|
カテゴリ:『ドラえもん』
ドラえもんの道具に頼りきり
だらしない姿を見せるのび太・・・ これは、ドラえもんでは 定番のパターンです。 『のび太もたまには考える』という作品では かつてないほど、のび太がドラえもんの道具に 依存してしまい、だらしなさの暴走を見せてしまいます。 ドラえもんは、のび太から離れてしまうのか・・・!? 皆さんも、一緒に見つめてみましょう。 『のび太もたまには考える』 ストーリー ■ 大いに困っているのび太 ![]() ■ ドラえもんは「がんばってちょーだい」の一言 ![]() ■ そんなのは甘えであり悩みではない ![]() ■ 本気で悩んでみろ!! ![]() ■ 悩みぬけば新しい道が開ける ![]() ドラえもんの言葉に、のび太は気持ちを入れ替え 机に向かうのでした・・・ ■ 気が乗りかかった頃におつかいを頼まれる ![]() のび太が、せっかく勉強を始めたところだったので ドラえもんは、代わりに行くといい出したけれど・・・ ■ おつかいも教育だと強制させられてしまう ![]() ■ 遠いので時間をとられてしまう ![]() ■ 「能力カセット」 ![]() ■ どんなことも一流にこなせてしまう ![]() 足が速くなる、「マラソン選手」のカセットを探す。 ■ カセットは自然に体に入っていく ![]() ■ のび太は一流のマラソン選手に ![]() 遠くの電気屋も、あっという間にたどり着き おつかいもパパッと終わらせてしまった。 ■ のび太に魔が差す・・・ ![]() のび太は、すっかり「能力カセット」の 魅力に取りつかれてしまった。 ■ 「数学者」のテープを見つけてしまう ![]() ドラえもんは無言。 ■ やはりテープは万能 ![]() ■ そして翌日 ![]() ■ 物思いにふけるドラえもん ![]() のび太のだらしなさが引き起こした結果なのですが 振り返ってみると、のびママがおつかいを頼んだことから 悪い方向に行ってしまいました。 のび太にとって、運が悪かったともいえます。 せっかく、やる気が起きていただけに、惜しまれます。 ■ テープのおかげでテストは満点 ![]() 学校の授業も1時間で終わりますので テープの効果もバッチリです。 ■ ご満悦ののび太 ![]() またしても、ドラえもんは無言。 ■ のび太の暴走が始まってしまう・・・ ![]() ■ ぼくなんかいなかったほうが・・・ ![]() ■ 部屋を出てゆくドラえもん・・・ ![]() 道具依存症になってしまったのび太には ドラえもんの心境は分からない。 またしても、のび太くんの悪いくせが出てしまいました。 ここで、読者の皆さんは 「のび太はだらしないなあ」と 思うところでしょう。 さて、のび太くんは小学生です。 そばには、神様的存在ドラえもんがいます。 皆さんが、小学生の頃、もしもドラえもんがいたら のび太くんのようにはならず ドラえもんの道具は、私利私欲のために一切使わず すべて、世のため人のために使っていたでしょうか・・・ 「小学生の私だったら、絶対に私利私欲に使いません。 社会のため、平和のために使います」 そういいきれる人はいるのでしょうか。 ドラえもんのマンガを読んで、私利私欲に使うことを 一度も想像しなかった人はいるのでしょうか。 今回の「道具依存症」は、私たちの心の中に潜む 弱さであり、情けなさであり、だらしなさでもあります。 この話は、子どもの頃の私にも、とても大きなテーマであり ずっしりと重くのしかかりました。 のび太を見放してしまったドラえもん。 果たして、のび太の行く先は・・・ 続きます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[『ドラえもん』] カテゴリの最新記事
|