りらっくママの日々

2008/09/17(水)13:18

ママ友達と恋愛的修羅場なのか?と自作小説

幼稚園生活(31)

はい!今日はちゃんと修羅場載せます。 朝からダークです。呆れちゃったらゴメンなさいです! で、ですね。 私もう疲れちゃいまして…。 子供のためだと思って、 平気なフリして何とかこなしてた役員のことでも疲れてて、 誰も私が苦労してること知らなくて、誤解だらけで、 仲良くしてると思っていた彼女にもそんなこと言われて、 メッチャ落ち込んだんですよ。 もうこんな思いするなら、幼稚園やめちゃおうかと…。 お母さんたちと関わりの無い保育園に変えようかと…。 泣いてましたね。 そしたら、 「私のせいで辞めるつもりなの?!」 「いや、アナタのせいじゃないから。私の問題だから。」 「あのさあ、りらっくちゃんて、子供みたいだよね。 なんかいっしょにいると、すっごい私が嫌な人みたいで嫌なんだけど。」 「そうなんだ? ごめんなさい。」 「何で感情的になってんの? 私は冷静に話してるんだけど。 だいたいりらっくちゃんって八方美人だし、 いっしょにいると疲れる。 空気読まないし、無神経だよね。 もっと気を使ってよ。」 軽くめまいを覚えました。 もうどうでもいいや~と。 自分の中で何かがスッと冷めたのがわかりました。 「ふうん。そうなんだ?それはこっちのセリフだよ。 私も疲れるから。」 「何?!そうなの? やっぱりさあ、私たちって合わないと思うんだよね! 他の友達探してよ!」 「はあ、友達? もういいや。別に私には、いらないし。 大体今までいっしょに過ごしてて楽しかったんじゃないの?」 「楽しかったけどさ…。 だって、あるでしょ?私にだって直して欲しいとこって。」 「えー、別に、んなの長所も短所もあってアナタなんだから、 そのまんまでいいんじゃないの? でもさ、アナタは私をマンマで受け入れられないんでしょ? んじゃ、しょうがないじゃん。」 「うん…、そうだね…。 でもさ、コリラックくんが可哀想だと思わないの? 親の都合で幼稚園辞めたりして。」 「そうだね…。 うん、やめないわ。」 「そう?それなら良かったけど。 ねえ、アナタさあ、友達いるの?」 「うん。いるよ~。 遠くに行っちゃったけどね。 お互い大事にしてる大切なヤツがいるよ。」 「ふうん。みんなから嫌われてるからいないかと思った。」 「うん。でもいるんだよ。 アナタもいるんでしょ? そういうはっきりモノ言うとこ好きだから、 きっと友達もそういうとこ好きなんでしょ?」 「いるわよ。そうかもしれない…。」 「うん。」 「ねえ、私がここまで言ってるのに、何で怒って電話切らないのよ? 普通怒ってガチャンて切るでしょ?」 「普通って、何が普通なのよ?」 ってな感じの話を延々と1時間しゃべった… ねえ、この会話ってどうよ? なんだか、彼氏と彼女の別れ話みたいでしょ~??? (でもない?ただの女同士の修羅場?) 言い返すと思ってなかったらしく、ビックリしてました。 まあ、私はこういうヤツですよ。 でもさぁ~、ここまで本音さらけだされて、 辞めないとしたらさ、 残りの幼稚園半年をどうすんだよ?! って、聞いてて思ったワケだ。 コレがもしも私が男で彼氏だったりしたら、 「うるせえよ!わかったよ!あばよっ!」 って感じで、速攻別れます!!! めんどくせーっ!!! でもさ、お母さん同士が仲悪くなったら子供にも伝わるんだよ。 幼稚園でしょっちゅう会うし、 幼稚園ってさ、終わってから遊ぶの保護者同伴がほとんどだし、 母親が「あの子とはもう遊ばない」って言ったら終わりなんだよね。 子供のこと考えると、頑張りたいし、 修復したかった。 (何だこのコメント。妻に三行半叩きつきつけられた旦那みたいだな…。) 向こうもそう思ってたのかもしれない。 でもさ、一時期仲良かっただけに、 気分は別れた彼女を持った男の気分!!! も~、会う度に、気まずくて気まずくて。 でも大人だから、ちゃんと挨拶したりしゃべったりしてたよ。 何もなかったようにね! (きっとこうやって世の中、仮面夫婦ができてくんだよ!怖っ!!) 流して、そのうちまた仲良くできれば、それはそれでいっかーって思ってた。 それに、私が辞めたりしたら、彼女は自分のせいだと思うだろうし、 そう思われるのは嫌だし、 コリラックも幼稚園好きだから可哀想だし。 長期休みは、遠距離友達が助けてくれたりして、 んで、最後まで幼稚園残った! その後は幼稚園でママ友ってやつ、できませんでしたね。 怖くて。 いい人たちもいたけど、もうグループできてたし、深入りしなかった。 私は私でやって行こう。独りでもいいや!って思ったね。 預け保育できたし、子供同士は遊べてたから。 でも独りでいると、かな~り、風当たりキツかったけどね! あ~、そんなことがあったんだよな~! もうね、ホント、大変! すぐ近所じゃなくて良かった! 過ぎ去って良かった!!! 本音を言って、絆が深まる人もいますが、 今その彼女とは会ってません。 時間が経てばいい思い出とかってやつになるんでしょうか? それは時間だけが知ってるような気がします~! ----- 「ある女の話:アヤカ」 そう言ってくれたのに、ツカちゃんからの電話は無くて、 私はやっぱりからかわれたのかな~なんて思った。 そう思った翌日にツカちゃんから電話が来たので、 ビックリした。 「あのさ、良かったら、 二人でどっか行かない?」 それってデートになるのかな? 一瞬迷ったけど、 遊びに行く位いいかと思った。 「二人で?どこに?」 「う~ん… 遊園地とかは?」 「え?遊園地?」 「え?変?」 「ううん。ツカちゃんが遊園地って、 何だか意外な気がしたから。」 「ライブばっか行ってそう?」 「うん。何かそんな感じ。 家にいて音楽ばっか聴いてそう。」 ツカちゃんの笑い声が聞こえた。 「あのさ、その日バイクで行こうかと思うんだけど。」 「え?バイク乗れるの?」 「うん。中型。気持ちいいよ。 だから乗れる格好してきて。」 「うん。」 私は初めてのことにドキドキしていた。 男の子のバイクの後ろに乗るってことも意外で、ワクワクした。 前日のスタジオで、 ツカちゃんは特にいつもと変わらない感じで私に接してた。 私もエリにからかわれそうなのが何となく嫌で、 ちょっと黙っていた。 ツカちゃんも話していなさそうだった。 当日に私の家の近くのコンビニの駐車場でツカちゃんが待ってた。 私の分までヘルメットを持ってきていて、 はい、って渡してきた。 何だか男の子と二人で出かけるってだけでドキドキしてるのに、 バイクの後ろに乗るってことは、 ツカちゃんの背中につかまるってことだよな~って、 今更思って更に緊張した。 落ちないようにしっかりつかまってね、って言われて、 ちょっと抱きつく感じになってしまったので、 コレじゃあ、まるで付き合ってるみたいじゃない? って思った。 すっかりツカちゃんのペースだ。 でも、ツカちゃんは無口だから、 バイクの方がいいのかもしれない。 私も、そんなにしゃべらなくてもいいし。 ツカちゃんの言う通り、 風が気持ち良かった。 「どうだった? 怖くなかった?」 「うん。 ホントに風が気持ちいいね。 ビュンビュン飛ばせるのって気持ちいい!」 ツカちゃんは、そうでしょ? って感じで笑った。 二人でいろんな乗り物に乗って、 遊園地で売ってる、安っぽいラーメンを食べたけど、 意外にもコレが美味しかった! ツカちゃんがラーメンを奢ってくれたので、 私は缶ジュースを奢ってみた。 ツカちゃんが楽しそうに、嬉しそうに笑うので、 私もとっても楽しかった。 お化け屋敷の乗り物に乗る。 私は実はお化け苦手。 本物がいそうな気がして。 並んでる間そう言ったら、 いるかもね~ってツカちゃんが笑った。 「アヤちゃん何してんの?」 「え、夜寝る時見たもの思い出したくないから、目つぶってんの。」 「乗る意味ないじゃん。」 「だって、何か怖いもの見たさって言うか。 入る前のドキドキする感じが面白いじゃない?」 「でも、見てないじゃん。 あっ!すげっ!」 「え、何?!」 私がつい目を開けたら、人形がいきなり飛び出してきた。 慌てて下を向いた。 あはは!ってツカちゃんが笑った。 ひどい~。ひどい~。 って私が嘆く。 大丈夫だって、襲って来ないから。 って、ツカちゃんが私の肩を抱くから、ドキっとする。 ツカちゃんはさりげなく私の肩に手をまわして、 列に並ばせたりする。 そのままベタベタしたりしないので、 女の子はコレで参っちゃうのかもしれない。 慣れてるんだろうな、こんなのきっと。 「ねえ、 こんなふうに女の子といつもデートしてるの?」 ソフトクリームを食べながら私が言った。 「何で?」 「ううん。そうかな~って思ったから。」 「気になる?」 「少しね。」 「ふ~ん。」 「何?ふーんって。」 「別に。」 「別に~。」 「何でマネすんの?」 「だって、何でも、何で?か別に。なんだもん」 「そう?気付かなかった。」 ツカちゃんはそう言って笑った。 そっか俺、そうなんだ…とか自分で自分に言ってる感じだった。 私は気付いてなかったんだ? と思って笑った。 夕ご飯前位にツカちゃんは家に送ってくれた。 「また出かけようよ。」 「うん。行きたい!」 「また連絡するね。」 「うん。待ってるね。またスタジオでね。」 私はツカちゃんがバイクで去ってくのをずっと手を振って見てた。 あ~マズイな~って思った。 バイクでツカちゃんにつかまってる間、 ずっとこうしてたいな…ってちょっと思ってしまってたから。 でも、ツカちゃんは何にも言わなかったし、 そのままお別れしちゃった。 すぐに会いたいなって思うのは、 もう好きってことなのかな? そんなことツカちゃんの姿が小さくなって、 見えなくなるまで、ずっと思っていた。 こんな始まりもあるのかな…って。

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