カテゴリ:読書
友人が紹介してくれた
奥村隆「息子と僕のアスペルガー物語」 (リンク貼ってあります☆) 読んでいて思った私の場合。。。 文抜粋してて長いですよ☆ 以下、途中を抜粋(読みやすいように改行等あり) --------- そのことを改めて思い知らされたのは、ある日の深夜、 テレビで一人、「大人の発達障害」を特集した番組を見ていたときのことだ。 僕は医師から「大人の発達障害」だと告げられてから、 意識的に、この問題を扱った本や雑誌記事を読んだり、テレビ番組を見たりするよう努めてきた。 そんな番組の一つで、クイズのような「問題」が紹介された。 僕は自分なりにその答えを考え、次に正解とされたものを見て、 「自分の思考回路は多くの人と異なる」という事実を改めて突きつけられたのである。 この問題は、医師が、患者が「大人の発達障害」かどうかを 判断するときに使うものだということだった。 僕なりにまとめると、以下のような内容になる。 【問題】 まず、次の文章を読んでください。 「Aさんという女の子の家に、おじさんが遊びに来ました。 Aさんは、おじさんに食べてもらおうと思って、お母さんに手伝ってもらい、 チーズケーキを作り始めました。 作りながら、Aさんは、食卓で待つおじさんに言いました。 『私、おじさんのためにチーズケーキを作っているのよ』 おじさんはこう答えました。 『ケーキは大好きだよ。チーズが入っているのはダメだけどね』 Aさんも周りの人たちも黙ってしまい、その場の雰囲気は一気に気まずくなりました」 ここで質問です。この場を気まずくさせたのは誰だと思いますか? ----- (私の答え) おじさん、面白いこと言うねw 私が女の子なら、じゃあ作ったケーキどうしようか~? と可笑しくて笑ってしまう~~ だから、気まずくならないんだけど。。。 しょうが無いんじゃない? ------以下話の続き()は私の考え この問題を読んだとき、僕は答えがわからなかった。 と言うより、そもそも、なぜこれが問題になるのかが理解できなかった。 「誰も気まずくなんかさせてないだろう」と考えたのである。 問題の文章のような経過をたどった結果、その場が気まずくなることなど、想像もできなかった。 (あはは☆同じこと思った~) ただ、しばらく考えて、きっと答えは「おじさん」なのだろうなと思った。 それは、僕がこれまでの人生で、必死で「学習」を重ねてきたから推測できたことだ。 誰かが善意で、他人のために何かをしてあげるとき、 そうしてもらう側の人は、その行為に対し、いささかなりとも文句を言ったり、 批判的な感想を述べたり、注文をつけたりしてはならない。 (え、、、ならないの?(-_-;)) 仮にその行為に欠けているところや、部分的な問題があっても、 一切指摘してはならず、全面的に感謝と誉め言葉を述べなければならない。 そうしないと、場の雰囲気が悪くなり、人々の怒りを買う---。 (怒るんだ、世の中怖ぇぇ(>_<)) このことを、僕は十代の頃からさんざん失敗と試行錯誤を繰り返して、学んでいた。 ただし、あくまで「知識」として「学習」したのである。 「学習」の結果、空気が読めるふりができるように 考えてみると、僕も十代の頃までは、 料理を作ってくれた人に「まずい」とか「これ、嫌い」などと平気で言う人間だった。 それを周囲の人たちに注意され、叱られるうちに、 「どうやら、何かをしてもらっているときは、 少しでもそれについてネガティブなことを言ってはいけないらしい」ということを推測し、 理解し、後天的に身につけたのである。 テレビ番組の話に戻ると、やはり問題の正解は「おじさん」とのことだった。 出演者の一人が、 「『大人の発達障害』の人には、正解がおじさんだとわからないケースが多いそうです」 と説明していた。 その通りだ。正直に言うと、なぜおじさんの言葉が他の人を気まずい思いにさせてしまうのか、 その理屈が僕には今もさっぱりわからない。 おじさんは事実を言っているだけではないか。 もし、Aさんが本気でおじさんを喜ばせたいのであれば、 おじさんがチーズを苦手にしていることを事前に調べておくべきだ。 (その通りだ) 少なくとも、作り始める前に、 「チーズケーキは好き?」という質問くらいしておけばいいではないか。 簡単なことだ。それを怠った方が悪い。 (悪いとまで思うんだ~~) Aさんの行動は所詮、おじさんへの善意の押し売りに過ぎない。 本当のことを正直に言ったおじさんが「空気が読めない」という理由で責められるのは、 筋違いだと思う---。 でも、そんな本音を口に出してしまえば、 周囲から変な目で見られたり、怒られたり、敬遠されたりする。 そのことを、僕は子供の頃から嫌というほど経験してきた。 だから、こういう問題に出くわしても、少し考えれば、今なら「正解」を答えられるようになった。 しかし、僕がその「空気が読めるふりができるレベル」にたどり着くまでには、 前述のように、多くの「学習」が必要だった。 そのために長い期間、他人が理解できない(らしい)努力を続けてきた。 発達障害と無縁の人には奇妙に思えるかもしれないそれらの思い出を、 次回は紹介していこう。 ------- 読んでるとホント引き込まれる~ これだけを抜粋して読んだら、「自分もアスペルガーなんじゃ?」って思うかもしれないけど、 この著者さんは、誰かが何か言ってることとテレビでの声が区別して聞き取れない、、、 等々書かれてるので、本当に病なんだな~って思う☆ こうした状況ってよくあることだと思う。 問題は、こうしたことを正直に言った時に「責められる」って思うことなのかな☆ 無理に喜ばなきゃいけないんだろ? 喜んで無いのに喜ばなきゃいけないなんて苦痛だから、 調べておかない相手が悪いんだよ こうした考えだと、確かにつらいよね☆ けど、合わせてきたんだ? 偉いな~とまで思ってしまった(>_<) 私も苦手なモノは苦手って言っちゃうから、 ホント他人事じゃ無いんだけど、 大人になるってことは、その言い方を傷つけないよう考えることだと思うんだよね。 この作者さんの感覚、そんなに変だと思えなかったし、 私なら、それでも、そんな私に付き合ってくれる人だけでイイって思ってしまう~ みんなそうじゃないのかな? 私は、こうしたことなら正直に言ってもイイ気がしたんだけどな。 その方が、「次回はチーズが入ってないのにしよう」って相手の好みがわかるし、 本当に相手を喜ばせた時に喜びが倍増するし、 こういう人をぎゃふんと言わせてみたいし~ (多分言わないけどw) 多分、自分がこういう感覚なので、 相手にも本当のことをつい言ってしまうのでしょう。。。 長く付き合うだろうと思う相手なら、言ってもイイ気がした☆ ただ、言い方を考えようと思う、このおじさんのように指でOK ある意味、このおじさん、スゴイ! 、、、と思う私は変なのかなぁ~ 現在30話まで読んでます☆ 40話まであるらしいので、どうなるのかな~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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わたしもリンク先の記事を読みました。
チーズ嫌いな人に事前に聞いた方がいいですよね。 それよりも、「夏休みのスケジュール作成」の記事を読みましたが、わたしはスケジュール作成が苦手です。 旅行の計画を立てるのも無理。 わたしの両親もそうです。 まぁ、スケジュールが突然変更されても、パニックにはなりませんが。 本人の「性格」なのか、それとも「発達障害」なのかの線引きが難しいですね。 (2016年02月09日 10時54分36秒)
>わたしもリンク先の記事を読みました。
お!読みましたか~☆ >チーズ嫌いな人に事前に聞いた方がいいですよね。 そうなんですよね。 最近はアレルギーもあったりするから、ホントなら、この著者が言うように聞いた方がイイと思うんだけど、 多分、ここで言いたいのは場の空気を読むってことが趣旨だってことさえ気づかないといけないってことなのでしょうね~ 何か、現実に応用できない問題だと私は思ってしまいましたよ☆w >それよりも、「夏休みのスケジュール作成」の記事を読みましたが、わたしはスケジュール作成が苦手です。 >旅行の計画を立てるのも無理。 >わたしの両親もそうです。 >まぁ、スケジュールが突然変更されても、パニックにはなりませんが。 私も計画は、あまり立てませんね~☆ 旅行は大概、海外ならパックのものだし、行きたいパックがついてるものを選んでおいて自由行動は現地で前日とか申し込みして決める程度。 国内なら友人が行きたいところに付いてく感じで、美味しいものが食べられれば何でもイイって感じ。 なので任される方が、ちゃんと考えなきゃいけない気がして困ります☆ 時間単位で考えたりしないけどw >本人の「性格」なのか、それとも「発達障害」なのかの線引きが難しいですね。 そうですよね~☆ もしも、親が発達障害で、言いたいことを言い放題な親なら、そういうふうにモノを言ってもイイんだと思って育つから、発達障害では無いと思いますし。。。 う~ん、ホント難しい☆ (2016年02月10日 08時10分44秒) |
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