2007/12/21(金)10:38
「医龍2」「ジョシデカ」(最終回)と自作小説
ドモでっす!
昨日美容院に行ってきました~♪
年末だからか、予約がいっぱいだった…。
火曜に行こうと思ったのにさ~!!!
そう思ったらこんな歌が浮かびました。
「雪が降る町」奥田民男
まだこっちでは降ってないんだけどね!
どの人も忙しいんだろうな~なんて思う中、
ちょい和む曲です。
「医龍2」(最終回)の感想~
毎回毎回、どんな手術をしているのか説明されるけど、
とにかくとんでもなく大変でスゴイ手術なんだ?!
ってことしかコッチにはわからず、
それをこなしてしまうアサダの手術に立ち会ってるかのような、
そんな臨場感!!!
今回もスッキリサッパリさせていただきました~!!!
野口教授、笑えました!
あの登場の仕方、コンサートかよ?!
って思いました!
ドラマだとわかってるからか憎めない…。
嫌なヤツだけど、いないとこのドラマつまらないですよね~!
3もあるのかな?
あったら絶対観ます♪
「ジョシデカ」の感想~
犯人、もう結構前から予想してたのが当たって嬉しかったです!!!
いや~、それにしても悲惨だよなぁ…。
どんなに人徳積んでも、
やっぱり自分の立場に満足できなかったなんて。
私なら、人を操る術なんてみつけちゃったら、
笑いが止まりませんよ~!
もう、現状で大満足です!
それにしても、犯人演技も見事だったなぁ~!
流石○○様!!!って思いましたよ。
医龍2より地味だったけど、
それなりに最後はこの方の演技で楽しませていただきました~!
「金八先生」も観ました~!
お父さんと通じ合えず、いきなり亡くなってしまったら…
後悔してもしきれない気がしましたよ…。
現実だったらつら過ぎます!
ああいうの観ちゃうと、
絶対ケンカしたまま人と別れたくないなぁ~。
心残りの無いように、接しておきたいなぁ~。
って、思います。
次回2時間スペシャルも楽しみです~♪
※兵庫県の方限定で、小児癌についてのご協力をお願いしているようです。
今日までだそうです。
兵庫県がん対策推進計画(案)
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「ある女の話:アヤカ」
絵画教室に、
また復活させてもらうことにした。
一般用の小部屋に入ると、
今日は誰も来てなかった。
先生が私が用意するのを見ながら、
タカダも辞めちゃうし、淋しくなるなぁ~。
って、言った。
「え?タカダくん辞めるんですか?」
「あ~、そうなんだよ。
就職する会社が地元だって聞いてたんだけどね、
最初何年かは本社の方に行くことになるみたいだよ。」
私はタカダくんは、てっきりここにずっといるものだと思っていた。
そっか。6年生の専門だったから、もう就職なんだな…。
そう思った。
また会えるんだろうか?
こっちにいる間にお別れしておきたいな。
そんなこと思った。
油絵セットを開けると、パリパリになっていた。
ちょっと片付ける。
久しぶりに木炭を持つ。
何だか淋しい気持ちになった。
ようやく以前のように、
絵画教室に行くペースが戻ってきた。
今日も一般は私だけだった。
ちょっと描いてたら、
「あれ…」
って声がした。
振り向くとタカダくんがいた。
「アヤちゃん、久々だね~。」
「あ!良かった。」
「え?何が?」
「うん、教室辞めちゃうって聞いてたから。」
「ああ…うん。
ギリギリまで来るけどね。まあ、もう少し。」
タカダくんは、ちょっと痩せて、
またちょっと大人っぽくなったような気がした。
「アヤちゃん、何だか大人っぽくなった気がする。
社会人になってから。
痩せた?」
「ええ?何ソレ?褒めてるんだよね?」
「うん。」
そう笑いながら言って、
タカダくんは今製作中らしい絵の続きを描き始めた。
「学校でさ、グラフィックの勉強してて、
手書きとまた違う面白さ知ったんだけど、
やっぱり手書きが好きなんだよね。
両方生かせそうな会社に就職決まったけど、
正直どんなふうになるか心配だよ。」
「夢をかなえちゃったね~。」
私が呟いたのをタカダくんはちゃんと聞いていた。
「そうなっちゃうね。
ピンと来ないよ。実感沸かない。」
しばらく描いていたら、タカダくんが私の木炭デッサンを見に来て、
小声で言った。
「今日さ、終わったら飲みに行かない?
明日休み?」
それが公園を意味しているのでは無いことがわかった。
「うん。休みだし、いいよ~。」
「え?ホントに?」
「うん。今別にフリーだし。気兼ね無く行けるね。
あ、でも悪酔いしちゃうかもよ?いいの~?」
私はニヤニヤと笑いながら言った。
正直、マノくんのこともあったし、仕事は面白くないし、
腐りそうだった。
あれから一年経とうとしてた。
仕事と、職場の人たちとの付き合いで、
毎日はローテーション化していた。
会社の人と付き合いそうになったけど、
やっぱりうまく行かなかった。
フラれた。
向こうから言ってきたから、真面目に付き合おうと思ったのに。
好みでも無い男にフラれたことがショックだった。
思ってた感じと違うとか言われた。
勝手に人のこと思い込むなよなぁ~。
唯一の救いは、職場が本社と支社で違うことだった。
あ~良かった。
こっちこそ願い下げだ~!
これからは好みのタイプか、
自分から好きになった人としか付き合うもんか!
そんなこと思うと、
時々ふと、
マノくんに電話してしまいそうになる。
「よお!どした?」
って声を聞きたくなる。
もう私から連絡しなければ、
絶対マノくんからの連絡は来ないだろう。
前だけを見る男だ。
アレがマノくんと付き合う最後のチャンスだったんだ。
でも、自分でガンバろうって、
マノくんみたいなイイ男フっちゃったんだから…って。
そう思ってた。
でも、時々あの位、
楽しい付き合いや、ワクワクした気持ちが欲しくなる。
こんな時飲みに行ったら、
下手するとストレスぶつけちゃったりして…。
嫌われなきゃいいけど…。
「あ、そうなんだ?
んじゃ、俺も悪酔いさせてもらおう。積もる話でもしようか。」
「そんな話があるの?」
タカダくんは、ははって笑った。
そんなこと言ってくれると、
私だけが腐ってるワケじゃないのかも?
って、安心する。
でも何となくタカダくんが元気無いように見えた。
どうしたんだろう?
もしかすると、そういう時に限って会ってないかな?私達。
そんなこと思った。
バイオリズムってやつ?
気になっちゃって、これまた絵に集中するのに時間がかかった。
夕方になって、タカダくんがそろそろ行く?
って聞いたから、私も片付け始めた。
こんなふうにタカダくんと飲みに行くことがあるなんて、
思いもしなかった。
タカダくんは駅前の洒落た居酒屋さんを知っていて、
ここでいい?って聞いてきた。
うん、って頷く。
私はピンクレモネードサワーを頼んで、
タカダくんは生ビールを頼んだ。
就職おめでとうって乾杯した。
ビールが苦くて飲めないって言ったら、
またオコチャマって言われた。
くそう!年下のくせに!
悔しい!
たった一年じゃん。
って、タカダくんが笑う。
「いいな~。私も都会に行きたいなぁ~。」
「んじゃ、旅行に来ることがあったら言ってよ。
俺その頃までには案内できるようにしておくし。
連絡先決まったら、ヨッちゃんに言っておくよ。」
「うっわーい!ありがとう~。」
タカダくんはそう言って、ビールをグッと飲んだ。
その姿が妙に似合っていて、
私はドキッとした。
昔のタカダくんじゃない気がして。
「地元にしなかったんだね~。」
「うん。ここからちょっと離れたくなってね。
いずれ戻れるんだけど。多分…」
「いいな~。」
「そう?」
「淋しくなっちゃうね~。
でもちょっと楽しみできちゃった。
お給料貯めちゃおうっと!」
タカダくんはもうビールを空けてしまっていた。
どんどんお代わりを頼む。
「あの~、コレはワリカンですか?」
あまりのペースの速さに、
私が恐る恐る聞く。
「いや、俺が奢りましょう。
でも…
あのさ~、
打ち明け話、いつもみたいにしていい?
重くても引かない?
引かないって約束してくれない?」
「ん?いいよ~。
だって所詮他人事だも~ん。
何?」
「ちぇっ、他人事かよ~。
ま、いいか。
その位割り切って聞いてもらった方がありがたいや。
俺さ、学校の先生と付き合ってんだよね。」
私は何の話が始まるのかわからず固まってしまった。