晴れ気分

2018/06/22(金)20:26

小松帯刀(こまつたてわき)

九州観光(40)

小松帯刀は天保6年1835年、喜入領主肝付家の三男として生まれました。20歳吉利(日吉町)の領主小松家の養子となり、小松帯刀と名を改めました。子供の頃から学問武芸に優れ、27歳で家老となり、西郷隆盛や大久保利通などを重要な役目につけました。寺田屋事件、生麦事件、薩英戦争を乗り切り、薩長同盟を結ぶなど明治維新に向けて活躍しました。維新後も外交官など要職につきましたが、34歳で亡くなりました。<この小松帯刀像は、慶応3年1867年に、15代将軍慶喜が、二条城に諸大名を集めて、政治の権力を朝廷に返還(大政奉還)すべきかどうかを問うたとき、薩摩藩の城代家老であった小松帯刀が「大政を奉還すべき」として他藩にさきがけて記帳したときの様子をイメージして造られたもので、三公像(島津斉彬、島津久光、島津忠義)の建つ、照国神社を向いて建立されています。位置:宝山ホール(県文化センター)

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