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テーマ:子供の習い事(2485)
カテゴリ:子育て・近所付き合い・家庭
子供時代に体験していないと、将来の年収にも関係してくる?
教育関係の記事も目に付いたら読むことはあります。 某ブラウザから私へのおすすめに「体験格差」についての記事が送られてきたので読んでみました。 内容に少し違和感を感じました。 簡単に書くと「基本的には親が高所得ほど子供は色々な体験に参加、貧乏(低所得)ほど機会が減る。将来的には就業機会の有無や収入の差にも関係してくる」といった内容です。 子供時代に体験にお金をかけてたくさんしてるから頭が良くなる、また人生が上向くとは単純に思わない方が良いと思います。 (ブロガーなので、この記事の奥を想像しました。幼児教室やそれら子供向けアクティビティ体験施設への誘導とも受け取ってしまいました。少子化が進んでいるので・・・。) 夫は親が共働きで小さい頃から一人で過ごす事をしてきて幼児教室やスポーツ教室など教科書通りの体験などはしてこなかった人ですが、今人生は規模は小さいですが大成していますし、交友関係も国内外の人や職業等幅広い方とお付き合いできています。 成功者に聞いた、成功するベスト3には意外な一つがあげられていた エックスに「成功した実業家などにアンケートをとって聞いた、成功するベスト3」に、学歴、努力、運の3つがあげられていました。 夫は実業家ではありませんし富裕層でもありませんが「小さな成功も努力は必要だけど、運はもっと必要」と話していました。 ベスト3に運があげられていたのには少し驚きましたが、夫も運については以前から話していたのでそれを加味するとなんとなく納得できました。 お金をかけてもダメな家庭(富裕層〜一般家庭)も見てきた 子供が育つにつれて学力が上がってきて中学2年で有名進学塾に通うようになると、富裕層のお子さんとの交流も増えていきました。 ある閑静な住宅街に住まいがあるお子さんと子供は友達になりました。 父親が実業家で広い庭と豪邸を構え、ガレージには何台もの趣味の高級外車がずらりとたくさん並び、母親は甲斐甲斐しく毎週違う高級外車で子供を塾に送り迎えする富裕層家庭で育ってきたお子さんですが、習い事を毎日していました。 しかし、本人は「とにかく忙しくて大変」としんどそうだったと子供から教えてもらいました。 英語、スイミング、ラグビー、少林寺拳法、乗馬、そして進学塾と毎日何かをこなしていたようですが、通信教育教材以外何も習ってこなかった私の子供よりも学力は向上せずやや難関の私立高校に進学しました。 その後はどうなったのか、音信不通なのでわかりません。 子供が「自由がなくて可哀想に思った」と話していたのは覚えています。 そのほかにこれは体験格差の話からズレますが、子供の同級生の母親に典型的な教育ママがいました。幼稚園の頃からお金をかけて色々習い事をさせ、小学生になったら中学受験塾に入れて毎日勉強していた友達もいましたが、国立附属は不合格、地元の私立中学(中堅偏差値)に進学しました。国立附属を落ちた後すぐ引っ越したのでその後の経過は分かりません。 外国人の両親から生まれて小さい時から日本に住んでいる純粋な外国人の方が夫の知り合いにいます。 親に言われて日本の公立高校から海外大学に進学、しかし現地の環境や学生と馴染めなくて退学し帰国。日本の大学に入り直して卒業、その後は専門学校に再度入って専門の勉強をして今に至る、そんなケースもあります。 夫の会社には様々な国の外国人の方がいるので話を聞いて生育歴を知る事ができたり、帰国子女の方も何人かいるので育ってきた環境やメリットデメリットも教えてもらい、大変参考になっています。 お金をそれほどかけなくても自然と優秀になるお子さんもいる それほどお金をかけなくても賢いお子さんも子供の小学時代の友達でいました。その子は生き方も賢くて、優秀な成績なら学費無料の私立高校(中高一貫進学校)に進学しました。 子供は「あの子は賢いよ」と一目置いていたので子供目線で「この子は地頭が良いかどうか」はわかるようです。 子供の大学の友達で、その子は近所に外国人家庭が住んでいて、日本語があまり得意でない子供と小さい頃から仲良くなり、その子と英語で話して交流していたので今は英会話が堪能になって、夏休みは一人で学んでいる学問の追究のために海外へ行って研究材料を収集している子もいます(バイトでお金を貯めて行っている)。 これはその子の能力もありますが、運もありますね。 お金をかけない体験、親が関わらない体験はたくさんある 我が家は子供が小さい時から、自治会のイベント(お祭り、運動会、掃除など)に参加させたり、近所の公園めぐりをして遊ばせたり(地域の公園はアスレチックがあったり遊具が大きかったりと特色が色々あって楽しいです)、地域のお金のかからない資料館や、水族館、動物園、海や山につれていきました。 海は夫があまり得意ではないので、数年に1回程度でしたが子供にとっては充分楽しめたようです。 人生で一度だけ釣りを親子でしたこともあります。 道具も高いものではなく、釣具店で売ってるものです。 子供の体験には普段、お金をかけなくても子供が楽しめる公園(飛行機をそばで見れたりするところもある)に連れて行く事で済ませていました。 夫から育ってきた環境など体験談を聞いてみても、親が接しなくても将来のためになる体験って日頃周辺にたくさんあるので、そこまで「体験」そのものに意識しなくても良いと思います。 夫から小さい頃の面白いエピソード(繁華街に最新の漫画を立ち読みしたくて、でも電車に乗るお金が無いので一人で山を超えて歩いて行った等子供にしてはスケールが少々大きい体験を数多くしている)を聞いてると、すごい体験をしてるなと感心しました。 山を上り下りしてると色々な植物や動物にも遭遇したりして、自然観察してるのと同じですね。 このような体験はクリエイティブな業界にも役立っていたりします。 行動せず机上だけだったり、親が連れて行く場所だけで発想力を豊かにするには限界がある場合もあります。 遊びを自分で見つけて楽しんでいる子は発想力も豊かで、「自分で見つける」という事もとても大切なプロセスだと思います。 親としては、色々特別な事を親が先周りしてさせなくても子供が興味を持つ事に親が関心を持つように日頃からちょっと心がけて、子供がやってみたいと意思表示してきたら関連した習い事や興味を持つものに誘導してあげたりして、その後はそっと応援してあげるのがいいんじゃないかなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 13, 2024 05:11:29 PM
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