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カテゴリ:『エスパー魔美』
ちょっぴりドジな女の子
中学生の佐倉魔美が 自分に潜む超能力に気づき エスパーとして奮闘する物語・・・ ○ エスパー魔美 大全集1巻 この間、Velvetさんのイラストで 登場した「エスパー魔美」を紹介します。 藤子ファンの私からすれば、説明するまでもない と思ってしまうところですが、せっかくですので どんなストーリーか、お話したいと思います。 ○追い詰められたときに発揮する超能力 第1話「エスパーはだれ?」より 授業が終わった放課後 マミの友達の高畑くんが、不良連中に囲まれる。 それを見かけてしまったマミは、思わず目を伏せる。 すると、高畑くんは瞬間移動していた・・・ こうした、出来事を重ねていくうちに マミは、自分に潜んでいた超能力に気づいていく。 ○ 隠していた超能力を、はずみでバラしてしまう 悲しみに暮れる魔美 「友情はクシャミで消えた」の話では 親友の高畑くんの知恵を借りれば、マミも力が伸ばせると思い 2人で超能力研究を始める。自分がエスパーだということは隠し マミは、高畑くんをエスパーのように見せかけていた。 しかし・・・ はずみで告白する前にバレてしまう。 高畑くんは、頭もよく真面目で性格もいい。それだけに ウソをつかれたことに、大きなショックを受ける。 始まりからいきなり「友情の亀裂」という重苦しい展開に・・・ そして、この話だけでなく 人間関係を深く描いた作品が続くようになります。 ○魔美のテレポートの秘密 マミは、自分に何かがぶつかりそうになると その反動によってテレポートができることを学ぶ。 ○ハート型の仁丹入りブローチ テレポートの特性を知った高畑くんが それを利用して仁丹が出てくるブローチを作成。 こうしてマミは自由にてレポートができるように! ○魔美の一番最初の仁丹(ブローチ)テレポート 高畑くんのお手製のブローチ。 女の子用のアクセサリ。 仁丹を使う。 物がぶつかりそうになるという行為。 こうした日常的要素が、マンガ(非現実)という設定を 読者の日常(現実)に溶け込むようにしています。 これが、F流マンガ構成です。 ○自分のついたウソが大きくなっていき、苦しむ少年 いんちきのUFOの写真を撮ってテレビ局に送ったら 信じられてしまい、テレビで取り上げられ、ウソに苦しむ少年。 ○魔美の悪い噂を広める女の子 やがて周りは魔美を避け出してしまう 魔美が超能力者だと疑い、悪い噂を流し始める女子が登場。 女性の敵は女性といわれます。魔美には敵対する女性キャラがときどき登場します。 こうした配役が、女性主人公物語を盛り立てています。 ○入り口がふさがれた洞穴にテレポートで 入った魔美だったが、ブローチの仁丹が切れてしまう・・・ ○高畑くんが、通報するも信じてもらえず 魔美も高畑くんも力尽きてしまう・・・ 魔法少女モノは、昔からありましたが エスパー魔美が発表された当時は 少年誌で、超能力の少女物というのは珍しく F先生にとっても、挑戦のマンガだったように思えます。 友情関係、暴力事件、噂話や無視、いやがらせ 自身の悩み、周囲の人間の悩み、時には命に関わることも・・・ エスパー魔美は、魔法少女モノと侮れない 人間関係にスポットを当てた 波乱万丈のドラマともいえます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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「エスパー魔美」は懐かしいと思うのですが、途中からチラチラと見た記憶しかないので、詳しい内容は知りませんでした(←でも好きだったんです:えっ)
私の記憶では単に面白かったと言う思いしかありませんでした(小さいからそんなに考えて読んでいなかったと思われます;) でも、友情関係、暴力事件、噂話や無視、いやがらせ、自身の悩み、周囲の人間の悩み、命等こんなに沢山の波乱万丈で人間関係にスポットを当てた漫画だったのですね(><) 又一つ、勉強になりました(^^) (2009.12.07 02:12:22)
こんばんは♪
HOMEがまたパワーアップしてますね(*^m^*)すごい楽しい~♪♪ネオさん、ジャイコちゃん泣かせちゃったのね(笑)^^プププ 『エスパー魔美』の記憶が、断片的にうっすらと残っている感じだったので、ストーリーを見返すことができて助かりましたぁ(*^^*) 子供の頃は、気がつきませんでしたが、こんなに波乱万丈なドラマだったんですね~☆ (2009.12.07 02:28:24)
あの仁丹入りブローチは本気で憧れたものです。
おバカなので、中学生くらいまで、自分には隠れた超能力がある、と信じてました(笑) 魔美ちゃんは、結構窮地に陥ることが多かった印象があります。 (2009.12.07 05:57:17)
ヌードですよっ!
しずかちゃんの入浴シーンをはるかに凌駕にする完全なるすっぽんぽん。これを語らずにはおられませぬ(笑)いつ出てくるか楽しみでアニメ見てたなあ。。 しかしながらそれがまったくいやらしくないのが藤子作品ののすごいところ!? (2009.12.07 11:01:54)
この世代で育っているので、随分観ましたが、今日観た数コマは初めて見ました。こんなでしたっけ・・。深い・。また、今の子供達に見せて上げたいのに。
又、見せて下さいね(^^) (2009.12.07 12:09:03)
仁丹ってところが時代を感じます。
確かにあの頃は仁丹を持ち歩く人が多かったですね。 今だったらフリスクやピンキーあたりになるんでしょうか?^^ でも、一つ一つのマンガがとても深いですね。 やっぱりすごい人だ。。。 (2009.12.07 13:00:21)
エスパーマミ 懐かしい~
おぉ~仁丹懐かしい(≧▽≦) よく見てましたよ。 あたしも 超能力がつかえるんやないかと・・ 見てた子供は思ったやろなぁ~ (2009.12.07 15:47:53)
私は、この漫画は初めてです。何か読み入ってしまいました(*^_^*) ポッ
(2009.12.07 20:28:12)
>少年誌で、超能力の少女物というのは珍しく
>F先生にとっても、挑戦のマンガだったように思えます。 エスパー魔美という漫画のすごさが、ネオ・リーブスさんのご解説で、深く伝わってきます! そうした背景を知った上で読むと、いっそう感動も増しそうです。 模様替えされたブログトップの吹き替え漫画も、とっても可愛らしいですね.:*・☆ (2009.12.07 20:51:35)
うーむ、楽しかった。おりを見て読んでみようっと♪
もう忘れてるから・・ (2009.12.07 21:22:40)
実は「エスパー魔美」って知らなくってずっと
話題が分からなかったんです(泣) ご説明感謝ですv なるほど、藤子先生の作品なんですね。 実は「仁丹」が分からなくて調べました(苦笑) 少女まんがっぽいのも描かれていたのですね。 もうなんでもござれですね~。 私の頃だと、少女ものと言えば、 サリーちゃんの再放送、アッコちゃんが何代目か。 そしてやっぱり何と言ってもセーラームーンですねv それでもセーラームーンも、 小学2年生くらいまで終わってしまったと思います。 少女マンガ物ものが丁度消えていたような気がします。 でも、小6で怪盗ジャンヌがありましたね。 御存じないでしょうけど。。。 (2009.12.07 22:20:39)
>詳しい内容は知りませんでした(←でも好きだったんです:えっ)
↑ 好きでしたか。嬉しいですね。 あの頃は、藤子マンガ(アニメ)が良くも悪くも多すぎて 新鮮味が伝わっていなかったように思えますね・・・ 結構、深刻な話が多いんですよ。 ですが、サラリと書いているので 小さい頃に読んでも、以外と覚えていないかもしれないですね (2009.12.08 00:55:30)
すごい楽しい~♪♪ネオさん、ジャイコちゃん泣かせちゃったのね(笑)^^プププ
↑ できるだけドラえもんキャラを出したかったので・・・ ジャイ子ちゃん、かわいそうだったかな(笑) >こんなに波乱万丈なドラマだったんですね~☆ ↑ そうなんですよ。F先生の挑戦がうかがえます。 今まで、小学生主人公が多かったのですが 設定を中学生と変えて、スタイルも新たになりました (2009.12.08 01:01:15)
>あの仁丹入りブローチは本気で憧れたものです。
>中学生くらいまで、自分には隠れた超能力がある、と信じてました(笑) ↑ こうして、女性にも響くものがあったというのは 聞いて嬉しくなりますね。 超能力は、なんだかんだで憧れますよね。 私は、それでマジックに走ってしまいました(笑) (2009.12.08 01:04:11)
>ヌードですよっ!
>しかしながらそれがまったくいやらしくないのが藤子作品ののすごいところ!? ↑ 確かに、外せないキーワードでもありますね(笑) 父親が画家で、数千円のお小遣いも出る という設定なので、魔美も引き受けるという流れが 上手くハマったのかもしれませんね (2009.12.08 01:08:38)
>この世代で育っているので、随分観ましたが、今日観た数コマは初めて見ました。こんなでしたっけ・・。深い・。また、今の子供達に見せて上げたいのに。
>又、見せて下さいね(^^) ↑ ありがとうございます!! 割合、1巻(出だし)というのは忘れられてしまうものです。 物語が盛り上がってきた中盤などが 注目されると思いますね。 ドラゴンボールも世界的人気ですが クリリンに会うまでの最初の方は、以外と 覚えてなかったり知らなかったりすると思いますしね。 藤子マンガ(アニメ)は、今の子供たちにも ぜひ触れてほしいなと思います (2009.12.08 01:13:54)
>仁丹ってところが時代を感じます。
>今だったらフリスクやピンキーあたりになるんでしょうか?^^ ↑ そうですね~ 今は仁丹は主流ではないですね。 (もしかして消えつつある?) 現代ならピンキーを使っているでしょうね(笑) 「魔美も愛用のマミ・ピンキー♪」というCMもできそうですね~ (2009.12.08 01:17:41)
>おぉ~仁丹懐かしい(≧▽≦) よく見てましたよ。
>あたしも 超能力がつかえるんやないかと・・ ↑ やはり、女の子と魔法という組み合わせは 憧れが強いんですね。男の子と強い力 という組み合わせに似てますね。 か弱い女の子が魔法で強く・・・というのは 読者にとって魅力なんですね (2009.12.08 01:19:38)
> 良く調べていますネ。このマンガは実はあまり記憶に無かったので、思わずしっかりと読んでしまいました。
↑ 読んでいただき、ありがとうございます。 調べているというか、藤子ファンなので 熱が入っています(笑) これでも半分は削ってます・・・ どの藤子マンガもそうですが、魔美も まだまだ語りつくせませんね (2009.12.08 01:21:55)
>私は、この漫画は初めてです。何か読み入ってしまいました(*^_^*) ポッ
↑ 少年主人公マンガの藤子先生が 女の子主人公で物語を描いたとなれば 注目がいきますよね~ (2009.12.08 01:23:17)
>エスパー魔美という漫画のすごさが、ネオ・リーブスさんのご解説で、深く伝わってきます!
↑ ありがとうございます。 いつもマンガの話で、似たり寄ったりですが 少しホッとできます。嬉しく思います。 >模様替えされたブログトップの吹き替え漫画も、とっても可愛らしいですね.:*・☆ ↑ 1コマ漫画があると楽しいかなと思って セリフをアレンジして載せてみました(笑) (2009.12.08 01:25:59)
>うーむ、楽しかった。おりを見て読んでみようっと♪
>もう忘れてるから・・ ↑ ぜひ、高畑くんの天才ぶりをご堪能ください。 ほのぼのした魔美パパも、温かみがあります。 父親の登場が多いのも、ちょっと特徴かもしれませんね (2009.12.08 01:30:39)
>実は「エスパー魔美」って知らなくってずっと
>話題が分からなかったんです(泣) >ご説明感謝ですv ↑ お役に立てて嬉しいです。よかった~ 学校でも話題が出てますか?授業とか? (そんなわけないって!!) >サリーちゃんの再放送、アッコちゃんが何代目か。 >そしてやっぱり何と言ってもセーラームーンですね ↑ ああ、なるほど。その時代ですね。 ブームになってましたね。アメリカにも来てたので 少年漫画だけでなく少女漫画だって 日本はスゴイぞ、という感じでしたね。 >でも、小6で怪盗ジャンヌがありましたね。 ↑ スミマセン・・・知りませんね。 「返そうシャンプー」なら分かりますが・・・ (なんだそりゃ!!) (2009.12.08 01:45:30)
>あまり記憶に無い作品ですが
>アニメのコンポコの声だけは >今もしっかり憶えていますv ↑ コンポコは雑種のイヌ、という設定でしたから 目立つ動物でしたね。鳴き声はかわいかったですね。 フャン、フャンは好きでした (2009.12.08 01:47:07)
歯医者の待ち時間に一度読んだ位なんですけど一話だけ断片的に読んだので全然記憶に残ってないですね。
なかなか深い内容なんですね。 ちなみに私は超能力の名前の種類はドラえもんの単行本で覚えました。クレヤボヤンスとか・・・ (2009.12.10 02:41:27)
>歯医者の待ち時間に一度読んだ位なんですけど
↑ 歯医者に置いてあったのは驚きですね・・・ ドラえもんが置いてあるところは よく見かけましたけど。 >ちなみに私は超能力の名前の種類はドラえもんの単行本で覚えました。クレヤボヤンスとか・・・ ↑ もしかしたら「エスパーぼうし」という話かもしれませんね。 トイレの便器が飛んでくるという、とてもおかしな話でした(笑) (2009.12.11 00:59:33)
ネオ・リーブスさん
>歯医者に置いてあったのは驚きですね・・・ 雑誌だったんです。サンデーだったかな?よく覚えてません。 >もしかしたら「エスパーぼうし」という話かもしれませんね。トイレの便器が飛んでくるという、とてもおかしな話でした(笑) そうなんですよ。超能力で飛んできた便器がドラえもんの後頭部に当たって(この時のドラえもんの表情が何ともいえません)「ゲッ」と言いながらのび太は「あ、あ・・・」とお漏らし。 このひとコマが可笑しくって思い出しては何度も笑ってしまったものでした。 (2009.12.11 09:28:09)
> 雑誌だったんです。サンデーだったかな?よく覚えてません。
↑ ああ、なるほど。まさに連載中のときですね。 お店にはマンガ週刊誌、日本の定番ですね(笑) > そうなんですよ。超能力で飛んできた便器がドラえもんの後頭部に当たって(この時のドラえもんの表情が何ともいえません)「ゲッ」と言いながらのび太は「あ、あ・・・」とお漏らし。 > このひとコマが可笑しくって思い出しては何度も笑ってしまったものでした。 ↑ 私も、爆笑してました。 面白いと思わず、母に見せていたものです。 ドラえもんは、結末よりも その途中にあるナンセンス・ギャグが最高だと思ってます (2009.12.13 03:26:02) |