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テーマ:DVD映画鑑賞(14202)
カテゴリ:映画
2004年アメリカ映画。
ロバート・レッドフォードの顔を「ひび割れだらけ」と表現したのは、ピー子だったかおすぎだったか・・・・・・ それから更に何年か経って、全体に輪郭も崩れつつあるような。妻をみつめてやさしく微笑んでいる姿はまだ見られるのですが、パニックになっていたり、歩きすぎて疲れたりした姿は、ちょっと見たくなかったな~なんて思ってしまいます。 しかしロバート・レッドフォードの輪郭より先にゲシュタルト崩壊を起こしているのがこの邦題。 どんないいわけもできません。確実に、内容を知らずにつけたとしか思えません。 未見の方のために声高く言わせていただきますが、この話、サスペンスとか駆け引きとかトリックとかそういうのは期待しない方が絶対にいいです。 誘拐は一つのできごとですが、それをきっかけに、誘拐された方、誘拐した方、そして誘拐された家族が自分のこと、家族に対する自分の気持ちを見つめる、という映画です。 ただですね~。ロバート・レッドフォ(中略)を起こしているのが、この脚本。 妻側の動きと、誘拐された夫側のシーンが交互に出てくるのですが、どうも時間のつじつまが合わない。夫は、車で走って、山を歩いて登る。どんなに多く見積もっても2日間です。 ところが、妻側は、FBIと悶々と対策を練り、悩み、どれだけ少なく見積もっても6日以上はかかっています。確かに破綻はしてないんだけど、なんとなくしっくりこない。 ところで皆様、覚えている人は一人もいないでしょうが、私、ウィレム・デフォーが好きなのです。一年以上前には頻繁にそう言ってたんですよね、このブログでも。多分。 今回、準主役で出てきていましたが、すごくよかった。輪郭もそのままだし(笑)。失意を滲ませるつぶらな瞳。冒頭でていねい~にアタマをなでつけるのですが、これがまったく似合わない。ああ~くしゃくしゃの髪の方が似合うなんて~。萌えます。 と思ったけれど、今回の金星は妻役のヘレン・ミレン。念を押しておいたのに、友人とのディナーに夫が帰ってこない時のバツの悪さ。FBIから告げられて、夫が別れたはずの浮気相手とまだ続いていた(金銭的な援助さえしていた)ことを知った時の絶望感。その浮気相手に会いに行く時の服装、「ファックならホテルがあったでしょう」と、静かに言い放つ時の顔。 なにしろ、セリフよりも表情の方が情報量が多いのです。彼女の心の動きを追うだけで、この映画、タイクツしませんでした。 でもね。白状すると、「おかあしゃん、ぼうけんじゃーもポケモンもみれないの?デッキしゅうりにだしたから?」「車にでっきとりにいく?」という質問を3分に一回くらい浴びせられ、オムツからはみだすウンチの始末に追われ、肝心なところや、重要な場面をおそらく見逃しているのです。録画だったら、絶対巻き戻してみているくらい。 DVDプレイヤーが入院してしまったのです~(涙)。まあおかげでお子様むけの番組をつけずにWOWOWを流しっぱなしに出来るわけで。それにしても不便だ~。そして、なんだよ~修理代1万8千円って! ううう・・・・と、映画とは全く関係のないぼやきで本日はお開きでございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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