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テーマ:外資系企業で働く(9)
カテゴリ:外資系企業
日本国内の日本企業と外資系企業の違い等を面接で知る事もある
先日も生まれが欧州地域の方が入社してきました。 夫の会社は社内に占める外国人社員の比率が年々増えています。 あるアジア地域の就業希望者も会社に受けにくる人が増えていると夫が感想を述べていました。 某国の方を面接していた時に「日系大手企業に勤めているのですが、いくら頑張っても成績を上げても給料もあまり増えないし出世もできない感じなので御社を受けようと思いました」と言われたそうです。 夫が「日本で働きたいと思っている外国人の方々は知人や外国人同士のSNSなど情報網がすごく発達してるんだろうね。あそこがいいよとか良い情報は共有し合おうという気持ちも強くてコミュニケーションが密なんだと思う。個人で動く日本人就業希望者との温度差をすごく感じる」と言っていました。 おそらく、夫の会社なら外国人も日本人も区別なく出来る人は出世できると社内に勤めている人から聞いているんだろうと私は思いました。 「そういう横のつながりの強さは外国人の方がネットワークもずっと強い」と夫が話していました。 海外の就業希望者のレベルが平均的に高いので少しずつ日本人社員の比率が減っていっている 「日本の歴史ある企業は守りたい気持ちもあるから違うんだろうけど、自分の会社はどんどん優秀な外国人が増えてきてこのままだったら日本人がいなくなるかもしれない。それだけ外国人と日本人のハングリー精神の差を感じる。外国人の方は日本語はもちろん、英語、母国語も話せて最低3ヶ国語を話せる人が社内には普通に何人もいるし、海外大学を卒業あるいは大学院も出てる人も受けにくる人が増えていてスキルなどのレベルも上がってきている。そうなると日本人就業希望者の経歴や能力との差がどんどん開いてきててね。会社としては業績を上げたいし、優秀な人を入れたいので結果的に外国人就業希望者を入社させるようになる。仕方ないけどこれが現実で。日本人社員にも言ってるけど、このままのんびりとしていたら君たちは将来これら優秀な外国人社員の下で働く事になるよ?それが嫌なら今からでも精進して勉強したり、スキル上げたり管理職を目指したりしていかないと居れる場所がなくなるかもしれないよと助言しておいた」と夫は話していました。 部下にその話をすると心を入れ替えて「頑張ります!」という社員もいれば「自分はこのままでいいです〜」という社員もいてますます外国人就業者との意識の温度差を感じるそうです。 海外から就職しにくる人は男女問わず「私は将来管理職について会社をよりよくしていきたいです」と面接で明言して志望する人が本当に多いと夫は話していました。もちろん会社ではそういう意欲的な人材を前向きに採用しています。 日本人には頑張ってほしい 「日本人には日本人の良さもあるからね、優秀な子が入ってくる時もあるし自分は日本人だから日本人に頑張って欲しいし、結局は出身関係なくみんなで会社を良くしていくのが大切だから」と夫は話していました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 17, 2024 06:31:13 PM
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