出張横浜散歩
【出張横浜散歩】出張の横浜でラーメン&昭和散歩。横浜開港150年祭が話題の横浜だが、大きなイベントや大きな建物にそれほど興味が無いので、いつものようにラーメンを食べ、昭和な風情を探して散歩する。◎黄金町マイノリティーズコーヒーで白河ラーメンのはなしを。濱マイクの街として名前だけは知っていた黄金町。かつて「ちょんの間」と呼ばれた特殊飲食店の立ち並んだこの街には、バーやカフェが開店し新しい街へと生まれ変わりつつある。川沿いの散歩道といった風情の現在の風景からは往時の危険で猥雑な匂いを感じることはなかったが、積年降り積もった人々の数多の想いは今も確かに空気の底に静かにたゆたい、ときおり吹く風のなかに濃密な気配を忍ばせてくる。そんな黄金町の自家焙煎珈琲屋「マイノリティーズコーヒー」。二日間ちゃんとした珈琲を飲んでいなかったカラダに充電。はじめてなのにすっと肌に馴染む居心地のよさ。カウンターで隣り合わせた女の子は白河出身で、白河ラーメンの話をすこし。名前もきかなかったけど、いつかまたね。マイノリティーズコーヒー/横浜市中区黄金町2-6◎野毛「福田フライ」で串揚げを。昭和の横丁といった風情が心地好い野毛。創業60年の老舗「福田フライ」でビールを一杯。まだ浅い時間だったが「もう串揚げはほとんど無いですよー」の声。かろうじて残っていた茄子と砂肝をいただく。タレはちょっと辛いニンニクじょうゆ。美味い。福田フライ/横浜市中区野毛町2-71第3加藤ビル1階向かいの「三陽」も気になったが人が溢れていて入れず。いつかまた機会があれば。この街あたりにあるはずのナントカという昭和な喫茶にもいきたかったが見つからず。そりゃそうだよ。名前も知らないんだもん。初めての街で、地図も見ず名前も知らない店を探すのはやめたほうがいいな。◎横浜駅西口でおでんとお笑いのはなしを。横浜駅西口の南幸橋たもとにずらりと並ぶおでん屋台。どの店も8、9人も入ればいっぱいになるぐらいの広さで、常連さんたちがおでんの湯気を囲んで談笑している。ちょっと気後れしながら腰を下ろしたが、すぐに話の輪の中にいれてくれた。一杯だけのつもりがもう一杯、二杯・・・。昭和風情の人情屋台。いいなあ。◎「せたが屋」でつけ麺を。宿泊地の駅近辺を当てもなく歩いていたところ知った名があったので入店。麺、汁、具ともにいまどきつけ麺のオーソドックスなスタイル。卓上には「ガツン汁」や「ガツンカレー」などの調味料が設置してあり、好みの味に調整できる分、本体のスープはやや薄めだ。後半はイロイロ投入して食べる。◎「北海道ラーメン 赤レンガ」でミソラーメンを。豚骨だしと味噌の風味が溶け合うスープはコク深くまろやか。麺は「西山製麺」の黄色い中細縮れ麺。ツルシコで歯ざわりも喉越しもいい。北海道ラーメン赤レンガ/神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-19-8★川鉄ネオンの短歌アトリエ。ときどき漫画。『今週の俺が俺が。』はコチラ!広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず♪編集長はさとう宗幸さん。仙台を愛する大人のWEBマガジン「番ブラ.com」http://www.banbura.com/川鉄ネオン「今週の俺が俺が。」が「宮城発人気ブログ」ご紹介いただいております♪