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カテゴリ:『ドラえもん』
ドラえもんの大全集6巻から
夏が舞台の作品を2つ選んでみました。 1つは「キャンプ」です。 いたって平凡で、こんな短いタイトルが ドラえもんであったのを、皆さん知ってましたか? ■ 「キャンプ」というシンプルな題名の話 ![]() ■ 「テントハンカチ」 ![]() ■ 折りたたむとテントに早変わり ![]() ■ 「安全花火」 ![]() ■ 「安全たき火」 ![]() ■ 「夜ランプ」で昼間でも真っ暗に ![]() これで、「夜はダメ」といわれていたキャンプも 夜気分で楽しめます。いたれりつくせりですね~ ■ 冷たくて涼しいたき火 ![]() こうした、細かい設定も好きです。 道具の解説はありませんが、火は見た目の視覚効果で 水が燃料なのかもしれませんね。 クーラーの役割を果たす、夏に使いたい道具ですね。 いまさら述べることでもありませんが、やっぱり ドラえもんは、子供の夢ですね。 大人にとっても夢ですが、この「キャンプ」を読むと 「子供たちの味方のドラえもん」が、しみじみ分かります。 子供たちだけでは、キャンプができない理由 ○子供たち全員が入れるテントはない(用意できない) ○花火はダメ ○たき火も危ない ○夜に出掛けてはダメ これらの問題を、すべて ドラえもんの道具が、解決してくれます。 大人たちは、道具に頼らなくてもキャンプはできますが 子供たちだけでは、無理です。 今回の道具は、すべて 子供たちの夢を叶える形で登場しています。 さて、次は「台風のフー子」です。 DVD「みんなが選んだ心に残るお話30」にも 収録されるほど、人気の作品となっております。 鳥を飼ってるしずかちゃんを見て のび太も、自分で何かを飼いたくなる。 ドラえもんも「すぐマネをしたがる」というが のび太のために、道具を出してあげた。 ■ 卵を出すドラえもん ![]() しかし、何の卵かは思い出せない… ■ あわてるドラえもん ![]() 台風の卵だから、卵をかえしてはいけない、という。 ■ フー子が誕生 ![]() ドラえもんが気づいたときには もう、フー子は生まれていた。 ■ 不思議がるのび太 ![]() 実は、科学者の実験のための道具(台風)だった。 ■ 育てることを決意するのび太 ![]() それから、のび太と、台風の子供との 少し不思議な関係が始まってゆく。 のび太と一緒に寝ると 布団を飛ばしてしまうことも… けれど、スネ夫とジャイアンが追いかけてくるときには フー子が登場して、のび太を守ってくれた。 のび太とフー子の間には、動物との付き合いと同じように 愛情が芽生えていた。 ■ 家で暴れてしまうフー子 ![]() しかし、台風の子なので フー子は、家の中で暴れてしまう… 部屋中のものが、散らばったり、壊れたりしてしまい 両親からも、「捨ててきなさい」と怒られてしまう。 ■ 大型台風接近のニュースが…!! ![]() テレビでは、日本に大型台風が 接近するというニュースが流れていた。 のび太の家も停電になり、雲行きが怪しくなっていた。 ■ 飛び出すフー子 ![]() フー子は、突然のび太の家を出た!! のび太が止めるも、飛び出していった。 ■ 戦うフー子 ![]() フー子は、体が小さいながらも 必死に大型台風に向かっていた。 ■ 応援するドラえもんとのび太 ![]() 外は、雨もやみ、静かになった。 大型台風は、消えていた。 けれど、フー子も消えていた。 涙を浮かべながら、夜空を見上げるのび太。 物語の1ページ目に 「どんな生き物でも心から可愛がればきっとなつくわよ」 という、しずかちゃんのセリフがあります。 F先生は、このことを伝えたかったのでしょうね
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