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カテゴリ:現代詩ー戦い
脅したり
賺したり して 世界を構築してきた から 脅したり 賺したり し続けなければ ならない ぼくは 脅したり 賺したり し続ける 運命なんだ ずっと 脅したり 賺したり し続けるんだ そんな人相に なっちまった そんな怖い 人相に なっちまった なっちまった なっちまったんだ で ぼくは いつやめることが出来るんだろう いつやめさせてくれるんだろう いつなんだろう いつまでぼくに こんな人相で 怖い顔で ひとを 脅したり 賺したり し続けなきゃ なんないんだろう なんないんだろう いつまで なんだろう ぼくが 幸せそうな 顔をして ひとびとを 受け容れる日は いつになるんだろう 脅したり 賺したり することで ぼくはひとに 認められちまったもんだから ずっと ずっと 脅したり 賺したり しなきゃなんないんだ ぼくは こんなことしたくはないんだ ほんとうは こんな怖いぼくを 続けたくはないんだ ほんとうは ぼくは誰でも 気前よく 受け取ってあげたいんだ 気前よく 受け容れてあげたいんだ 気前よく ぼくは 認めてあげたいんだ だからね ぼくは ぼくの考えに 嵌っちまっているのかもしれないんだ ひとは信じるな ひとを信じる 顔をするな ひとは騙すことが簡単だ ぼくを騙せれば ひとを騙すことは簡単だ ぼくを騙して ひとを欺く ことは簡単だ そうやって ぼくは世界を構築してきたんだ そうやって ぼくは生きてきたんだ これからも変更することはないんだろう ぼくはずっと 平和なんか信じない 信じないから 疑ってかかる ぼくはひとを 疑ってかかるんだ ずっと ずっと 疑ってかかる人生なんだ ぼくは 怖い人間だ ぼくは 脅す ぼくは 賺す 平気なんだ そんな人間なんだ 平気なんだ 脅す 賺す そうやって世界を 構築してきたんだ だから いまさら やめられないんだ そうやって構築してきたものだから いまさら やめられないんだ だから ぼくは 脅す 賺す お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/03/06 07:03:07 AM
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