ、私?空き巣に入られてるしさ。

じゃあ、やっぱり夢か。

でも全く同じ夢って見るんだろうか?それにシルエット!
シルエットの説明がつかない・・・・・・

とまあ、考えれば考えるほどわからない内容でございました。



--その3 床下に井戸?--

その1でも書きましたが、話し声がしていたんですわ。
(最初の頃だけ数ヶ月ほど。でもその1にあるように 気のせいかと
思ってもいたんですよね、友人の件があって はっきり気のせいじゃ
ないのがわかりましたが)

気のせいと思う私もわたしです・・・・・
そもそも部屋に最初の数ヶ月はテレビもなく(金欠で~す♪)
音源がないので、何かを聞き間違ったわけでもないようで、
隣の音とも違うかな。

結構、はっきりとした大きな声で聞こえていて(それも傍で)、ただ何を
言っているかはわからない。

最初こそ気味悪く思いましたが、ここに住むしかなかったし
何かだんだん頭にきて『私の部屋なのにっ、同居するなら半分払え』
くらいの気持ちになってきた頃、いつの間にか声はしなくなりました
・・・・・^^;   慣れただけっだったのかな?

それよりもこの部屋は、前置きにも書いた通り、湿気が大変多い部屋で
こればっかりは この世の方でない方よりも困り果てました。

これも途中で少し収まりましたが
本当に、朝になると壁つたいに所々に水が^^;
水滴というレベルではなくって ちょっとはちょっとなんですけど
水溜りなんですよ。

これと関係しているかどうかは未だにわかりませんが、面白い
事にこの部屋を訪れた2人の友人に同じ事を言われました。
それは私自身も思っていた事で、その思い(考え)がどこからくるのか
さっぱりわかりませんでしたが『この部屋の下に井戸がある』
人によりますが『3つ井戸がある』と。

何の根拠もないのに[笑]^^; 何故かそう確信していました。
で、その後、前書きにあるように下水が詰まって大変になっちゃった際に
床板の一部を(因みに部屋はフローリング)引っぺがした訳ですが、
ひとつは確実に井戸ございましたね~^^;  まるでリングじゃ。
三つあったかを確認した訳はではございませんが・・・・
数はともかく、事実ありましたし、井戸。

ここに2,3年居たわけですが・・・・・・。
この部屋を出る時、2階や3階は上がらなかったので上階の状況は
知りませんけど、1階の5室のうち事務所が1室、他は空いてました^^;
私のお隣は2回変わり、私が出る前に2回目に入られた方がでて、
事務所も最初は、居室だったんですけどいつのまにか出ちゃって
他の部屋も一旦はうまっていたはずなんですよ、借りる時に私の
借りた部屋自体キャンセルで空いたんですから。
・・・・新築だったんですけどねぇ、繁華街にも10分程で着くのに。
ま、治安はよくありませんでしたが、前述の私の部屋のお隣さん(2回目の
お隣さんね)この方も空き巣にやられたの、しかも2回も!それに2回目は
ベランダのガラス割られて・・・・なんて危険な^^;
でも、それだけじゃなかったみたい・・・・
あ、この方も井戸があるっていってた口だった。じゃ3人か。
多分、何かみてもいたらしい、あんまり深くは伺いませんでしたので
詳細は不明ですが・・・・この方も前の方も1年程で引っ越しちゃったです。

因みにこの部屋を借りる前に私が転がり込んでいた友人が借りていた家も、
何やかやとありました。
同じ住所だったので、あの辺りがそういう場所だったのかもしれません。


今、どうなっているのかな~
もう住みたくはありませんが。












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