2016/03/02(水)22:08
富山城、富山市郷土博物館
旧本丸鉄門跡に建てられた、富山市郷土博物館、富山城。遠くを見渡すためのやぐら、望楼を乗せた3重4階の天守です。コンクリート製です。寛永16年(1639年)、越中富山藩初代藩主、前田利次が富山10万石を持って、富山城を居城とした。加賀藩の支藩として富山藩が置かれた。富山藩の第2代藩主・前田正甫(まさとし)像初代藩主・前田利次の次男。前田正甫公は、『富山売薬』を広めたお殿様』として有名です。江戸城参勤交代の折、ある大名が腹痛を起こし、前田正甫が「反魂丹」を勧めたところ、たちどころに治ったを見た諸大名たちが、自分の領内でも販売して欲しいと願い、正甫の命を受けた行商が薬を売り歩く、『富山の薬売り』が始まったそうです。越中反魂丹(はんごんたん)は、"はらぐすり"胃腸薬で、今も販売されています。
千歳御門 10代富山藩主・前田利保(としやす)が隠居所として造営した千歳御門の正門。