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スコシフシギな世界-藤子・F・不二雄ブログ

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『みきおとミキオ』

2011年04月23日
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何気なく見ていたバラエティで
なかなか面白そうな特集がありました。
23日の番組です。


 < 『飛び出せ! 科学くん』より>

■ 神秘の洞窟の探検です
洞窟 神秘 一般人立ち入り禁止

とにかく美しいという洞窟なのですが
一般人は、立ち入り禁止とのことです。


■ 今回は専門家と一緒に特別にTVカメラから拝見できます
洞窟 石筍

まるで、人が作ったかのような柱があります。
一見、驚きはないと思いますが・・・


■ 「石のタケノコ」と書いて「石筍」(せきじゅん)といいます
洞窟 石筍 天井からしずく

この石筍は、天井からポタリと落ちてくる滴からできています
その滴の中の、小さな小さな物質が溜まって積もっていきます。


■ どう見ても最低160cm以上はあります
洞窟 石筍 天然記念物


1cmの高さになるまで130年かかるというのです!!
1cmは、指1本の太さよりも小さいですよ。絶句です!!
石筍も洞窟全体も、天然記念物に指定されてます。


この石筍の高さは分かりません。
男性陣の身長も分かりませんので
推定になるのですが、もし170cmくらいだとしますと
130年(1cm)×170=22100年 という数字になります。

石筍が見れたことも感動なのですが
およそ2万年という、文字通り「積み重なった」歴史が
こうして拝めることができたのが大感動でした。
どうか地震で崩れませんように!!!!


この洞窟を見ていたら
「みきおとミキオ」を思い出してしまいました。

数万年(あるいはそれ以上昔)の歴史が
実際にこうして、洞窟で実在しているのなら
100年先の未来とつながっていても
不思議ではないと、思えてしまいました。


< 「みきおとミキオ」あらすじ >

みきおくんの近所のほら穴が、100年先の未来と
つながっていて、自分と瓜二つの少年に出会います。



 『 昆虫園でデート』より

■ 未来へ行くのが楽しみ
みきおとミキオ 昆虫園でデート 未来の世界 夢 夕方

顔は双子のようにソックリなので
服を交換するだけで、入れ替わりが完了します。


■ マリちゃんと出かける約束があった
みきおとミキオ 昆虫園でデート マリコ ポンチ

入れ替わりで来ているので
もちろん、この約束も知りません。


■ 昆虫園に到着
みきおとミキオ 昆虫園でデート 虫 セミ 蝶

その名のとおり、昆虫だらけの場所だった。
辺りには、セミや蝶がいる。


■ 未来では虫の居場所がなくなっていた
みきおとミキオ 昆虫園でデート 生きた虫 設備


■ 虫たちに驚くマリちゃん
みきおとミキオ 昆虫園でデート トンボ カブトムシ アリ マリコ

「みきおとミキオ」では、未来の最先端の姿がメインではなく
未来の視点から現代を映し出しているのが特徴ですね。


 『 科学的大どろぼう 』より

■ ほえるポンチ
みきおとミキオ 科学的大どろぼう ポンチ ほえる

「ポン、ポン」とほえるから「ポンチ」なのでしょうか?(笑)
鳴き声を「ポン」と表現できるF先生は、本当に頭が柔軟でおられます。


 『 ポンチがしゃべった 』より

>原稿紛失により印刷物から複写(注意書き)
ということで、画像がやや荒くなっています。

■ 未来では生き物も手術で話せるように!!
みきおとミキオ ポンチがしゃべった 手術 ペット 言語中枢 声帯

未来のことに詳しくないみきおは
マリちゃんから手術の話を聞く。


■ ポンチを手術させる
みきおとミキオ ポンチがしゃべった 手術 友達付き合い ざっくばらん

今まで鳴くことしかできなかったポンチが
しゃべれるようになりました。


■ なんとポンチは女の子
みきおとミキオ ポンチがしゃべった 女の子 お言葉に甘えて

意外とおしゃべりなのが面白いですね。
みきおのなで方は、毛並みと逆だったんですね(笑)

ポンチがしゃべれることによって、物語としては
ふくらみやすくなるので、仕方ないのですが
個人的には「ポン、ポン」と鳴いていた頃も好きでした。


藤子作品では、主人公のそばにいる
ロボットや不思議な生き物は、男性キャラが多いので
ポンチが女性キャラなのは、珍しいことです。

 < F作品における主人公(少年・少女)の主なパートナー >

ドラえもん(のび太)、Q太郎(正太郎)、コロ助(キテレツ)
チンプイ(エリ)、コンポコ(魔美)、ブービー(みつ夫)
バケル(カワル)、ゴンスケ&モンガー(21エモン) などなど
み~~~んなオス(男性キャラ)なのです!!

ドラミちゃんは、女性キャラですが
のび太のパートナーではないですし
がん子ちゃんは、「パートナー=一緒に手を組む」という
定義には当てはまりません。
パー子も、正体を明かしていないので
ちょっとパートナーとまではいきませんね。
オナベさんは、21エモンと冒険には行かないので、ちょっと弱いです。
ポンチ以外の女性キャラはミウミウ(バウバウ大臣)ですね。


 『 水着は海底に 』より

■ みきおはマリちゃんと海へ行くことに
みきおとミキオ 水着は海底に 海の家 地下 着替え


■ 海も人工設備だった
みきおとミキオ 水着は海底に ビルがぎっしり
みきおとミキオ 水着は海底に 砂浜

しかし、海はビルと一体に建てられていた。
どうやら海も、人工スキー場のように管理されているようです。


ジャンルは、明らかに小さな子供向けの
立派な児童マンガなのですが
未来の描写は、風刺や警鐘とも受け取れ
大人になって読み返すと、F先生は
見事なSF世界を描いていることに気づかされますね。
とても’74(昭和49)年に描かれた作品とは思えません






最終更新日  2011年04月24日 05時23分25秒
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2011年04月13日
トンネルを抜けると
そこは雪国であった
という話がありますが

これからお話する作品は
ほら穴を抜けると
そこは100年後の未来であった
というお話です。

■ 「みきおとミキオ」


藤子・F・不二雄 大全集 みきおとミキオ・バウバウ大臣


小学4年生のみきおくんが
自分ソックリの少年に出会い、しかも
相手も「ミキオ」といい、名前まで同じという
運命的な出会いを果たします。


 < 第1話 『100年後の世界へ』 >

■ 物が消える事件が・・・
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 物がなくなる

みきおくんだけでなく、父親も困っているらしい。
泥棒がいるのか?


■ 不思議な生き物が現る!!
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 ポンチ 不思議な生物

みきおくんの目の前を
丸っぽい生き物が横切った。


■ そして翌日 ふたたび
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 追いかける 犬

公園で友達と遊んでいると
昨日の犬が、また姿を現す。


■ 不思議な犬を追い詰めた
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 ほら穴 変わった犬

追いかけると、ほら穴にたどり着く。
行き止まりになっている。


■ 捕まえようとしたとき・・・
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 ほら穴 追いかける

イヌは落下して姿を消してしまった!!


■ みきおくんも 足を滑らして落ちてしまう
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 ほら穴 消える


■ 落下してしまった みきおくんは・・・
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 場所移動

不思議なことに、まったく違う場所へ着いていた。
どうやら、ほら穴ではない様子だった。


■ 見知らぬ場所に来てしまい困るみきおくん
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 元の世界


■ 黒いイヌを追いかけると・・・
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 ポンチ 学習タイム

母親ソックリの女性が現れ
授業があると、分からぬことをいわれる・・・


■ ただただ不可解
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 さっぱり分からない

これは、いったい
何が起きているのだろうか?


■ すると少年がやってくる
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 瓜二つ ご対面

なんと、自分と瓜二つの少年が目の前に!!
みきおも、少年も、二人でビックリする。


■ そして謎が解ける
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 大発見

「ポンチ」という名の黒いイヌが、みきおくんの家から
いろいろと物を持ち出していたのだった。


■ みきおくんが来た所は 2074年の世界だった!!
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 2074年 未来 子孫

なんと、はるか未来にたどり着いていた。
みきおくんの時代(1974年)から100年後の世界だった。


■ みきおくんの来た場所をさぐってみる
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 二人で場所移動

ジャンプしてみると、さっき
みきおくんがいた、ほら穴にたどり着いた!!


■ タイムトンネルでつながっていた!!
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 タイムトンネル 100年の時間 洞穴

ほら穴は、現代と100年後の未来が
つながっているタイムトンネルだった。


■ 二人は同じことを考える
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 未来の世界 過去の世界 入れ替わる

未来の少年も、名前は「ミキオ」
すべてがソックリな二人は入れ替わりを提案する。


■ お互い服の交換をする
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 ほら穴 入れ替え 教え合い

二人は、それぞれの生活で困らないように
身の回りの情報を交換し合った。


■ そして それぞれ過去と未来を楽しむ
みきおとミキオ 藤子・F・不二雄 ほら穴 1時間後 入れ替わり

こうして、みきおくんは未来の生活を楽しみ
未来のミキオくんは、昔(1974年)の生活を楽しむのでした。

『みきおとミキオ』で繰り広げられる
100年後の楽しい世界は
また、次回に紹介したいと思います。
同時収録の『バウバウ大臣』も、近いうち取り上げます。


「みきおとミキオ」を読み終わったあと
私は、あの「王子と乞食」を思い出しました。
有名な作品なので、多くの方が知っていると思いますが
双子のようにソックリな、王子の少年とこじきの少年が
お互いの好奇心で、入れ替わってしまうお話です。

王子の方は、お金持ちではあるものの
たいくつな生活から逃れて、自由になりたいと思い
一方、こじきの少年の方は、毎日が貧しい生活なので
豪華な生活に憧れます。二人の望みは見事に一致し
服を取り替えて、入れ替わりを始めます。

子供の頃、絵本で読みましたが、強く印象に残ってます。
内容がとりわけスゴイ、という訳でなく
子供なら(大人でも)、思わず憧れてしまう
豪華なお城での、優雅な生活は、魅力を感じます。
そして、思ったよりも楽しくないという
王子の生活ぶりは、子供ながらに
「何でも、いいことだらけじゃないんだな」と
感じるもの、得るものも、あったように思えますね。

実は、藤子不二雄先生は
「王子と乞食」(当時は「こじき王子」の名称)を
オバQよりも、ずっと昔に、マンガで描いています。
メジャーデビューの前ですね。
担当したのは、A先生だったのですが
構成は、A先生とF先生の二人で練ってます。

外見がソックリで、お互いが入れ替わり願望を持ち
服を交換して、全然違う生活を送る・・・
という設定は共通点がありますね。
国内外の名作から、面白い部分は模倣し
そこに、新たに自分のアイデアを加えて
別の作品に仕立てるのは、それはそれで
立派な創作法だと思います。

ただ、「みきおとミキオ」で、おいしい部分は
時間を決めて、ちょっとだけ楽しみ
いつでも自分の世界へ戻れるところですね。
まさに理想的なタイムトラベルですね~






最終更新日  2011年04月14日 01時40分45秒
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