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2010.11.29
カテゴリ：『藤子･F･不二雄大全集』のマンガ
藤子･F･不二雄大全集
１１月分の｢Uボー｣が届きました。 未単行本化なので ３０年以上前にリアルタイムで読んだ読者以外は 誰も読んだことのない作品になります。 約３７０ページ全てがオールカラーです。 １話２ページ構成で、収録は全１７９作品です。 当時、週１回の連載でしたので 労作業であるカラーでも続けることが できたのだと思います。 ｢スモールライト｣や｢どこでもドアー｣など ドラえもんの道具と同じ名前の物も登場します。 完全に｢児童漫画｣を目指している作品ですので ドラえもんよりも、もう一回り年齢層を下げています。 小学校入学前のお子様には最適な本かもしれません。 オールカラーの絵本２冊よりも安いと思います。  Uボー（藤子･F･不二雄大全集） ■ UFO一体型宇宙人のUボー  UFOになって空を飛ぶこともできて 普段は一輪車タイプの一本足で 歩き（滑り？）ます。 少しユニークな宇宙人です。 『紙ひこうきにのって』  ■ 手に持っているのは紙飛行機です  ■ なんと｢スモールライト｣の登場です  ■ 友達のまりちゃんちへ飛んでいきます  ■ まりちゃんも小さくなって一緒に乗ります  『お月さまふうせん』  ■ 満月を見るのを楽しみにしていたけれど･･･  ■ 月を出そう！！  ■ 風船のようにふくらみます  ■ もっともっとふくらんで･･･  ■ 本物の月の様になりました  『どこでもドアー』  ■ 壁に貼るタイプです  ■ 丸めて持ち運びも可能です  『広くてあったかいお正月』  ■ 凧揚げに出かけます  ■ 空き地には子どもたちが一杯  ■ 場所が狭くて凧揚げができない  ■ 道路でも遊べない  ■ Uボーが道具を出します  ■ 紙の中はもう１つの世界が！！  ■ すすむ君も紙の中へ  ｢広くてあったかいお正月｣は、全１７９話の中でも Top３に入るほどの名作ですね。 最近では凧揚げも見かけなくなりましたが 連載時の’７７年では、ごく普通のお正月の遊びでした。 このイントロから、子どもたちの日常に溶け込んでます。 遊ぶ場所がないという（今の時代だけに限らない） 子どもたちの不満も取り上げられます。それを 紙の中という、低年齢の子どもたちでも想像できる範囲で 初心者向けSF世界が繰り広げられています。 この数コマだけで｢四次元世界（空間）｣の説明も不要です。 F先生が｢Uボー｣やその他の作品で築いたものは ｢児童SF｣（確立してない分野ですが）だったのかもしれません。 ｢気づいてみたらSF入門だった｣というのが、私の独断の定義です。 『絵が動くクレヨン』  ■ クレヨンの絵が動き出した！！  ■ 絵はずっと動く  ■ おぉ！！ このお方は！！  ■ F先生が漫画に登場です(笑)  ベレー帽にパイプのお姿は、F先生のトレードマークです。 他の藤子マンガでも、登場しているのは有名です。 対象年齢「園児～小２｣である『Uボー』では 大人の読者が読むことは、ほとんどないでしょうが 当時、F先生は、すでに４０歳を過ぎておられながらも 園児を対象とした作品と、哲学的作品のスコシフシギなSF短編を 同時期に描かれていたことを、知っていただきたいなと思います お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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「ぽこにゃん」とか「モッコロくん」とか、他の幼児マンガもそうだけど
可愛い絵柄と少ないページにギュッと凝縮された面白さは Ｆ作品ならではですね。よく練られてますね(^-^) できれば ＞対象年齢「園児～小２｣ の時期に読みたいところですけど、私たちは…もうムリなので…（笑） 小さなお子さんたちに、ぜひ！今！読んでいただきたいですね～ …ウチの末っ子も大全集のCM見て「おかーさん…Ｕボーって何…？ ミラ・クル・１って何…？」って聞きにきましたよ…（笑） （もう読んでないもののほうが、少ないので） 猿も読みたがってるので、クリスマスにまとめてプレゼントかな！（笑） (2010.11.30 09:10:27)
UボーがかわいいUボーがかわいいUボーがかわいい。
ドラえもんを更にシンプルにしたようなキャラですね。 簡素な線のかわいいキャラを描かせたらF先生の右に出る方はおられないと思います(^^)♪ 口から道具を出すのもいいですね♪ F先生作品には「まりちゃん」という女の子がよく出てきますね。 クローン麻里ちゃんとか、ふたりぼっちの真理ちゃんとか、アイドルのマリちゃん（個人的にはスミレちゃんよりタイプです♪）とか、赤い靴はいてたマリちゃんとか。 この髪型の美少女も多い気がします。 マリという名前にこの髪型、もしかしてF先生の初恋の女の子？とかでしょうか･･･。勝手に･･･。 F先生の登場されている藤子漫画･･･。あった気がするのに思い出せません。まだまだ修業が足りません。 ネオポイント10倍、ありがとうございました♪ お蔭さまで10000ネオポイントが近くなりました♪ (2010.11.30 09:22:32)
いいね、いいね～！
ワシは少年愛なのよ、つか、出来杉好みなんだが。 同世代のトキワ仲間が少年漫画から青年漫画に移っていくのに、それを頑なに拒んだＦ先生‥ A先生と違う道を選んだ素晴らしい師匠ですな。 ものすごい事です。 夢を子供に与え続ける事を選んだ、永遠の少年漫画家です。 読みたいねえ、これ！ ウルトラBよか、絶対コレ！！ (2010.11.30 20:26:37)
紙の中にもう一つの世界が広がっていて、そこに入れるというのは、大きな憧れでした♪
そんな夢を実現してくれるストーリーに、思わず身を乗り出してしまいました！ オールカラーの色使いも温かく、登場人物たちも明るく優しい雰囲気で、拝見していて心癒される思いです(*^-^*) (2010.11.30 23:23:36)
＞可愛い絵柄と少ないページにギュッと凝縮された面白さは
＞Ｆ作品ならではですね。よく練られてますね(^-^) ↑ 今のマンガは、コマ増やしとページ増やしのコツが 見られますね。話を長引かせよう、コミックの数を増やそうという 計算がなかった藤子マンガは、１コマに含まれている 凝縮の技と強くなりすぎない濃厚さが魅力ですね。 ＞…ウチの末っ子も大全集のCM見て「おかーさん…Ｕボーって何…？ ＞ミラ・クル・１って何…？」って聞きにきましたよ…（笑） ↑ そんな質問を子どもから受けてみたいです(笑) まさに理想的な家庭ですね。羨ましいです (2010.12.01 01:06:02)
＞簡素な線のかわいいキャラを描かせたらF先生の右に出る方はおられないと思います(^^)♪
＞口から道具を出すのもいいですね♪ ↑ UFO一体型のUボーも、曽根さんのお気に入りになりましたか。 嬉しいです。鼻のふくらみを見ますと、モデルは犬でしょうね。 ｢親しみを感じる可愛らしいキャラ｣は、F先生の得意技ですね～ 口から道具というのも、ユニークだと思います。 ＞F先生作品には「まりちゃん」という女の子がよく出てきますね。 ＞この髪型の美少女も多い気がします。 ↑ そうなんですよ～ ｢まりちゃん｣は多いですね。 この髪型は、キテレツのみよちゃんや パーマンのみっちゃんも同じですね。 曽根さん、流石ですね～ ＞マリという名前にこの髪型、もしかしてF先生の初恋の女の子？とかでしょうか･･･。勝手に･･･。 ↑ 後は、響きが可愛らしくてお気に入りだったとか･･･ 当時はアイドルらしい名前だったとか･･･ ＞F先生の登場されている藤子漫画･･･。 ↑ オバQ、パーマン、魔美などでも出てますね。 映画｢ハットリくん＋パーマン｣でも実名（藤子不二雄）で 実は登場しているんですよ～(笑) ありがたみのないネオポイントを、集めてくださり 感謝しております。気長に貯めていってください(笑) (2010.12.01 01:26:41)
＞道具を出すというアイディアなどはドラえもんとかぶりますが、実際のお話はどうだったんでしょうか？
↑ 「園児向けのドラえもん」という感じですので 設定は同じといえますね。 １話を２ページに収めて、その短い制限の中で 起承転結を盛り込んでいるのが、F先生のスゴイ所でしょうか (2010.12.01 01:31:50)
＞同世代のトキワ仲間が少年漫画から青年漫画に移っていくのに、それを頑なに拒んだＦ先生‥
↑ ｢３０を過ぎて少年漫画を描くのが苦しくなった｣という A先生の言葉がありますが、４０を過ぎても｢Uボー｣や その他の少年(児童)マンガを描き続けたF先生は ＞夢を子供に与え続ける事を選んだ、永遠の少年漫画家です。 ↑ まさに、この通りといえますね～ ＞読みたいねえ、これ！ ↑ 少年漫画に愛着がありましたら、大人になっても 楽しく読めると思います。 天さんも、きっと私と同じように、小学生の頃に 少年漫画に触れて育ったのだと思います (2010.12.01 01:44:11)
＞紙の中にもう一つの世界が広がっていて、そこに入れるというのは、大きな憧れでした♪
↑ ケーナさんは、とても想像力豊かな憧れをお持ちだったのですね。 読まれた本などから、影響を受けたのでしょうか。 ＞オールカラーの色使いも温かく、登場人物たちも明るく優しい雰囲気で、拝見していて心癒される思いです(*^-^*) ↑ 全ページのカラーは、本当にいいですね。 絵本や紙芝居などの児童向けのものは 皆カラーですよね。やはり癒されるものがありますね～ (2010.12.01 02:03:52)
＞Ｕボー 知らなかったです。
＞初めてです＾＾。 ＞ドラえもんとリンクしてますね。 ↑ ３０年以上前に、｢こども新聞｣という読み物を 読んでいた子どもたちしか知らないですからね。 基本的にドラえもんとつながりを持っている 親しみやすいマンガですね～ (2010.12.01 02:07:03)
このマンガは知らなかったです・・・
え？ドラえもん？って思っちゃいました♪ 見た目も内容も似ててやっぱり「ほわ～ん」としていて癒されます（笑） ってか、道具同じのあるんですね（笑） ドラえもんがムリならＵボーをサンタさんにお願いしようかな♪ (2010.12.01 13:27:43)
知らなかったですねぇ。
でも、まりちゃん、すすむちゃんっていうお名前にも ちょっと時代を感じたりします。 児童SF！子どもの夢が膨らむ楽しみな分野ですね！^^ (2010.12.01 13:53:42)
Uボー知らなかったですね。
2ページだけど、179話ってスゴイですね。 ドラえもんのようで、ドラえもんよりシンプルでイイですね。NHKの子供番組に加えていただきたいですね。いないばあとか、おかあさんといっしょの時間帯くらいに。 きっと子供たち夢中ですよ。 (2010.12.02 00:11:17)
＞え？ドラえもん？って思っちゃいました♪
↑ ドラえもんを原型に、園児まで読めるように 掘り下げた児童SFマンガですね。 ＞ってか、道具同じのあるんですね（笑） ↑ 無理やり違う名前にするより あえて同じ所を狙った感じもありますね～ ＞ドラえもんがムリならＵボーをサンタさんにお願いしようかな♪ ↑ Uボーも家にいてほしい存在ですよね～ お願いしたくなる気持ち、よく分かります(笑) (2010.12.02 02:14:59)
＞まりちゃん、すすむちゃんっていうお名前にも
＞ちょっと時代を感じたりします。 ↑ 今では、男の子の名前には｢すすむ｣という子どもは いないかもしれませんね。名前も時代とともに変化しますね。 ＞児童SF！子どもの夢が膨らむ楽しみな分野ですね！^^ ↑ 近いジャンルは、出ているのでしょうが これぞ｢児童SF｣という分野が生まれてほしいですね～ (2010.12.02 02:18:28)
＞2ページだけど、179話ってスゴイですね。
↑ ３年半の連載が凝縮されてますよ～ 児童向けですが、読み応えあります。 ＞NHKの子供番組に加えていただきたいですね。いないばあとか、おかあさんといっしょの時間帯くらいに。 ＞きっと子供たち夢中ですよ。 ↑ それは、素晴らしいアイデアですね。 NHKと小学館に伝えたいです(笑) 子どもたちへの優しい眼差しを持ったF先生の 児童SFを、今の子どもたちに広めたいですね～ (2010.12.02 02:24:49) |
