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生まれ変わりというのは
科学的に説明できるものではなく 理論もなく、証明もできないので 反対されれば、それまでかもしれません。 個人的には、賛成も反対もしないのですが チベットの最高指導者のダライ・ラマ14世を見ると 生まれ変わりを、信じられるような気もします。 「ダライ・ラマ」というのは名前ではなく称号で 14代も受け継がれています。 今まで、後継者は、ダライ・ラマの生まれ変わりと 認められた子供が選ばれています。 ですが、指導者には誰にでもなれるものではありません。 それに、将来の道は、スポーツ選手や音楽家や会社員など 職業が変わる可能性の方が、はるかに高いのは明らかです。 途中で反抗期を起こす可能性だってあります(笑) ですが、生まれ変わりと認められた子供たちは 皆、ダライ・ラマとして指導者の道を歩んでいます。 これは、偶然を通り越しているように思えます。 さて、長くなりましたが、本日は転生についてのお話です。 藤子・F・不二雄先生のスコシフシギな SF短編 『影男』を紹介したいと思います。 < 『影男』 ストーリー > ■ 生まれくる以前の記憶とは・・・ ■ 世の中に 生まれ変わりの証言は多々ある 青木は、女の子の友だちに転生の話をしていた。 女の子の名前は、倫子。 ■ 皆 誰かの生まれ変わりかもしれない ■ おじいさんの視線を感じる ■ おじいさんは 倫子を見ているようだった 倫子の隣の家に いつの間にか、おじいさんが越してきた。 ■ 倫子はテスト勉強を始めるが・・・ 明日は、テストなのだが ついついマンガを読み始めてしまう。 ■ 電話がかかってきた 倫子に、今すぐ勉強するようにいってきた。 相手は、誰だか分からない・・・ ■ そして翌日 テストは悪い結果に 電話でいわれたことは当たっていた。 しかし、相手はなぜ倫子の行動を知っていたのだろうか・・・ ■ 再び電話がかかってくる 名前は分からないが、また同じ相手だった。 父親についていくように命令される。 ■ 倫子の父親に 電話がかかってくる 父親は、泊りがけで出かけることになった。 ■ 倫子は 青木に相談する 電話で命令を受けたが、従いたくなかったので 倫子は、父親についていくのはやめた。 ■ 一度 予告を当てたので信じている部分もあった それにしても、電話の主は いったい誰なのだろう・・・ ■ そして倫子は 家に一人になってしまう 父親が家を出た後 母親もついていくことになってしまった。 ■ 夜中 倫子は人の気配を感じる 例のおじいさんだった。 ■ 家を空けるように忠告される 倫子は狙われているという・・・ 鋭い牙が襲いかかるという・・・ ■ おじいさんは何でも知っている 玄関はカギをかけていたのだが 壊れている場所を知っていたのだった。 ■ 青木は おじいさんに直接会うことに おじいさんの行動は行き過ぎていると感じ 青木は、文句をいいに行こうと決める。 ■ ついに おじいさんと1対1で会う おじいさんは、青木のことを知っているという。 しかし、幼なじみとは、どういうことなのだろうか。 ■ おじいさんは語る 倫子を家から離さねばならないという。 ■ 転生の話が始まる なんと、おじいさんは 倫子の生まれ変わりだという!! ■ おじいさんの話に混乱する青木 生まれ変わりなら、死んでからのはずだが・・・ 時の流れは一定ではないらしい。 ■ 真相が明らかに・・・ 倫子は、ライオンに襲われるので 絶対に、家にいてはならない。 ■ おじいさんの話を伝える 倫子は、信じたくもないし、信じられなかった。 それは無理もないことだった。 ■ 夜 倫子から電話があり 駆けつける青木 やはり倫子は、おじいさんの話を信じていた。 倫子は、たまらなく不安になった。 ■ ライオンは本当にやってくるのか? ■ 何かがいる・・・ ■ ライオンが倫子の家にやってきてしまった!! 必死に抵抗するも、あまり効果もなく大ピンチに・・・ 果たして、倫子と青木の運命は・・・ ライオンは、家の中にまで侵入してきますが 二人は助かります。 さて、倫子が助かったのなら 生まれ変わりであるおじいさんはどうなってしまうのでしょう・・・ 倫子がライオンによって死ななければ その体験を知る、生まれ変わりのおじいさんも この世にいないはずですが・・・ 少し不思議どころか すごく不思議な転生ですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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