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2007年10月01日
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カテゴリ:映画
雨のため、運動会が一週間延期になってしまった。ああ、落ち着かない。

さて、『リトル・ミス・サンシャイン』


これはジュニアのためのミスコンに末娘を出すため、ばらばらな家族が一台のおんぼろワーゲンにのって旅をする話。

まったく予備知識なしで(夫がこれ面白いらしいよ~と借りてきた)見たのですが、トニ・コレットが母親役で出ているのを見て、ちょっと用心しました(笑)。

彼女の『シックス・センス』でのお母さんには泣かされたし。『アバウト・ア・ボーイ』でも結構切ない気持ちになっちゃったし。

そして今回も、とってもよかった。


末娘の女の子が、友人の子にそっくりなんですよねえ、ぽっちゃり体型なところも、空気が読めない(子供らしくて、本当に好感がもてる・・・けど、同席している人にはどきどき、みたいな 笑)ところも。

そしてその兄(高校生)。ニーチェに傾倒して、無言の行?を決行しています。パイロットになる夢をかなえるまではしゃべらないと決めている。

彼が精神的にはバランスの取れた、わりとまともな少年だと言うことはすぐにわかる。

両親はそれぞれ懸命にやっているのはわかるけれど、よい親とは見ているほうには映らない。

「どうやったらこの親で二人の子供がこんなにまともに育つんだろう。映画だなあ」

と私が言うと、「どこがまともだよ!問題だらけじゃないか!」と夫に怒られました。でも私、これくらいに育ってくれたらホント、大満足なんだけどなあ。

おんぼろワーゲンは故障して、後ろから押しながらエンジンをかけなければ動かなくなってしまう。走り出したら、押している人は飛び乗らなければならない(この国には信号はないのか?爆)。これが、それぞれうまくいかない家族を象徴している。

こんな、信じられないような不便な事態にも、人はやがて慣れていく。慣れていくと言うか、愛着を感じると言うか、この事態によって家族の結束が強まると言うか。不思議。

まあとにかく、いいことなんて絶対向こうから来てはくれないよね。不運ならどんどん押し寄せてくるけどさ。と、いわれているような気がする映画。それなのに、全編通して妙に明るく、深刻な状況も妙におかしみを感じてしまう。

たった二日かそこらのうちに、大人たちはめきめきと成長していく。成長と言うか、自分にとって大切なものが何か考えると言うか。

子供たちは、意識せずにそれを感じていると思う。子供に対してこうあらなければ、とか、人としてこうしなくては、ということを考えなくても、とにかく自分が必死で生きるということ。

元気がでてくる映画、と言われたら(たまに聞かれる。そんなの人によって違うし、こまっちゃうんだよね)これからはこれをおすすめするだろうなあ。人生、そう単純じゃないけど、単純に考えてもいいんじゃないの?といわれているような、この映画。すばらしい。






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最終更新日  2007年10月01日 16時41分33秒
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