夏の香り (7話目)
倒れるくらい結婚を迷ってしまったのかしら?
韓国ドラマはショックなことがあると、結構みんな倒れるな~。
な~んて思っていたんだけど、そう言えば、この子、心臓が悪かったんだ。
すっかり設定を忘れてましたよ!
では、続きです。
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夏の香り 7
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倒れたヘウォン。病院へ搬送される。
心配するスタッフのみんな。
心配ないさ、床に倒れただけなんだし。そう言うミヌの先輩に
「ヘウォンは心臓移植を受けたのよ!倒れたら大変なことなのよ!」
と、ヘウォンの先輩が説明する。チョンアも心配を隠さない。
「僕が彼女を困らせるようなことを言ったから…」
そう思っていたミヌだが、心臓移植と聞いて、更に、彼女の苦しみを想う…。
眠るベッドの横に付き添うミヌ。ヘウォンの走る姿をスケッチし、ヘウォンの手を握る。
「だから走りたかったんですね。もっともっと走って下さい。思うように…
目を覚まして下さい。自由に、愛する人の手を握って、世界のどこへでも。」
グランドを走るミヌ。
目が覚めたヘウォン。周りには誰もいない。
(変な夢…。手を握ってくれた、あの人は誰かしら?)
ストレス値が高かったヘウォンが一晩で正常に戻った。
医者は、何か良い事が彼女にあって、自然治癒されたのではないかとチョンジェに告げる。
ようやく退院。みんな、快気を喜ぶ。だが、ミヌだけがいない。
部屋に戻り、荷物の整理をする。
「このスケッチブックは誰のかしら?チョンジェのかな?」
「チョンジェさんも大変だったわよ。婚約できなくて残念だったわね。」と、ヘウォンの先輩が言う。
そうか、私婚約するところだったんだ…。
ベランダにミヌがいる。ヘウォンが隣部屋から出てくる。
「お見舞いに来てくれたんですか?」
「いえ、僕は行ってないですよ。すみません」
仕事に復帰するヘウォン。
ペンダントのお礼を言うミヌ。
「僕が言ったことが重荷だったのですか?ペンダントをみつけたのはチョンアってことにしましょう。
ヘウォンさんが倒れたって聞いて、僕の心も痛みました。
心臓移植をしたって聞きました。心臓は心です。
苦しみに耐えられたのは、チョンジェさんがいたからですね。」
曖昧にうつむくヘウォン。
食事に出たミヌとチョンア。チョンジェとヘウォンが食事をしているのに合流する。
酒に酔ったチョンジェがミヌにからむ。
「ミヌさんの好きなタイプは誰ですか?ヘウォンかな?
僕はゲームでも仕事でも恋でも、何でも必ず勝つまで続けます。」
挑戦するように語るチョンジェ。
酔ったチョンジェを介抱するヘウォン。
「ヘウォンはシューベルトが好きだったな。そんなヘウォンが好きだ。
ヘウォンが好きになってはいけない物を好きにだとしても、それでもヘウォンが好きだ。」
強く抱きしめるチョンジェを拒むヘウォン。
苦しみ部屋を出た先にいたのはエレベーターを待つミヌだった。
「私最近変なんです。チョンジェも変。でも自分の気持ちを抑えられない…」
帰り道を歩く二人をみつめるチョンジェ。
ミヌとチョンジェはグランドでマラソンをしている。
「マシンで走る方がいいらしい。今日は僕の負けです。」そう言うチョンジェ。
「どんなゲームにも勝つって言っていたけど、勝つだけがいいことじゃありません。
負けることにだって理由がある。負けるしかない時だってある。」
挑むようにそう言って去るミヌ。
チョンジェはヘウォンに初めて黙って仕事に出かけてしまう。
心配するヘウォン。
部屋で片付けをするヘウォン。
スケッチブックの中身を確認すると、走る自分と「目覚めて下さい」とメッセージが。
(ミヌさんが来てくれたんだ!)
走って外へミヌを探すヘウォン。
一方、ミヌの先輩とヘウォンの先輩はお互い気があるらしい。
ここでも恋が生まれそうな気配。
ようやく湖でミヌを見つけ出したヘウォン。
「どうして嘘をついたんです?お見舞いに来てくれたんでしょう?」
スケッチブックを見せる。
「…やめようと思ったんだけど、つい足が向いて…」
二人でボートに乗る。夜の湖が幻想的だ。
ボートには穴が開いていて、二人はすぐに岸辺へ。
「ヘウォンさんに会うといつも水の災難に遭いますよね。」
スケッチブックの中の絵のように走らないか提案するミヌ。
グランドで走りまわる二人。外で走るのが心地いい。
仕事を終えたチョンジェとチョンアはお互いの想い人へ電話をするが、どちらも出ない。
電話が鳴る先の部屋では食事を楽しむ先輩たちの姿が。
どちらにも電話が繋がらないことで心配するチョンジェ。あせって車のスピードを上げて帰ろうとする。
同行したチョンアが心配する。
ヘウォンの電話はボートに入った水のせいで壊れてしまっていた。
グランドでお酒を飲む二人。
「ヘウォンさんは、明るい時と静かな時がありますよね。」
「心臓をもらってから明るい面ができたんです。きっと持ち主が明るい人だったんですね。感謝しないと。」
「そうですね、その人の分まで感謝して生きないと。」
思いきっって話すことにするヘウォン。
「私の中に別の人がいて、時々その人が誰かを探してる気がします。
その度に、私の前にある人がいるんです。誰だかわかりますか?」
良いムードの先輩たちだが、ようやく電話の音に気づく、出るとチョンジェからで、
先輩二人はミヌとヘウォンを探しに出る。
「ヘウォンさん、お酒と恋の共通点がわかりますか?酔ってしまう。」
「自分の思い通りにならない。」
「でも時には、勇気を出してみたくなる…」
立ち上がるミヌ。ヘウォンに手を差し伸べる。
手を取るヘウォン。
先輩方と合流するチョンジェとチョンア。
「二人はどこに行ったんだろう?」
グランドでチークダンスをするミヌとヘウォン。
お互い素足だ。ミヌの足の上に自分の足を乗せるヘウォン。
心が近づいていくのがわかる。
ヘウォンの鼓動が高鳴る。
「心臓の鼓動聞こえましたか?」
「はい」
二人をようやくみつけるチョンジェ。
が、そこには、顔を近づけるミヌとヘウォンの姿が…
続く
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今日は風が強いです~!
ゴゴゴゴゴ~!!!とか音がするので、時々画面よりも外が気になってしまいました。
それにしても、ミヌとヘウォンのラブラブぶりには参った…!
なぜグランドで踊り出すのか…?
日本って、チークダンス踊る習慣がないしなぁ。
かなりチョンジェが気の毒になってしまいました~。