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カテゴリ:現代詩ー母系
ぼくは
ママから 眼差しを感じている ママからの 眼差しは ぼくを子供にする ぼくが子供であることは ぼくの身体の中に 朝の光りの 量を 増やす 朝の光りの 量の中で ぼくは ママを 求めている ママは 予定されたものではない ママとは 期待かもしれない ぼくという この過敏症に ママは 何を 期待するんだろう 愛という 一言で 済ましてしまうには 愛という言葉の容量が ぼくには狭すぎる 朝の光りの 量の中で ぼくはママを感じる ぼくの中に ママがいて そうして ママがぼくに 眼差しを向ける ぼくの中のママが ぼくの中で 光度を増していく お腹と胸のちょうど中間地帯で ぼくのママが 光度を増していく 失われた記憶の反対側に ぼくのママが 光度を増していく 増していく ぼくのママが 光度を 増していく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/03/08 11:56:41 PM
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